香川県・女木島は、あるおとぎ話の舞台。そのおとぎ話とは?|旅する雑学(126)
香川県と岡山県の間の瀬戸内海に浮かぶ島・女木島。高松市の北4kmに位置し、高松港からフェリーで20分ほどで到着します。
2010年から3年に1度開催されている瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっており、島内に過去の芸術祭の作品も点在しています。また展望台からは穏やかな瀬戸内海の美しい景観を臨むことができるのも魅力の1つ。
そんな風光明媚なこの島には、あるおとぎ話の舞台となった伝説が残っていますが、それは一体どんなおとぎ話でしょうか?
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旅する雑学「香川県・女木島は、あるおとぎ話の舞台。そのおとぎ話とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(女木島の鬼さん灯台)
正解は、「桃太郎」でした。
この女木島は桃太郎の中に出てくる鬼ヶ島であり、島に今でも残る大きな洞窟にかつて鬼が住んでいたと言われています。桃太郎といえば岡山県のイメージがありますが全国にそのゆかりの地は存在し、香川県もその1つ。
「鬼が無い」が由来の高松市にある鬼無町には桃太郎神社があり、「日本書紀」や「古事記」に出てくる孝霊天皇の皇子・稚武彦命が祀られています。その稚武彦命が香川版桃太郎のモデルです。
実は、鬼は女木島を根城にしていた海賊であり、それを稚武彦命が退治したとか。おとぎ話も洞窟・地名・古い神社・鬼の正体などが残っていると一気に現実味があって面白いですね。女木島の大洞窟は観光することができます。桃太郎の気分になって、洞窟探検をするのもお勧めです。
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