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上野の西郷さんはなぜ着流し姿なの? |旅する雑学(111)

出典:photoAC(愛犬を連れている西郷さん。ウサギ狩りに行く姿とも言われます)


東京の上野恩賜公園と言えば、パンダで有名な上野動物園の他、数多くの美術館・博物館、また桜並木など、様々な側面を持っています。そして忘れてはならないのが「上野の西郷さん」として親しまれる西郷隆盛の銅像。

 

しかしこの西郷さん、和服の着流しで犬を連れているという、なんともラフな姿が印象的ですよね。薩摩の武士であり、明治以降は軍人として戦ったイメージとはかなり離れている気もします。

 

なぜ上野の西郷さんはこんなにラフな姿をしているのでしょう?

 

 

旅する雑学「上野の西郷さんはなぜ着流し姿なの?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(西郷の故郷である鹿児島では、軍服姿の銅像も立っています)

 

正解は、「政府の反発を避けるため」でした。

 

西郷隆盛は明治維新の功労者の一人ですが、その後、明治政府に反発して西南戦争を起こし、敗北して死を迎えます。つまり、最終的には朝敵として生涯を終えることとなりました。

 

その罪そのものは死後5年経って許されますが、まだ西郷のことをよく思わない政府の人間は多くいました。

 

銅像建立の計画は西郷の名誉回復のために有志の間で持ち上がったのですが、よく知られた軍服姿ではさすがに政府に対して刺激が強い。そこであまり戦争を想起させない、着流しの姿になったのだそうです。

 

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