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北海道にある日本最古の木造ホテルとは?|旅する雑学(190)

出典:photoAC(北海道札幌市にある歴史的な建造物とは)


明治初期、開拓使によって建てられたこの建物は、日本最古の木造ホテルとして知られています。建物全体はアメリカ風様式を基調としており、正面玄関の円柱と特に目を引くバルコニーについてはヨーロッパ風様式、天井の漆喰中心飾には紅葉や牡丹など日本人が好む装飾が使われています。

 

建物の白い外壁を美しく彩る群青色は、ウルトラマリン・ブルーと名付けられており、1964(昭和39)年、国の重要文化財に指定されました。現在は集客交流施設として活用されています。この建物の名前をご存じですか?

 

 

旅する雑学「北海道にある日本最古の木造ホテルとは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC日本最古の木造ホテルは豊平館でした)

 

正解は、「 豊平館 」でした。

 

豊平館は、初期の頃は中央区北1条西1丁目の場所にありましたが、後に公会堂を付し、長きにわたり札幌の文化活動の拠点となりました。

 

1958(昭和33)年に中島公園内に移され、平成23年度まで市営結婚式場として利用されてきました。北海道の基礎を築いた開拓使が1880(明治13)年11月に建築した日本最古の建物には、天皇家が明治、大正、昭和にわたって訪問されたと伝えられています。

 

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