まめ得のタネ

鹿児島〝大久保利通像〟の、とある〝ズレ〟とは?|旅する雑学(143)

出典:photoAC(どの部分がずれているのか気が付きましたか?)


鹿児島中央駅近くにある『大久保利通像』。西郷隆盛と並び、明治維新3傑のひとりとも呼ばれる人物・大久保利通の、威風堂々とした雰囲気を今に伝える観光スポットです。

 

さて、そんな大久保利通像ですが、実はこちらの像の『ある部分』がずれているため、銅像の製作時に、「大久保嫌いが、わざとずらして作ったのではないか?」という都市伝説が流れています。さて、その銅像のずれている部分とはどこなのでしょうか。

 

 

旅する雑学「鹿児島〝大久保利通像〟の、とある〝ズレ〟とは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(なるほど、「通像」が少し右にズレています)

 

正解は、「 刻まれている〝通像〟の文字が右にずれている 」でした。

 

正解は、台座に刻まれている『大久保利通像』の『通像』の文字が右にズレています。大久保利通像は、鹿児島の英雄である西郷隆盛を自決に追い込んだ者の像であるとして、1979年の建設当時には反対意見も出るほどでした。

 

そのため、「わざと文字をずらしたのではないか?」という都市伝説が生まれるようになったのです。

 

事の真相は、銅像に刻む文字として当時の鹿児島県知事が書いた『大久保利通像』の文字が、元々ずれていたからというのが理由とされています。しかし、そういった噂が有名になる程の背景があるというのも、歴史の面白さの一つですね。

 

 

幕末〜維新の時代を旅した後は霧島の湯に身を任そう

 

【鹿児島】霧島温泉郷の日帰り温泉おすすめ7選!2024年版

https://onsen.community2.fmworld.net/articles/21440/

 

新着記事

もっと見る


ページ準備中
しばらくおまちください。