「縮緬」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (158)
出典:筆者作成
部首に糸がある漢字は、やはり糸や布に関連した意味であることが多いです。縮緬の「縮」も、元々は布地が湿気を吸ってしまい縮んでしまったことから生まれた漢字です。
「緬」も細く長い糸という意味があるので、やはり両者とも糸や布に関連した意味の漢字となっているのが分かります。
はてさて、では「縮緬」という漢字は何と読めばいいのでしょうか。
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難読漢字クイズ「縮緬」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、縮緬(ちりめん)でした。
水戸黄門を見てきた世代ならば何度も耳にしたことがある「越後のちりめん問屋」というフレーズ。この「ちりめん」こそが縮緬の読み方です。
縮緬とは細やかな「しぼ(ちぢれ)」を持つ絹織物のことを指し、着物を作るための材料として古くから用いられてきました。
ちなみに「ちりめんじゃこ」のちりめんもこの縮緬から用いられており、細かな魚が乾燥されていく様子が絹織物と似ているから名付けられたようです。