カルビーと湖池屋、どっちが先にポテトチップスを発売した?|お買い物トリビア(57)
ついつい手が伸びてしまうポテトチップスは、子どもから大人まで愛してやまない国民的なスナック菓子ですよね。
ポテトチップスを発売している菓子メーカーといえば、カルビーが先に頭に浮かんでくる方と、いやいや湖池屋でしょう!という方に二分されるかと思います。同じポテトチップスを発売するカルビーと湖池屋ですが、結構味が異なることから派閥争いもあるとかないとか囁かれています。
今回は、ポテトチップスを先に発売したのはどちらか、というクイズです。みなさんは、カルビーだと思いますか、それとも湖池屋だと思いますか。
湖池屋とカルビー、それぞれの歴史を調べると意外なことも見えてきました。それは、ポテトチップスは、うすしお味が最初ではなかったことです。
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お買い物トリビア「カルビーと湖池屋、どっちが先にポテトチップスを発売した?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(のり塩味のポテトチップス)
正解は、「ポテトチップスは湖池屋が先!」です。
まず、チェックすべきは創業でしょう。1953年に湖池屋が創業しています。そして湖池屋は1962年にポテトチップスを発売、1967年には日本で初めてポテトチップス量産化に成功しているという、スナック菓子のパイオニア的ブランドです。
では、カルビーの発売時期はいつ頃なんでしょうか? 詳しく見ていきましょう。
カルビーは1949年に松尾糧食工業(株)を設立していて、1955年にカルビー製菓(株)に社名変更、73年には社名をカルビー(株)に変更しています。ここでカルビーとして本格始動することになり、ポテトチップスを発売したのは1975年です。
このことからも、ポテトチップスを先駆けて発売したのは湖池屋だとわかります。さらに、湖池屋はうすしお味ではなく、のり塩味を最初に発売しています。そのため、元祖はのり塩です。