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蒙古襲来から日本を守った〝元寇防塁〟を作った幕府とは?|旅する雑学(188)

出典:photoAC(蒙古襲来から日本を守った「元寇防塁」)


元の攻撃に備えて、当時の幕府は九州各地の御家人に命じて、12763月から約半年間という急ピッチで、博多湾の海岸沿いに約20kmにわたる石垣を築かせました。

 

この石垣は当時「石築地」と呼ばれ、博多は「石城」とも呼ばれるようになりました。「元寇防塁」は、大正時代の考古学者による命名で、現在ではこの名称が一般的です。さて、この「元寇防塁」を築かせる司令を発した幕府とは?

 

 

旅する雑学「蒙古襲来から日本を守った〝元寇防塁〟を作った幕府とは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC「元寇防塁」を作った幕府は鎌倉幕府でした)

 

正解は、「 鎌倉幕府 」でした。

 

1281年、元は再び日本に攻めてきました(弘安の役)。しかし、「元寇防塁」に阻まれ、博多の地に上陸することができませんでした。元軍は松浦近海などにも展開しましたが、長引く戦いの最中、暴風雨により、軍船の多くが沈没や損壊するなど大損害を被ったことから、退散したと言われています。

 

元との戦いの最前線であった福岡には、博多湾を囲むように今でも数多くの蒙古襲来に関係する史跡が残っています。

 

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