「不如帰」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (41)
出典:筆者作成
爽やかなこの鳥の鳴き声を聞くと、本格的な夏が迫って来た。そんな気持ちになる人も多いのではないでしょうか。そんな夏の到来をいち早く教えてくれる夏鳥を「不如帰」と言いますが、さて何と読むでしょうか。
ちなみに、万葉集や古今和歌集などの多くの和歌にも詠まれている、古くから日本人に親しまれてきたとても身近な鳥です。
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難読漢字クイズ「不如帰」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、不如帰(ほととぎす)でした。
ほととぎすの漢字表記には、「不如帰」以外にも「郭公」や「杜鵑」、「時鳥」、「杜宇」、「蜀魂」、「田鵑」、「子規」などさまざまのものがあります。その中でもこの「不如帰」は当て字であり、「ふじょき」と読まれることもあります。
ほととぎすは夜にも鳴く鳥のため、その年に初めて聞くその鳴き声を「忍音(しのびね)」と呼ぶそうですよ。なんだか風情がありますね。