「アポロ」と「きのこの山」の深〜い関係とは?|お買い物トリビア(114)

可愛いパッケージと形で大人気の明治「アポロ」。イチゴの淡いピンク色とチョコレートのツートンカラーに、三角の形でおなじみのチョコ菓子です。甘すぎずほんのり優しい味わいと、イチゴをデザインした可愛いパッケージで、1969年の発売以来、超ロングセラー商品として数多くの人に愛されてきました。
アポロという名称は、ギリシャ神話の太陽神アポロンにちなんでつけられたとのこと。勇壮なイメージのある太陽神アポロンと可愛い三角形のアポロ、イメージのギャップが面白いですね。アポロは独特の三角の形をしていますが、これはなんと、人類初の月面着陸を遂げたアメリカの宇宙船アポロの形に着想を得て作られたものだそうです。宇宙船アポロが月面着陸を果たしたのは、1969年7月21日。チョコ菓子アポロの発売と同じ年に起こった出来事です。
ではここで問題です。アポロと同じく、明治のロングセラーに「きのこの山」がありますが、この二つには共通点があります。それは何でしょうか?
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お買い物トリビア「〝アポロ〟と〝きのこの山〟の深〜い関係とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(きのこの山とアポロは同じ機械から作り出されたチョコ菓子)
正解は、「 きのこの山はアポロと同じ機械から作り出されました 」でした。
ギザギザ模様の入った三角の形がキュートなアポロチョコ。アポロチョコの可愛い形を作り出す機械を使って、もっと他に可愛い形を作り出したい!と試行錯誤を重ねた結果出来上がったのが、きのこの山。きのこの山もまた可愛い形が特徴で、きのこの形の下部分はサクサクのビスケット生地、きのこのかさの部分はチョコレートで、日本国内だけでなく、海外でも大人気のチョコレートスナック菓子です。
きのこの山は、アポロチョコを作り出していた同じ機械から作り出されました。アポロチョコの発売から5年後、きのこの山という名称で、可愛いキノコ型のチョコスナックとして、大々的に発売開始。以来現在まで、明治のお菓子を代表するチョコスナック菓子として不動の地位を保ってきました。
アポロチョコですが、現在ではオリジナル以外に、地域限定を含むバリエーションが発売されています。富士山に見立てた富士山アポロ、富士山アポロ抹茶味、北海道限定のホワイトギフト、ホワイトギフトのメロン味など、いろいろな味を楽しむのも一興ですね。