電動ベッドのおすすめランキング10選!選び方も解説
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寝起きの補助、適切な寝姿勢の維持に効果的な電動ベッドは、介護目的以外でも注目されています。
自身や家族がより快適に眠れるよう、電動ベッドの購入を検討している方は少なくないでしょう。
しかし電動ベッドの種類や価格帯には大きな幅があり、電動ベッド選びでは悩んでいる方もいるでしょう。
電動ベッド選びでは、重視しているメリットや価格帯、使いやすさを中心として必要な製品を厳選してみてください。
本記事では、人気の電動ベッド10選と電動ベッドのメリットやデメリットを解説します。
電動ベッドの選び方も細かく解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
- 1 電動ベッドとは?
- 2 人気の電動ベッドおすすめランキング10選
- 2.0.1 1位:アイリスオーヤマ 電動リクライニングベッド
- 2.0.2 2位:アイリスオーヤマ 電動ベッド OTB-KDH
- 2.0.3 3位:ニトリ AX-BE735N
- 2.0.4 4位:WALTZ(ワルツ) 電動ベッド
- 2.0.5 5位:アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド AX-BE635N
- 2.0.6 6位:アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド AX-BE556
- 2.0.7 7位:パラマウントベッド Q-AURA(クオラ)3モーター KQ-63330
- 2.0.8 8位:アテックスベッド AX-BE580
- 2.0.9 9位:フランスベッド レステックスー01FN
- 2.0.10 10位:パラマウントベッド インタイム1000
- 3 電動ベッドのメリット
- 4 電動ベッドのデメリット
- 5 電動ベッドの選び方
- 6 電動ベッドがおすすめできる方
- 7 電動ベッドに関するよくある質問
- 8 まとめ
電動ベッドとは?
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電動ベッドとは、電気の力でベッドの角度を調節できたり、ベッドの高さを変えたりできる製品です。
介護用として使用されるケースもありますが、睡眠の質を高めるためのサポート機能もあり、現在ではリラックスを目的として幅広い方に愛用されています。
電動ベッドに近い製品には、介護ベッドがあります。
介護ベッドは介護専用に使用される電動ベッドで、介護者の負担を軽くする目的で導入されます。
介護用に使用する場合、介護ベッドを非課税で購入できるケースもあるため、厚生労働省の基準を確認してみてください。
参照元:消費税法施行令第十四条の四の規定に基づき厚生労働大臣が指定する身体障害者用物
電動ベッドにはさまざまな種類や機能があり、状況に適したものを選ぶことが重要です。
人気の電動ベッドおすすめランキング10選
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ここからは、ランキング形式でおすすめの電動ベッドを次のとおり10個紹介します。
1位:アイリスオーヤマ 電動リクライニングベッド
2位:アイリスオーヤマ 電動ベッド OTB-KDH
3位:ニトリ AX-BE735N
4位:WALTZ(ワルツ) 電動ベッド
5位:アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド AX-BE635N
6位:アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド AX-BE556
7位:パラマウントベッド Q-AURA(クオラ)3モーター KQ-63330
8位:アテックスベッド AX-BE580
9位:フランスベッド レステックスー01FN
10位:パラマウントベッド インタイム1000
ここからはそれぞれの特徴を紹介するので、どの電動ベッドを選べばよいのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
1位:アイリスオーヤマ 電動リクライニングベッド
アイリスオーヤマの電動リクライニングベッドは、3万円台で購入可能な電動ベッドです。
非常にリーズナブルな価格でありながら無段階リクライニングがあり、好みの角度に調整可能です。
さらにマットレスやリモコンがセットとなった完成品で届くため、組み立てや追加購入の手間もかかりません。
また折りたたみも可能であり、電動ベッドが不要なシーンでは折りたたむことで広げたときの7分の1サイズで収納可能です。
まずはリーズナブルなものから試してみたい方、電動ベッドのメリットを実感してみたい方は、アイリスオーヤマの電動リクライニングベッドを検討してみてください。
アイリスオーヤマ 電動リクライニングベッドの価格は通販サイトで38,182円(税込)です。
2位:アイリスオーヤマ 電動ベッド OTB-KDH
電動ベッド OTB-KDHには、移動用キャスターが付属しており、移動と固定が楽にできます。
軽量モデルで折りたたみもできるため、さまざまな場所に設置できるでしょう。
また電動ベッド OTB-KDHでは安全ストッパーが付いており、ベッドの端に腰掛けた場合でも浮き上がりを防ぎます。
電動ベッドが突然動かないか不安に感じている方には、安全ストッパー付きの電動ベッド OTB-KDHがおすすめです。
アイリスオーヤマ 電動ベッド OTB-KDHの価格は、通販サイトで40,449円(税込)です。
3位:ニトリ AX-BE735N
ニトリから販売されているAX-BE735Nは、2モーター式省スペース設計の電動ベッドです。
価格は69,900円(税込)と少し高めですが、専用のマットレスが付属しているうえ5年間の保証があり、長く使用する場合も安心です。
付属しているマットレスは寝心地にこだわって作られており、3種類の異なる固さのウレタンを使用しています。
3層構造により柔軟性と安定性、クッション性を同時に実現しているため、快適な寝心地をキープできるでしょう。
さらにマットレスには継ぎ目がなく、段差を気にせず好みの姿勢でゆったりと過ごせます。
高品質なマットレス付属の電動ベッドを探している方は、ニトリのAX-BE735Nを検討してみてください。
4位:WALTZ(ワルツ) 電動ベッド
WALTZ(ワルツ)の電動ベッドにはサイズ展開が2つあり、シングルとセミダブルから好みのものを選べます。
セミダブルであれば横幅が127cm確保されているため、狭さを感じずゆっくりとくつろげるでしょう。
またベッドには40cmの高さがあり、立ち座りも楽におこなえます。ベッド下の空間は、収納スペースとしても活用できるでしょう。
WALTZ(ワルツ) 電動ベッドの価格はシングルサイズで39,620円(税込)、セミダブルサイズで47,610円(税込)です。
それぞれサイズに適したマットレスが付属しており、別途購入する必要はありません。
5位:アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド AX-BE635N
アテックスベッドの収納電動リクライニングベッド AX-BE635Nは、キャスター付きでコンパクトに収納できる電動ベッドです。
布団をかけたまま移動できるため、ベッド下の掃除も楽に進められます。
また収納電動リクライニングベッド AX-BE635Nは上半身のリクライニング機能が充実しており、頭部から段階的にゆっくりと起き上がれます。
頭部のみが起き上がり、その後背もたれ全体が浮き上がることで起床時の負担を大きく減らせるでしょう。
さらに付属品にはサイドグリップやヘッドパイプもあり、起き上がり時の安全性も高いといえます。
収納電動リクライニングベッド AX-BE635Nの価格は、2モーター式のもので59,856円(税込)です。
6位:アテックスベッド 収納電動リクライニングベッド AX-BE556
収納電動リクライニングベッド AX-BE556は、アテックスベッドのなかでもリーズナブルな価格の製品です。
通常価格は43,780円(税込)と安めの価格帯ですが、必要な機能が揃っておりアテックス製の電動ベッドを安く購入したい方におすすめです。
収納電動リクライニングベッド AX-BE556には頭部と背中部分が別々に起き上がるWファンクション機能はないものの、背もたれの無段階リクライニングがあり快適です。
またキャスターが付属しており、設置の必要がないときはコンパクトに収納できます。
マットレスも付属しているため、コスパのよい電動ベッドを探している方は検討してみてください。
7位:パラマウントベッド Q-AURA(クオラ)3モーター KQ-63330
パラマウントベッドのQ-AURA 3モーター KQ-63330は、3モーター式のハイグレードな電動ベッドです。
価格はレギュラーサイズで175,000円(税込)と高めですが、手元のリモコンで簡単に背上げ、足上げ、高さ調節機能が使用できます。
連動モードを使用すれば個別に角度を調整しなくても、起き上がりに最適な角度まで自動でベッドが動きます。
またリモコンには液晶画面があり、ベッドの角度や位置がわかりやすくイラストで表示されます。
そのため操作ミスで転倒や怪我が起こるリスクも減らせるでしょう。
3モーター式で操作が簡単な電動ベッドを探している方には、パラマウントベッドのQ-AURA 3モーターがおすすめです。
8位:アテックスベッド AX-BE580
AX-BE580は、アテックス製のハイグレードな電動ベッドです。
背もたれは最大70度、フットアップは最大20度まで調節可能であり、リモコンには背足を同時に操作できるボタンも付属しています。
さらに安全性にも配慮されており、広げるのみで4つキャスターが自動で地面に接地します。
ベッドを広げるのみでその場に固定されるため、不意にベッドが動くこともなく安心して使用できるでしょう。
またベッドからの転倒を防ぐ目的でサイドレールが標準装備されています。
安心して使用できる介護用の電動ベッドが欲しい方には、アテックスベッド AX-BE580がおすすめです。
9位:フランスベッド レステックスー01FN
フランスベッドが提供しているレステックスー01FNは、安全性に配慮された介護向けのハイグレード電動ベッドです。
2モーター式ですが頭部と背中、おしりと太もも、ふくらはぎにそれぞれ可動床板があり、理想的な寝姿勢を実現できます。
またベッドにはサイドフレームがなく、段差なく乗り降りができるよう設計されています。
ヘッドボードも丸みのあるデザインで、ぶつかったときでも衝撃を抑えられるでしょう。
価格はフレームのみで177,000円(税込)と高めですが、サイドレールとマットレスを同時に購入すれば非課税の対象です。
10位:パラマウントベッド インタイム1000
ハイグレードな電動ベッドを希望しているなら、パラマウントベッドのインタイム1000がおすすめです。
インタイム1000には3つのモーターがあり、背上げと足上げ、高さ調節機能を独立して使用できます。
さらに落ち着いたデザインでさまざまなカラーとスタイルが用意されているため、部屋の内装にこだわりがある方にピッタリでしょう。
価格はセミシングル3モーターのハリウッドタイプで188,000円(税込)です。マットレスは別売りですが、好みにあわせて4つの専用マットレスから選択できます。
ベッドパッドやボックススーツも高品質なものがインタイム1000専用に用意されており、ホテルのような快適な寝心地が実現できるでしょう。
電動ベッドのメリット
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電動ベッドを使用するメリットは、次のとおりです。
- 快適な姿勢を保てる
- 介護する側の負担を減らせる
- 通気性に優れている
電動ベッドの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
快適な姿勢を保てる
電動ベッドがあれば、体の調子にあわせて快適な姿勢をいつでも保てます。
一般的なベッドやソファの場合、角度を変えられず背もたれにあわせて姿勢を維持しなければいけません。
しかし細かく角度の調節ができる電動ベッドなら、目的や体調にあわせた姿勢を取れます。
テレビや本、スマートフォンやタブレットをより楽にチェックできるようになるため、趣味の時間がさらに充実するでしょう。
またソファをおく必要がなくなり、部屋のスペースも節約できます。
介護する側の負担を減らせる
電動ベッドを使用すると寝起きの補助が楽になり、介護の負担を大きく減らせます。
通常のベッドから介護が必要な方を抱き起こす場合、腕や背中、腰に大きな負担がかかります。
介護は毎日必要となるため、少しでも負担を減らしたいと考えている方は多いでしょう。
電動ベッドがあれば、上体を自動で起こせるようになりスムーズな起き上がりが可能です。
さらにベッドの高さ調節ができれば、腰にかかる重さを大きく減らせるでしょう。
またリモコンで電動ベッドの角度や高さが調節できるため、上手く使用すれば介護される方自身で起き上がれる可能性もあります。
起き上がりをこなせるようになれば、できることが増え前向きな自信にもつながるでしょう。
通気性に優れている
電動ベッドは長時間使用する方が多いことから、通気性に優れた構造で作られています。
とくに床は湿気がたまらないよう、通気性のよい素材で作られておりカビやダニの発生を防げます。
なかなかベッド下の掃除ができない場合でも、電動ベッドであれば長期間清潔に過ごせるでしょう。
電動ベッドのデメリット
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電動ベッドには、次のようなデメリットがあります。
- 価格が高い
- 横幅が狭いことで窮屈に感じる
- ベッドが重い
デメリットで後悔しないよう、購入前にチェックしておきましょう。
価格が高い
電動ベッドの価格は高く、リーズナブルな製品でも4万円前後、高いものでは15万円以上の初期費用が発生します。
とくに介護用のベッドは高額であり、導入が難しいケースもあるでしょう。
またマットレスが別売りの電動ベッドであれば、マットレス代も発生します。
マットレスは高いもので5万円程度するため、合計で20万円ほどの費用がかかる可能性もあるでしょう。
ただし介護用に電動ベッドを購入する場合、厚生労働省が提示している条件を満たせば非課税で購入できます。
またリラックス目的のリーズナブルな電動ベッドであれば、機能を減らすことで出費を抑えられるでしょう。
電動ベッドには、安いものから高いものまでさまざまな種類があります。自身の資産状況に適した電動ベッドを選択しましょう。
横幅が狭いことで窮屈に感じる
電動ベッドの多くは一人用であり、横幅は比較的狭めです。
これまでセミダブル以上の広いベッドを使用していた方であれば、電動ベッドが窮屈に感じる可能性は高いでしょう。
とくに介護ベッドの場合、介助のしやすさが重視されておりベッドの横幅は通常のシングルサイズよりも狭めです。
ただしリラックス目的のベッドであれば、高さ調整が必要ないためベッドの横幅は通常のものとあまり変わりません。
横幅が気になる場合は、介護用ではなくリラックスを主な目的とした電動ベッドを選択しましょう。
ベッドが重い
電動ベッドにはモーターが搭載されており、一般的には機能が増えるほど重量も増します。
軽いものでも10kg程度、重いものでは100kgを超えるケースもあるため、一人で電動ベッドを持ち運ぶのはほぼ不可能です。
また移動の際に床や壁が大きく傷つく恐れもあります。
そのため一度設置したら、電動ベッドを同じ場所に置き続けることになると考えておきましょう。
今後の生活で電動ベッドの移動が必要になる場合は、軽量モデルの購入を検討してみてください。
またキャスター付きの電動ベッド、もしくは折りたたみ可能な電動ベッドを購入しておけば移動が比較的楽になるでしょう。
電動ベッドの選び方
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自身のライフスタイルに適した電動ベッドは、次のポイントで選びましょう。
- モータータイプの種類で選ぶ
- 折りたたみ機能の有無で選ぶ
- マットレスの種類で選ぶ
- サイズで選ぶ
ここからは、それぞれの内容や選び方の詳しいポイントを解説します。
モータータイプの種類で選ぶ
電動ベッドのモータータイプはベッドフレームに搭載されているモーターの数により異なります。
モーターの数が増えるほど機能は増えるものの、価格も上がるため必要な機能を厳選しましょう。
電動ベッド搭載のモーター数と、モーターにより使用できる機能について、次の表にまとめました。
モータータイプ |
モーターの機能 |
1モーター(1M) |
連動した状態で背上げ機能と足上げ機能が使用可能 |
2モーター(2M) |
それぞれ独立して背上げ機能と足上げ機能が使用可能 |
3モーター(3M) |
それぞれ独立して背上げ機能、足上げ機能、高さ調節機能が使用可能 |
4モーター(4M) |
それぞれ独立して背上げ機能、足上げ機能、高さ調節機能、ヘッドアップ機能が使用可能 |
リラックス目的の電動ベッドであれば、1モーターまたは2モーターの製品でも問題ないでしょう。
細かく姿勢を調節したい場合は、2モーターの製品がおすすめです。
介護でベッドの昇降が必要な場合、3モーター以上の製品を選んでみてください。
折りたたみ機能の有無で選ぶ
電動ベッドごとに、折りたたみ機能の有無は異なります。
折りたたみ機能があれば移動や収納が手軽にできるうえ、ベッド下の掃除もしやすいでしょう。
また折りたたんで小さく収納できる電動ベッドなら、ベッドを使用しないときに部屋のスペースを有効活用できます。
一方、折りたたみ機能がない場合、重量のある電動ベッドを移動、収納するのは難しいでしょう。
しかし折りたたみ機能をなくすことで安定感が増し、厚さのあるマットレスでも快適に眠れます。
移動や収納をする予定がない場合であれば、折りたたみ機能は不要でしょう。
折りたたみ機能の有無は、どのくらいの頻度で電動ベッドを使用するか、今後移動や収納をする予定があるかで決めましょう。
マットレスの種類で選ぶ
電動ベッドに設置できるマットレスは、リクライニングにあわせて折れ曲がるものでなければいけません。
自身でマットレスを用意しても問題ありませんが、ミスマッチを防ぐなら電動ベッドとセットで販売されているマットレスを購入するとよいでしょう。
マットレスには、主に次の種類があります。
- スプリング式
- ウレタンマットレス
- エアマットレス
- ジェルマットレス
スプリング式のマットレスは多くの寝具で採用されており、適度な硬さが特徴です。
リラックス目的で電動ベッドを導入する方、自力で起き上がりができる方にはスプリング式がおすすめです。
適度な柔らかさのウレタンマットレスは、介助が少し必要な方に適しています。
横になり過ごす時間が長い場合でも、ウレタンマットレスであれば適度に体圧を分散できます。
起き上がりにサポートが必要な方には、エアマットレス、ジェルマットレスが最適です。
柔らかい素材で体圧を分散させることで床ずれを防げるため、皮膚への負担も軽くなるでしょう。
電動ベッド選びでは付属またはセット売りのマットレスの種類を確認し、目的に沿ったものを検討しましょう。
サイズで選ぶ
電動ベッドの多くはシングルサイズですが、セミダブル、ダブルなど大きめのサイズもあります。
幅の狭さが気になる場合は、大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。
ただしサイズが大きくなるほど価格は高額になります。
また重量も重くなり、折りたたみや持ち運びが困難になるでしょう。
電動ベッド選びでは、サイズのみならず価格や重さも必ず確認してみてください。
電動ベッドがおすすめできる方
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電動ベッドは、次のような方におすすめです。
- ワンランク上のリラックスを求める方
- 起き上がり時のサポートが必要な方
電動ベッドのメリットとあわせて、それぞれの理由について解説します。
ワンランク上のリラックスを求める方
電動ベッドは、リラックスタイムをより充実させたい方にピッタリです。
自身が一番くつろげる姿勢で過ごしたい方、体の疲れを効率的に取りたい方は検討してみてください。
電動ベッドの上体を起こす機能を使用すれば、寝そべりながらテレビを観たり、読書を楽しむことも可能です。
角度を調節すればソファとしても活用できるため、くつろぎながらタブレットやスマートフォンを見るのにも便利でしょう。
また足上げ機能で足のむくみや疲れを解消できます。
リラックスに特化した電動ベッドであれば、マットレスも高品質なものが多く、眠りの質も上がります。
睡眠の質を上げて、仕事や家事に集中したい方は電動ベッドでくつろぎの時間を充実させてみてください。
起き上がり時のサポートが必要な方
足腰や体力に不安があり、起き上がり時のサポートが必要な方にも電動ベッドがおすすめです。
上体を起こす機能があれば、起き上がりが楽になり介助にかかる負担も軽減されます。
また高さ調節機能で立ち上がりやすい位置までベッドを調節すれば、転倒も防げるでしょう。
また介護用の電動ベッドには、ミニテーブルや介助バーなどさまざまなオプションを付帯できるものもあります。
今後の生活に備え、起き上がり時のサポートが必要になったら早めに電動ベッドを導入しておくとよいでしょう。
電動ベッドに関するよくある質問
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最後に、電動ベッドに関する次のよくある質問に回答します。
- 床ずれを防ぐためには?
- 介護保険が適用可能?
- レンタルの方がお得?
疑問点を解消して、悩みを解決できる電動ベッドを選びましょう。
床ずれを防ぐためには?
床ずれを防ぐためには、定期的に寝姿勢を変えることが重要です。2時間に1回は体位交換で姿勢を変え、同じ箇所が圧迫されるのを防ぎましょう。
また皮膚の状態を普段からチェックし、保湿をおこなうことも大切です。
仕事や家事などで頻繁な体位交換が難しい場合、床ずれ防止のエアマットレスを用意するとよいでしょう。
エアマットレスは柔らかい素材でできており、体を包み込むことで体圧が一定の箇所にかかりすぎるのを防ぎます。
また自動で体位変換をおこない床ずれを防止する製品もあるため、介助の手間を減らせるでしょう。
ただしエアマットレスは厚く、電動ベッドのうえに設置できない可能性があります。
床ずれ防止マットレスが設置可能かどうか、電動ベッド購入前に確認しておきましょう。
介護保険が適用可能?
介護目的の電動ベッドでも、購入する場合は介護保険の適用が受けられません。
電動ベッドの購入は全額自己負担となるため、注意しましょう。
一方、介護用ベッドをレンタルする場合は介護保険の適用が受けられます。
電動ベッドを使用する方が要介護2~5の認定を受けている場合、1~3割の自己負担で電動ベッドのレンタルができます。
また要支援1~2、要介護1の状態でも起き上がりや寝返りが難しいと判断される場合は介護保険が適用されます。
要支援、要介護の認定を受けている場合はまずケアマネージャーに相談してみてください。
レンタルの方がお得?
介護目的で電動ベッドを導入する場合、レンタルの方がお得なケースもあります。
介護ベッドを購入する場合、介護保険は適用されませんがレンタルであれば適用されます。
条件を満たせば1割の負担で毎月介護ベッドがレンタルできるため、月々の費用を大きく抑えられるでしょう。
また介護のステージに応じて他のベッドに変更したくなった場合でも、レンタルなら短期間で対応可能です。
一方、リラックス目的では保険が適用されません。
しかしリラックス目的の電動ベッドであれば、4万円台から購入可能なリーズナブルな製品が多数あります。
月5千円~1万円ほどでレンタルするよりも、購入するほうがよいでしょう。
ただし試しに短期間のみ使用してみたい方、もうすぐ引っ越しがあり購入ができない方はレンタルを検討してみてください。
まとめ
出典:photoAC
今回はおすすめの電動ベッドや電動ベッドのメリットとデメリット、電動ベッドの選び方などについて解説しました。
電動ベッドがあれば介助が楽になるほか、リラックス目的で快適な姿勢を保つためにも使用できます。
介護用のベッドであれば高額なものが多いですが、リラックス目的の電動ベッドであれば4万円代から入手可能です。
また条件を満たした介護用ベッドであれば、非課税での購入も可能です。
電動ベッドの購入を検討している方は、製品ごとの特徴や機能をそれぞれ比較してみてください。