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「道形」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (221)

出典:筆者作成


「道」と「形」。どちらもありふれた漢字ですが、「道形」となるとあまり見たことがないですよね。ですが実はれっきとした熟語で、しかも一般的にも日常でよく使われている言葉です。みなさんも、使っていますよ。

 

日常のシーンでは道案内をする時などによく使われ、「その道のまま」「道に沿って」「脇道に曲がらず、そのまま進む」といった意味で使われることが多いです。何となくわかってきませんでしょうか。

 

普段は使われない漢字ですが、あらたまった場所やかしこまった書類などでは使われることもあるようです。この「道形」とは何と読むのでしょうか?

 

 

難読漢字クイズ「道形」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、道形(みちなり)でした。

 

道形(みちなり)とは道路や道筋の形状や配置、方向性を意味する言葉で、元はと言えばこの表現は、特に地理学、都市計画、測量の分野で使用されることが多かったものです。「みち」の「なり」と考えれば、道形という漢字もなるほどと思えるのではないでしょうか。

 

道路の形状や配置は、交通の流れや都市の機能に直接影響を与えるため、正確な「みちなり」の把握は非常に重要です。例えば新しい道路を設計する際には、その「みちなり」を考慮することで、効率的で安全な交通システムを構築することができます。

 

とはいえ、人に「この道をまっすぐ道形(みちなり)に進んでいくと目的地につきますよ」などと道案内をするときに、この漢字を思い出してくださいね。

 

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