まめ得のタネ

奈良の大神神社にゆかりのある昭和の文豪といえば?|旅する雑学(120)

出典:photoAC(原始神道を伝える大神神社の参道。日本最古の神社ともいわれています)


奈良県三輪市桜井にある大神神社。背後の三輪山をご神体とし、社ではなく山や岩に神が宿るという原始神道の形を伝える神社として有名です。

 

現在でも日本全国から参拝客が訪れ、特に初詣のシーズンは大変賑わう奈良県の数ある観光名所の一つでもあります。

 

大神神社はその神聖さや歴史の古さから、日本の歴史・文化・精神を探求しようとする学者や文豪などが熱心に通うこともあるのだとか。今日でも何かと話題になる、昭和期の文豪も大神神社に縁があるそうです。どなたか分かりますか?

 

 

旅する雑学「奈良の大神神社にゆかりのある昭和の文豪といえば?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(文豪・三島由紀夫にとって特別な場所だった三輪山)

 

正解は、「三島由紀夫」でした。

 

三島由紀夫は著作「豊穣の海」の第二部でも大神神社を舞台とする場面を描いています。1966年に取材のため、境内に3泊泊まり、ご神体である三輪山にも登りました。

 

当時は三輪山に登ることは今日よりも特別な体験で(登山者数も少なかった)、三島由紀夫が日本精神をさらに深く追求する大きなきっかけになったと言われています。

 

三島由紀夫は本人の書いた手紙でその時の体験を「神のおん懐に抱かれ」と表現し、忘れられない体験であったと語っています。

 

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