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“リトル沖縄”として有名な大阪市大正区。そのルーツとは?|旅する雑学(114)

出典:photoAC(どこかレトロな空気感を味わえる大正区)


大阪市大正区といえば、京セラドーム大阪やレトロで情緒のある渡し船の渡船場など、様々な見どころや観光スポットが区内にたくさんある地区です。

 

そんな大正区ですが、大阪府内でも突出して沖縄料理店の多い地区であることが、とても有名になっています。では、なぜ沖縄から遠く離れた大阪の大正区が、多くの沖縄料理店がひしめく『リトル沖縄』となったのでしょうか?

 

 

旅する雑学「“リトル沖縄”として有名な大阪市大正区。そのルーツとは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(沖縄の旗が並ぶ大正区の商店街)

 

正解は、「第一次世界大戦後、沖縄から多くの移住者がやって来たから」でした。

 

第一次世界大戦後、沖縄は食糧難に陥る程の深刻な不況下にありました。そのような社会状況のため、紡績工場が多かった大阪の大正区に沖縄からの出稼ぎ労働者が多く移り住むようになったのです。

 

以後、様々な文化や風習の違いに悩みながらも、この地に住む沖縄にルーツを持つ人たちは、相互扶助で助け合いながら現在に至る『リトル沖縄』を作り上げてきました。

 

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