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50代。いよいよ定年!再雇用?再就職?どうする? |悩みを解決!(84)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、ショータ先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】定年を目前にして、再雇用か再就職かどちらにしたらよいのか悩んでいます

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:ストレス・悩み・暮らし

 

─── 今回ご紹介するのは、定年を目前にして、再雇用か再就職かどちらにしたらよいのか悩んでいるというご相談です。

 

「とうとう定年(60)を迎える年齢が近づいてきました。事務職を約40年、辞めようかと思ったこともありますが、ここまでやってこられたのだから居心地も悪くなかったのだと思います」

 

「再雇用制度もありますが、まだ正式な説明は受けていません。先輩からの情報では、退職金を受け取れるものの、再雇用後の給与は半分くらいになるようです。かといって、その給与以上の収入を得られるような再就職先があるかと考えると、それも厳しいように思います」

 

60歳以降の仕事内容については、社内報の企画や作成をしてほしいという提案をされています。有難いことですが、私にできるだろうかと少し不安もあります。また、母を介護した経験から、最近は介護の分野にも興味を持つようになりました。問題点・改善点も多い分野ですから、やりがいのある仕事ができるのではないかと考えたりもします」

 

「衰えを感じることはありますが、今のところ健康面で大きな心配はありません。まだまだ収入を得ていたいし、収入が必要です。再雇用に落ち着くか、思い切って新しい仕事にチャレンジするか悩んでいます」

 

【お答え】定年後に働く意味や目的を考えて、最適な選択をされると良いかと思います

 

 

60歳定年後も、再雇用を選択する人が多いようですね。人生100年時代では、60代は老後というには早いと感じる人も多いと思います。元気に活躍されている60代も多く、企業側としても継続雇用制度を導入しているケースが多いようです」

 

「『年金受給時期の引き上げ』が大きく影響していますね。厚生年金の受給開始時期が60歳から65歳へ段階的に引き上げられたことで、60歳から65歳は無給の期間が発生してしまいます。企業側には、65歳までの定年引上げ・65歳までの継続雇用制度の導入・定年の廃止のいずれかの実施が義務づけられました。65歳まで同じ企業で働き続けられますよ!60歳以降も働きましょう!という流れが広がっているように思います」

 

「定年後も働きたいとお考えなら、選択肢は『再雇用』または『再就職』になるかと思います。メリット・デメリットを考えてみましょう」

 

「『再雇用』のメリットは? 同じ生活スタイルを維持できる。人間関係のリセットがない。求職活動する必要がない。厚生年金・会社の健康保険を継続できるなど」。デメリットは? 部下だった社員が上司になりストレスに感じる。希望しない部署に移される。65歳以降に再就職先を探すことになるかもしれないなど」

 

「『再就職』のメリットは? 希望の仕事ができるチャンス。人間関係を一新できる。65歳以降も雇用継続できるなど。デメリットは? ゼロからの求職活動。仕事が見つからないと再就職までに時間がかかるなど」

 

「どちらにしても、定年後に働く意味や目的を考えてみることが大切ですね。生活費やレジャー資金を確保したいのか?新しいことに挑戦したいのか?『生きがい』を意識して考えてみることも良いかと思います。将来の働く姿をイメージしてみましょう。定年後の充実した第二のキャリアがスタートできるといいですね」

 

 

カウンセラー:ショータ先生

 

 

恋愛・結婚の成功はお相手を知るところから!仕事の成功は関係する人たちの気持ちを明らかにするところから!客観的な人間心理学の学びを活かし、結婚相談業にて286人の成婚に成功しました。その後のキャリアサポートも手厚く対応いたします。

LINEトークCare公式カウンセラー

 

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