シミ・穴あきの服まだあきらめないで!刺繍で可愛く手直し
お気に入りの服についてしまった落としきれないシミ、服や靴下などにできてしまった穴あき、あきらめていませんか?
とくに、大事にしている服は、また着たいという思いが残り、手放せずにいるかもしれません。新しいものを買うのは簡単ですが、愛着のあるものを捨てるのは勇気がいるもの。
そこで、今回お届けする「まめ得」ワザが「刺繍糸を使った手直し」です。刺繍糸でちくちくと、好きなモチーフに手直しすることで、さらに愛着のわく、長く大切に使えるアイテムに生まれ変わります。
服についてしまった落ちないシミ
出典:筆者にて撮影(落ちないシミ汚れ)
食事中に服についてしまった醤油やケチャップなどのシミ。
クリーニングでも落としきれなかったシミは、刺繍で可愛くリメイクしましょう。
シミの大きさに合わせて、好きなモチーフをチャコペンで下書きし、その上からちくちくと縫っていきます。
出典:筆者にて撮影(星のモチーフで手直し)
今回は星のモチーフを、シミのある場所に散りばめました。柄のないシンプルだった服が、いろいろな色を使ったので可愛い仕上がりになりました。
切り裂けてしまった、服の穴あき
出典:筆者にて撮影(切り裂け穴)
どこかで引っ掛けて出来てしまった、服の切り裂き穴。
ひどい場合には数センチに渡って裂けてしまうこともあるかもしれません。布と布を縫い合わせてから、刺繍していくといいです。ほつれがひどい場合は、ほつれ止めを使用してから刺繍していきましょう。
出典:筆者にて撮影(葉をかたどった刺繍ステッチ)
今回は、服の色に合わせてラベンダー色の葉のモチーフにしてみました。さりげないワンポイントが可愛らしいです。
靴下の穴あき
出典:筆者にて撮影(薄くなった靴下の裏側)
靴下にできてしまった小さな穴。これも刺繍糸で手直しが可能です。
モチーフで手直しをするのもワンポイントになって素敵なのですが、「ダーニング」というヨーロッパの伝統的な補修手法もおすすめです。
出典:筆者にて撮影(ダーニングで縫ったつま先の穴)
一回り大きいサイズで、縦糸を端から端まで縫った後、横糸を、縦糸を交互にくぐるように縫っていきます。
まとめ
筆者宅にはまだ小さな子供がいて、シミや穴あきは日常茶飯事。洗濯してもどうにもならない時は、このリメイク術をして長く使えるようにしています。自身の服だけでなく、お孫さんの服などにも好きなモチーフを刺繍してあげると、喜ぶ顔が見られるはず!
大事にしているものだからこそ、手直しをして、いつまでも大切に使っていきたいものです。