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50代。シニア向け分譲マンションってメリットある? |悩みを解決!(58)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、ショータ先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】シニア向け住宅に興味があります。そのメリット・デメリットを教えてください

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:老後・高齢者向け住宅

 

─── 今回ご紹介するのは、シニア向け分譲マンションを購入した友人宅に招かれたことでシニア向け住宅に興味を持ち、メリット・デメリットが知りたいというご相談です。

 

「私の友人が引っ越しをしまして、新居に招かれました。いわゆるシニア向け分譲マンションとのことでした。床暖房で部屋全体が暖かく室内間の温度差も少ないそうで、確かに快適でした。ヒートショックの原因にもなる家の中の温度差が少なければ、健康にもいいですよね」

 

「そして、段差がなく手すりが設置されていました。バスタブや床は滑りにくい素材になっているそうで、これがバリアフリー住宅なのね~と興味を持ちました。定期的に担当者が訪問してくれるとのことでした。見守りでしょうか? そんなに広くはありませんでしたが、ご夫婦でお住まいになるには十分な感じでした」

 

「お子様も独立しているし、旦那様が定年退職したタイミングで決めたそうです。2年前に旦那様が病気をしたころから検討していたそうです。我が家の主人も定年が近づいています。シニア向け分譲マンションに魅力を感じますが、メリット・デメリットがあれば知りたいと思い相談いたしました」

 

【お答え】資産となり売却や相続させることができますが、高額な初期費用や固定資産税などがかかります

 

 

「老後を快適に過ごすことができるシニア向け分譲マンションを検討される方が増えているようですね。高齢者が生活しやすいようにバリアフリー化されているのは当然ですが、見守りサービスや清掃サービスなどの提供をする施設も多いようです。介護サービスを利用する際は、外部の介護事業者と契約をする必要がありますが、医療施設との連携が充実した施設もあるようですね」

 

「通常の分譲マンションを購入した場合と同じ権利が発生しますから、所有権を伴う資産となり、子供に相続させることもできますし、売却や譲渡・賃貸物件などに活用することも可能です。それらが、シニア向け分譲マンションのメリットとも言えると思いますが、固定資産税等がかかることや、物件によっては売却したくても買い手がつきにくいこともあることは覚えておいた方がよさそうです」

 

「シニア向け分譲マンションに似た住宅として、サービス付き高齢者向け住宅があります。こちらは、シニア向けの賃貸住宅となります。サービス付きのサービスとは、安否確認・生活相談で、介護サービスを利用する際は、シニア向け分譲マンションと同じように外部の介護事業者と契約する必要があります。高額な初期費用がなく住み替えがしやすいという点もありますが、所有財産にはなりません」

 

「どちらも介護度が重くなると住み替えの可能性があるということは覚えておいた方がよさそうです。老後を安心して暮らすには、高齢者向け住宅を視野に入れて考えることは必要かと思いますが、費用もかかりますし、そう簡単には決められそうにありませんね。老後の資金計画を考えて、無理のないプランを検討する必要があります。無理なく楽しい老後を過ごしたいですね!」

 

カウンセラー:ショータ先生

 

 

恋愛・結婚の成功はお相手を知るところから!仕事の成功は関係する人たちの気持ちを明らかにするところから!客観的な人間心理学の学びを活かし、結婚相談業にて286人の成婚に成功しました。その後のキャリアサポートも手厚く対応いたします。

LINEトークCare公式カウンセラー

 

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