マルヌシの「八戸サバ缶バー」サバの大トロ「八戸前沖さば」を!|からだに美味しいお取り寄せ(1)
ここ数年、ブームとなっているサバ缶。オメガ3脂肪酸の代表格であるDHA、EPAを多く含み、さらに生であれば捨ててしまう骨や皮もあますことなく詰め込むため、カルシウムも豊富とバツグンの栄養価で注目を集めています。
薬膳においてもサバは血行促進に優れた効果があり、ダイエット、肩こり、手足の冷えの改善に役立ちます。また女性にとってはシミ、クマにもよい「美容食材」。ぜひ、美と健康のために「サバ缶」で手軽に、日々の食事に取り入れましょう。
もくじ
八戸はサバ漁場の本州最北端。マルヌシのサバ缶が八戸みやげの新定番に
ブームのなかで、サバ缶のラインナップは多彩になり、郷土色豊かな「地方系サバ缶」も増えています。
「八戸サバ缶バー」は青森県八戸市の水産加工メーカー・マルヌシが「八戸みやげの新定番を作りたい」と開発したサバ缶です。
出典:マルヌシ提供(八戸前沖さば)
使用しているのは、青森が誇るブランドサバ「八戸前沖さば」。サバの本州における最北端の漁場である八戸。秋の早い時期からの海水温が下がった冷涼な環境で育まれたサバは、脂が身の全体に入り、肉でいえば霜降りのよう。いわばサバの「大トロ」ともいえる味わいを堪能できます。
出典:筆者にて作成(青森県八戸市はココ)
八戸前沖さばの美味しさをいかしながら、「バーで、さまざまなお酒を味わうように、いろいろなサバ缶を楽しむ」をコンセプトに、さまざまな味付けを検討。
30種類近くの味付けを検討した結果、「津軽海峡の塩」「ゆずこしょう」「グリーンカレー」「アヒージョ」「トムヤムクン」「ハバネロ」の6種類が2018年3月にデビューしました。
「八戸前沖さばで世界のグルメを味わう」というコンセプトで、八戸発タイ、スペイン、メキシコと世界各地の料理をアレンジ。カラフルでスタイリッシュなパッケージ、多彩な味付けが話題をよび、たちまち大ブレイクしました。
出典:マルヌシ提供(八戸サバ缶バー全ラインナップ)
2019年には、青森県では定番の調味料を使った「スタミナ源たれ」も加わり、累計60万缶の大ヒット商品となっています。
どの味もおすすめですが、今回は「津軽海峡の塩」と「スタミナ源たれ」をフィーチャー。アレンジレシピも紹介します。
「八戸サバ缶バー 津軽海峡の塩」八戸前沖さばの脂のりと旨みをストレートに堪能
出典:筆者にて撮影(マルヌシの八戸サバ缶バー 津軽海峡の塩)
「津軽海峡の塩」は、シンプルに八戸前沖さばの味わいを堪能できるサバ缶。
味付けに使われているのは、下北郡風間浦村「駒嶺商店」の「津軽海峡の塩」。
親潮と黒潮とが交わった津軽海峡の地底から汲み上げた地下海水を、20時間かけて煮詰めて作られたこだわりの塩で、まろやかな風味とコクがあります。八戸前沖さばの旨みを最大限に引き立てると採用されました。
出典:筆者にて撮影(マルヌシのサバ缶の中身は、見るからにしっとり)
缶をあけると、美しい銀色の皮目、見るからにしっとりした身。ひと口食べると八戸前沖さばならではのジューシーな脂が口の中に広がります。でもそれはこってりしたものではなく、身体になじむようなみずみずしさ。とろけるような身の食感、そして豊かな旨みにうっとり。塩味もほどよく、後味はスッキリとして、いくらでも食べられそうな味わいです。
出典:筆者にて撮影(マルヌシのサバ缶を大根おろしとしょうがで丼に)
おすすめは、「八戸サバ缶バー 大根おろしとしょうが丼」。ごはんの上に、津軽海峡の塩と、大根おろし、しょうがのすりおろしをのせて青じそを散らします。
最初はシンプルに、大根おろしとしょうが、青じそでサバの身だけをシンプルに楽しみます。これでおつまみにするのもおすすめ。
次にしょうゆをふってごはんと一緒に。サバの豊かな味わいをサッパリと堪能できます。
出典:筆者にて撮影(缶汁をかけてお茶漬け風)
そして、じつは津軽海峡の塩は、缶汁もとんでもない美味しさ! 八戸前沖さばの旨みエキスがしみこんだ、まさに「だし」ともいえる缶汁をごはんにかけて、しょうゆで味を調整していただくととまらなくなる美味しさ。お茶漬け風にしても最高ですよ。
「八戸サバ缶バー スタミナ源たれ」サバが「肉」に変身!?
出典:筆者にて撮影(マルヌシの八戸サバ缶バー スタミナ源たれ)
「八戸サバ缶バー スタミナ源たれ」に使われているのは十和田市・上北農産加工株式会社の「スタミナ源たれ」。通称「源たれ」は、同社の30年にもわたるロングセラーで、青森ならではのリンゴやニンニクをたっぷり使い、容器の下には沈殿するほどたっぷりさまざまな生野菜をブレンドしたものです。
コクと風味がバツグンのタレで、青森県の家庭の冷蔵庫には「必ずある」といわれるほど定番中の定番アイテムです。
ただし、開発に際しては源たれを缶詰にそのまま使うとサバから出た水分で味が薄くなったり、加熱によって風味が変わって苦労したそう。源たれの味わいをそのまま再現すべく、タレそのものをサバ缶用に調整して完成させました。
出典:筆者にて撮影(肉を上回る美味しさ)
その味わいはサバが「肉」化するという驚きの仕上がりです。そもそも青魚のなかでも「肉に負けないパンチ」があるサバ。
源たれがからんだ皮目のトロンとした部分は、まるで「霜降り」。
血合いの部分は、まるで「カルビ」。
コクうまなサバは肉を上回る美味しさです。しかも、源たれ効果で、「後引く味わい」。おかずにすると、ごはんがどんどん進みます。
出典:筆者にて撮影(マルヌシの八戸サバ缶バー スタミナ源たれとピーマンの炒めもの)
おすすめのアレンジレシピは「マルヌシの八戸サバ缶バー スタミナ源たれとピーマンの炒めもの」。作り方はとってもカンタン。2人分の場合は、フライパンにごま油を入れて熱し、乱切りにしたピーマン2個、スタミナ源たれ1缶を缶汁ごと入れてザッと炒めます。
ピーマンと源たれがしみたサバは相性バツグン。ほろ苦ピーマンが、サバの味わいをキリッと引き締め、コクのあるサバがピーマンのみずみずしさを引き立てます。ビールやハイボールのおつまみにぜひ!
■八戸サバ缶バーの詳しいご案内やお取扱店情報は、マルヌシ 八戸サバ缶バー特設サイトへ