「咄嗟」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (261)

出典:筆者作成
日常生活の中で、考えるより先に体が動いてしまう瞬間があります。例えば、落ちそうな荷物を思わず手で支えたり、つまずきそうになった子どもを反射的に抱きとめたりといった場面です。
こうした行動は、深く考えて判断した結果ではなく、瞬間的な反応によって生まれます。人間の脳は危険や変化を察知すると、無意識のうちに体へ指令を出す仕組みが備わっているためです。
このように、ほとんど一瞬のうちに起こる判断や動作を表す言葉が、今回の難読漢字「咄嗟」です。さて、この言葉は何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「咄嗟」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、咄嗟(とっさ)でした。
咄嗟(とっさ)とは、非常に短い時間のうちに起こる判断や行動を指す言葉です。「咄」は短い声を発するさま、「嗟」は驚きや嘆きを表す漢字で、合わせて“思わず声が出るほどの一瞬”という意味を持ちます。
咄嗟の判断は、経験や反射神経が大きく関わっており、意識していなくても体が動くことがあります。例えば、熱い鍋に触れそうになって手を引っ込める、転びそうな人を支えるなどが典型的です。
日常の中で誰もが自然に行っている行動ですが、改めて漢字を見ると読み方が難しい言葉のひとつです。

