まめ得のタネ

プロカメラマンに聞くスマホ撮影術(2)~カメラの使い方を覚えよう~

出典:photoAC

 

プロのカメラマン・中村年孝さんに聞くスマホ撮影術の連載第2回目のテーマは「カメラの使い方を覚えよう」です。カメラの使い方はもう知っているよ? と思った方もいるかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。ただカメラアプリを立ち上げてシャッターを押すだけとは違う、素敵な写真が撮影できるようになりますよ。

 

 

撮影時、カメラアプリは何をしてくれているの?

 

「カメラアプリを立ち上げて、撮りたいものにレンズを向ければ簡単に撮影できるのがスマホのありがたいところですが、その時、カメラアプリはいくつかのことを自動的にやってくれています」(中村さん・以下同)

 

出典:photoAC

 

「撮影時にカメラアプリがしていることは主に2つあります。それは『ピント合わせ』と『明るさの調整』です。ピントが合っていない、思ったよりも暗い、あるいは明るく撮れてしまうという失敗は、腕の問題ではなく、カメラアプリと撮るご本人の意見が合っていないだけなのです」

 

 

撮りたいものをタップしてピントと明るさを合わせる

 

「撮りたいものが明確な場合、画面内のその対象物をタップしてから撮りましょう。タップとは画面を指でポンと触れてすぐに指を離す動作のことを指します。多くのスマホカメラでは、タップしたものにピントと明るさを合わせてくれる機能がついています。何もしないと画面の中央にあるもの、より手前にあるものにピントを合わせようとするので、特に画面の端っこに撮りたいものがある場合は必ずタップしましょう。明るさもタップした箇所が明るくなります」

 

<遠くの建物をタップ>

出典:中村さん提供

 

<近くの花をタップ>

出典:中村さん提供

 

 

 

「そこから、さらに細かい調整ができるスマホもあります。これは、露出補正という機能です。スマホによって方法が異なりますので、説明書で確かめてみてください。露出補正機能がない場合は、画面の中に極端に明るい部分や暗い部分を排除することで対応は可能です。例えば風景の場合、明るい空を多く入れると地表部分は暗くなり、逆に地表部分を多く入れると空は真っ白に飛んでしまいます。画面の中に入れる画角を工夫してみましょう」

 

 

<空を普通に撮影。木々が暗く写る>

出典:中村さん提供

<露出補正で木々を明るく調整>

出典:中村さん提供

 

 

<ひまわりを普通に撮影。少し暗い>

出典:中村さん提供

 

<露出補正で、花弁がイキイキと>

出典:中村さん提供

 

 

たいていのスマホは「暗めに写す」を覚えておこう

 

出典:photoAC

 

「一般的なスマホはちょっと暗めに写りがちです。明るめに調整して撮るだけで写真が映えるようになるので、ひと手間かけて明るく印象の良い写真を手に入れましょう。

たとえ暗く写ってしまった写真があっても、後から明るくすることもできます。その方法はまた次回以降にお届けしますのでお楽しみに!」

 

 

中村カメラマンのプロフィール

 

寫眞家 中村 年孝
東京工芸大学 芸術学部写真学科 卒業
現在フリーランスとして活動
商業写真撮影を中心に、文化財・歴史資料撮影も手がける。
また、映像制作やドローン撮影も行っている。
ライフワークとして年齢、性別、国籍など一切問わず
100万人を目標に " 笑顔 “を撮影し続けている作品
「Happy Face Photo」を制作。
趣味はホッキョクグマの観察と撮影。

http://toshitaka-nakamura.com/

 

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