「芋堅干」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (173)
出典:筆者作成
こちらはいつでも手軽に食べられるのが魅力のお菓子。意外にも長い歴史があり、多くの日本人に愛され続けてきました。
その生まれは高知県。名前の由来には、かの土佐日記で有名な紀貫之が体にいいということから「健肥」と記し、形状と素材から今の漢字が使われるようになった説や、「巻餅」が元になっているという説があります。
何となくわかりそうですね。
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難読漢字クイズ「芋堅干」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、芋堅干(いもけんぴ)でした。
高知県の郷土菓子「ケンピ」は、小麦粉と砂糖、水を練って焼いて作るお菓子です。「いもけんぴ」は文字通りに材料がサツマイモで、ケンピと素材こそ違いますが、カリッと硬く、食べ応えのある食感が「堅干」という漢字でも表現されています。
なお、高知県では「いもけんぴ」ですが、鹿児島県などでは形状や食感がかりんとうのようなので、「芋かりんとう」と呼ばれているそうです。