日光東照宮の「眠り猫」を作った江戸時代の人物とは?|旅する雑学(177)

修学旅行の名所としても知られる日光東照宮には様々な彫刻が施されています。よく知られているのは「見ざる聞かざる言わざる」の3匹の猿ですが、これにならぶ有名な彫刻といえば眠り猫です。
穏やかに眠る猫は大変かわいらしく、国内外の観光客から愛される存在です。長い間、多くの参拝客を癒してきた眠り猫ですが、この猫を手掛けた彫刻家についてご存じですか?
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旅する雑学「日光東照宮の『眠り猫』を作った江戸時代の人物とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(眠り猫を彫ったのは左甚五郎でした)
正解は、「 左甚五郎 」でした。
左甚五郎は江戸時代の伝説的な彫刻家として、歴史好きに知られる人物の1人です。実在していた人物かどうか分からないなどミステリアスな部分があるものの、その卓越した技術と残された数々の作品から、江戸時代の美術品を語るうえで外せない存在とされています。
日光東照宮の眠り猫は、そんな彼の代表作であり、魅力的な逸話が残されています。たとえばリアリティを出すために猫の呼吸に合わせて巧みに彫ったなどです。平和の象徴ともいわれている彫刻なので、日光東照宮に行ったら忘れずに見ておきましょう。