【開運】丑年(癸丑)に参拝したい神社・お寺/丑年生まれの人におすすめの神社・お寺/北海道・宮城・福島・東京・長野・京都・岡山【丑年生まれの芸能人】

出典：イラストAC

十二支の一つ「丑（うし）」は、粘り強さや誠実さを象徴し、着実な歩みで運を育む年とされています。特に丑年生まれの方や、癸丑（みずのとうし）年に特別なご縁を感じる方にとって、この年は運気を見直し、新たなご加護をいただく好機でもあります。そんな丑年にこそ訪れたい、丑とゆかりの深い神社やお寺を厳選してご紹介します。丑年生まれの方の開運祈願はもちろん、運気のリセットや再スタートを願う方にもおすすめのパワースポットばかりです。参拝を通じて、自分らしい歩みを取り戻し、穏やかで実りある一年を迎えましょう。

丑年(うし)・癸丑(みずのとうし)ってこんな年

丑年（うしどし）は、十二支の中で二番目にあたり、「粘り強さ」「勤勉」「着実な成長」を象徴する年とされています。一歩ずつ堅実に進む姿勢が運気を呼び込み、大きな成果へとつながる年でもあります。また、癸丑（みずのとうし）は十干十二支の組み合わせの一つで、「癸」は水を、「丑」は土を意味し、水が土に染み込むように、内面を深めることや、静かに力を蓄えることが大切とされます。大きな変化を求めるよりも、今ある環境や自分自身と丁寧に向き合いながら基盤を整えることで、後に大きな飛躍につながる流れが生まれる年です。

丑年(うし)・癸丑(みずのとうし)にすると良いことって何？

丑年（うし）・癸丑（みずのとうし）は、「地道な努力」「継続」「内面の充実」がテーマの年です。派手な行動よりも、コツコツと積み重ねていくことが運気を呼び込みます。この年は、急がず焦らず、自分のペースで物事に取り組むことが吉とされ、基盤作りや準備に最適なタイミングです。また、癸丑は「水」と「土」のエネルギーが混ざり合う年でもあり、自分の感情や本音と向き合いながら、心と体のバランスを整えることも重要です。資格取得や学び直し、貯金・資産形成、住まいや暮らしの見直しなど、長期的な視点での行動が後の大きな実りにつながります。“育てる”ことを意識して、着実に未来への一歩を刻んでいきましょう。

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丑年(うし)生まれの芸能人・著名人

十二支守り本尊 丑年(うし)の守り本尊とは？

十二支にはそれぞれの守り本尊があり、生まれ年によって守護してくれる仏さまが異なります。丑年（うしどし）生まれの人の守り本尊は「虚空蔵菩薩（こくうぞうぼさつ）」です。虚空蔵菩薩は、広大無辺な知恵と慈悲を持つ仏さまとされ、学業成就や記憶力向上、心の安定などにご利益があると言われています。知恵を授け、迷いを晴らし、堅実に前に進む力を与えてくれる存在です。丑年生まれの人や丑年にあたる年には、虚空蔵菩薩を祀る寺院への参拝や、お守りを受けることで、より強いご加護が期待できるでしょう。自分のルーツに立ち返り、守り本尊とのご縁を深めることで、運気の流れを整え、安心と希望をもたらしてくれます。

丑年(うし)・癸丑(みずのとうし)に参拝したい神社・お寺

丑年（うし）生まれの方や、2033年丑年（うし）・癸丑（みずのとうし）の初詣やお参りは丑（うし）にゆかりや関連のある神社やお寺にお参りをしてみてはいかがでしょうか。ここでは、丑（うし）にゆかりのある神社・お寺をご紹介します。

【琴似神社】(北海道札幌市西区)

出典：北海道神社庁 (琴似神社　拝殿)

琴似神社（ことにじんじゃ）は、北海道札幌市西区に鎮座する歴史ある神社です。明治8年、北海道開拓の礎を築いた屯田兵によって創建されました。旧仙台藩主・伊達藤五郎成実公を武早智雄神として祀り、開拓の守護神として崇敬を集めました。

境内には、学問の神様である菅原道真公を祀る「琴似天満宮」があり、道真公が愛した牛の像「撫で牛」が鎮座しています。この撫で牛は、体の悪い部分を撫でるとご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。

このように、琴似神社は開拓の歴史と学問の神様、そして牛との縁が深く結びついた神社として、地域の人々に大切にされています。

住所：〒063-0811 北海道札幌市西区琴似1条7-1-30

地図：https://maps.app.goo.gl/PaddEGuB4zoWL8gT9

【榴岡天満宮】(宮城県仙台市宮城野区)

出典：公式ホームページ (榴岡天満宮の撫で牛)

榴岡天満宮（つつじがおかてんまんぐう）は、宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡に鎮座する学問の神様・菅原道真公を祀る神社です。平安時代の天延2年（974年）に山城国で創建され、幾度かの遷座を経て、江戸時代の寛文7年（1667年）に現在の地へ鎮まりました。「杜の都の天神さま」として、地域の人々に広く親しまれています。

道真公は乙丑年生まれであり、牛をこよなく愛したと伝えられています。そのため、境内には神使である牛の像「撫で牛」が安置されており、参拝者は自身の体の悪い部分や知りたい部分を撫でてご利益を願います。特に、頭を撫でると学業成就にご利益があるとされ、受験シーズンには多くの参拝者で賑わいます。

住所：〒983-0851 宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3

地図：https://maps.app.goo.gl/dpHXjeR7md9JUerV6

【伊佐須美神社】(福島県大沼郡会津美里町)

出典：公式ホームページ (神牛)

伊佐須美神社（いさすみじんじゃ）は、福島県大沼郡会津美里町に鎮座する、約2000年の歴史を持つ神社で、会津総鎮守として広く崇敬されています。主祭神は伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉冉尊（いざなみのみこと）で、国土開拓や縁結びの神として知られています。境内には菅原道真公を祀る菅原神社があり、その神使である「神牛（なでうし）」の像が設置されています。この神牛を三度撫でると願い事が叶うとされ、多くの参拝者が訪れます。

また、境内の「あやめ苑」では、毎年6月中旬から7月上旬にかけて約150種10万株のあやめが咲き誇り、「あやめ祭り」が開催されます。さらに、会津五桜の一つである「薄墨桜」も見どころの一つです。伊佐須美神社は、歴史と自然が調和した神聖な場所として、多くの人々に親しまれています。

住所：〒969-6263 福島県大沼郡会津美里町宮林甲4377

地図：https://maps.app.goo.gl/AxQV4nXX29g1Gejw9

【湯島天満宮】(東京都文京区)

出典：公式ホームページ (湯島天満宮　本殿)

湯島天満宮（ゆしまてんまんぐう）は、東京都文京区湯島に位置する神社で、学問の神様として知られる菅原道真公を主祭神としています。創建は雄略天皇2年（458年）と伝えられ、当初は天之手力雄命を祀っていましたが、正平10年（1355年）に菅原道真公を合祀しました。

境内には2体の「撫で牛」と呼ばれる石造りの牛像があり、参拝者から親しまれています。「撫で牛」は、自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でると病気平癒のご利益があるとされ、特に頭を撫でると知恵を授かると信じられています。そのため、受験生や学問成就を願う参拝者が多く訪れます。さらに、湯島天満宮は梅の名所としても有名で、毎年2月から3月にかけて梅まつりが開催され、多くの人々で賑わいます。

住所：〒113-0034 東京都文京区湯島3-30-1

地図：https://maps.app.goo.gl/XvpY5hUVXZE9XAqV9

【牛嶋神社】(東京都墨田区)

出典：すみだ観光サイト(撫で牛)

牛嶋神社（うしじまじんじゃ）は、東京都墨田区向島に鎮座する神社で、平安時代の貞観2年（860年）に慈覚大師円仁によって創建されたと伝えられています。主祭神は須佐之男命（すさのおのみこと）で、厄除けや災難除けの神として信仰されています。

境内には「撫で牛」と呼ばれる石造の牛があり、参拝者が自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でることで、病気平癒や健康祈願のご利益があるとされています。また、牛嶋神社では12年に一度の丑年に特別な「丑」のお守りが授与され、多くの参拝者が訪れます。このお守りを身近なところに安置し、願いごとが叶った際には、手作りの布の小座布団をこの牛に敷かせてあげるとまた次の幸福を得ることができると言われています。

さらに、牛嶋神社は江戸時代に江戸城の鬼門を守る神社として将軍家からの崇敬も厚く、江戸市民からも親しまれていました。現在でも、地域の人々や観光客に親しまれ、特に丑年には多くの参拝者で賑わいます。

住所：〒131-0033 東京都墨田区向島1-4-5

地図：https://maps.app.goo.gl/6mUgGNTqUj63K71x8

【善光寺】(長野県長野市長野元善町)

出典：公式ホームページ (善光寺　本堂)

善光寺（ぜんこうじ）は、長野県長野市にある無宗派の仏教寺院で、日本最古とされる一光三尊阿弥陀如来を本尊とし、古くから「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど庶民の信仰を集めてきました。この善光寺にまつわる有名な言い伝えに「牛に引かれて善光寺参り」があります。これは、強欲な老婆が牛に導かれて思いがけず善光寺に参拝し、信仰に目覚めたという故事に由来します。この逸話は、偶然や外的なきっかけが人を善行や信仰の道へと導く象徴として語り継がれ、絵本や歌舞伎の題材にもなりました。また、境内や周辺には牛をモチーフにした像やお守りもあり、参拝者に親しまれています。善光寺は今も全国から多くの人々が訪れる信仰と歴史の地であり、その魅力は伝説とともに今も生き続けています。

住所：〒380-0851 長野県長野市長野元善町491番地イ

地図：https://maps.app.goo.gl/yTV2rCdRK8bNeCvR8

【北野天満宮】(京都府京都市上京区)

出典：公式ホームページ (一願成就のお牛さま)

北野天満宮（きたのてんまんぐう）は菅原道真公を祀る全国約1万2000社の天満宮の総本社で、「学問の神様」として広く信仰されています。現在の本殿は豊臣秀頼が1607年に造営した国宝建築で、桃山時代の豪華な装飾が特徴的で、境内には「撫牛」と呼ばれる牛の石像が多数安置されています。その中でも「一願成就のお牛さま」は江戸時代から「願いが必ず叶う」として特別な信仰を集めています。

また、牛社の北側には陰陽石信仰の名残とされる「亀石」もあり、陰陽の調和を願う参拝者が訪れています。

住所：〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町

地図：https://maps.app.goo.gl/cNwXkpRLPJYcyYYKA

【三室戸寺】(京都府宇治市莵)

出典：公式ホームページ (勝運の牛)

三室戸寺（みむろとじ）は京都府宇治市にある本山修験宗の寺院で、770年に光仁天皇の勅願により創建されました。境内の本堂前には「宝勝牛」と呼ばれる石造の狛牛が鎮座し、口に含む玉を撫でると勝運が得られるという伝承があります。

貧農の富右衛門が衰弱した子牛を連れて参詣した際、牛が境内の草を食べて粘液の玉（牛玉）を吐き出し、その後見事に成長。この玉を持参した富右衛門は牛仲買人として成功し、感謝を込めて像を奉納したとされています。そのため、この像の腹部には胎内仏として木製の牛が納められ、金運や健康のご利益があると信仰を集めています。

また、令和3年（丑年）には白と赤の牛形お守りが作られ、「忍耐強く堅実になる」縁起物として人気を博しました。宝勝牛は狛犬のように寺院を守る存在であり、勝負事や病気平癒を願う参拝者で賑わっています。

住所：〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21

地図：https://maps.app.goo.gl/j6PsEMTdrZuzgYJU9

【田倉牛神社】(岡山県備前市吉永町)

出典：岡山観光WEB (石彫りの牛像)

岡山県備前市吉永町にある田倉牛神社（たくらうしがみしゃ）は、江戸時代初期から牛頭天王（牛頭大王）を祀る全国でも珍しい「牛の神社」として知られています。拝殿を持たず、御神体は石彫りの牛像で、その周囲には信者から奉納された備前焼の牛像が20万体以上積み上げられています。この異様な光景は「牛神信仰」の象徴で、元は農耕や家畜の守護神として崇められ、現在は家内安全や商売繁盛など幅広い願いが託されていたためです。

参拝の特徴は「倍返しの習わし」。備前焼の牛像を購入し、1体を神前に供え、既にある像から1体を借りて帰る。願いが叶った際は、借りた像に新たな像を添えて返す「倍返し」を行うため、牛像は年々増加しています。

住所：〒709-0222 岡山県備前市吉永町福満994-1

地図：https://maps.app.goo.gl/LqEPXSimshQfspYV8