まめ得のタネ

ミツバチの駆除方法とミツバチの分蜂行動について解説します

出典:photoAC


ミツバチは攻撃性が低いため、他のハチと異なり安全と聞いたことがある方もいるかもしれません。

 

たしかにミツバチは他のハチよりも攻撃性が低く、こちらが何もしない限りは攻撃してくる可能性は低いです。

 

しかし、ミツバチを駆除するべきケースもあり、駆除する場合はどうすべきか分からない方も多いでしょう。

 

この記事ではミツバチの駆除方法とミツバチを駆除しなくてよい場合の分蜂行動について解説します。

 

ミツバチを駆除すべきかどうか迷っている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

 

もくじ

ミツバチは駆除する?しない?

 

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ミツバチは駆除するべきか、駆除しないべきか迷う方もいるでしょう。

 

自身が置かれている状況によりミツバチを駆除すべきかどうかは異なります。

 

ミツバチの駆除が必要なケースとミツバチの巣を放置してよいケースに分けて紹介します。

 

自身の状況にあわせてぜひ参考にしてみてください。

 

ミツバチの駆除が必要なケース

 

スズメバチと比較しておとなしい分類のハチですが、自身に危険が迫ったときには攻撃をしかけてくるときがあります。

 

体内に持つ毒の量も1匹ではたいした量とはいえませんが、攻撃されてしまうと次のさまざまな被害が考えられます。

 

  • アナフィラキシーショック
  • 多数のハチによる攻撃

 

また、ミツバチの巣を放置してしまった場合もさまざまな被害が考えられるため、ミツバチの駆除が必要です。

 

ミツバチの巣を放置してよいケース

 

ミツバチによる集団攻撃やアナフィラキシーショックなどの被害は恐ろしいですが、ミツバチの巣を放置してよいケースもあります。

 

ミツバチの分蜂行動では、攻撃性がない点や精神的に安定している点などから比較的安全とされています。

 

後ほどの項目でミツバチの巣を放置してよいケースとして分蜂行動を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ミツバチの「分蜂」行動

 

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ミツバチの分蜂行動は、4月から6月の春頃に引っ越しをおこなうことを指します。

 

引っ越しで多くの蜂が移動するため、攻撃されたらと不安になるかもしれません。

 

しかし、分蜂中のミツバチは多くの蜜を持っており、精神的に安定しているため、攻撃してくることはあまりありません。

 

分蜂はミツバチのお引越し

 

蜂は生まれてから何年も同じ巣で生き続けますが、毎年分蜂により引っ越しをする蜂がいます。

 

毎年新女王蜂が誕生することで、旧女王蜂は半分ほどの仲間を連れて新しい巣に一斉に移動をおこないます。

 

引越し中のミツバチは攻撃性がほとんどない

 

引っ越し中のハチは、元いた巣から多くの蜜を運んできているため、餌に困ることはありません。

 

そのため、引っ越し中のミツバチは攻撃性が非常に少なく、刺激しない限りは刺してくることはありません。

 

しかし、おとなしくても不用意に近づいたり、触ろうとしたりしないようにしましょう。

 

引っ越し中の分蜂中でも身の危険を感じた場合には、集団で襲いかかる可能性があります。

 

分蜂の見分け方

 

分蜂の見分け方としては、普段巣の中にいる多くのハチが外に出ている状態を見つけたら分蜂の最中かもしれません。

 

他には、木や壁などに多くのハチがひとかたまりで休憩していたり、待機していたりする場合は分蜂の可能性があります。

 

数日から1週間ほどを目安に新しい巣を探しに移動するため、刺激しないように放置しておきましょう。

 

ミツバチの巣を放置した場合の被害

 

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ミツバチの巣を放置した場合の被害としては、次の3つの被害が考えられます。

 

分蜂行動以外で、軒下や屋根裏などに巣を作った際の被害を紹介します。

 

蜜による害虫の引き寄せ効果

 

ミツバチは花蜜を集めて巣の中に貯めていきます。

 

ミツバチが巣に貯めた蜜の香りは、ゴキブリやアリなどの害虫を引き寄せてしまうかもしれません。

 

他にはミツバチを襲いにきたオオスズメバチの被害にあう危険性があります。

 

オオスズメバチはスズメバチの中でも攻撃性が高く、刺された時の痛みや毒性が高く危険です。

 

糞害やハチの死骸などによる汚染被害

 

ミツバチは飛びながら糞をする習性があり、糞自体は数mmから数十mmと大きくはありません。

 

しかし、とくに白い物の上で集中的に排泄する傾向にあります。

 

次の物が被害にあいやすいため注意が必要です。

 

  • 洗濯物
  • 建物の外壁

 

また、スズメバチに襲われた巣の周りはミツバチの死骸だらけになります。

 

手が届かない所に巣があると大量の死骸がある場合でも対処できません。

 

そのため、不衛生な状態で放置することになる可能性があるため注意が必要です。

 

屋根裏や壁などの汚染被害

 

ミツバチは冬を越せるハチで、次の春になると以前の女王バチと半分の働きバチが引っ越します。

 

しかし、新しい女王バチと残った働きバチは、同じ巣を次の季節以降も使い続けます。

 

巣が大きくなり蜜が溜まると、蜜が巣から溢れ出てしまい屋根裏や壁などに広がるかもしれません。

 

そのまま放置しておくと家屋に使われている木材を腐らせてしまったり、壁などを汚してしまったりと汚染被害が広がります。

 

ミツバチの特徴

 

出典:photoAC

 

ミツバチの特徴について紹介します。

 

ミツバチよりも凶暴なスズメバチやアシナガバチなどに知らずに近づいてしまうと危険な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

 

日本に生息するミツバチは2種類

 

日本に生息するミツバチは主に次の2種類です。

  • ニホンミツバチ
  • セイヨウミツバチ

 

ニホンミツバチの特徴は、身体が小さめで全体的に細長く腹部が黒い点です。

 

人が飼うのが難しく野生で生活しており、養蜂には向いていません。

 

一方で、セイヨウミツバチの特徴は、身体が大きく全部のハチの腹部が黄色く縞の幅が段々短くなる点です。

 

ニホンミツバチと異なりセイヨウミツバチの多くは養蜂で利用されています。

 

ミツバチは他のハチと比較して体が小さい

 

ミツバチはスズメバチやアシナガバチ同様に人を刺すハチの一種です。

 

しかし、ミツバチは他のハチと比較して13mm前後と体が小さいのが特徴です。

 

スズメバチは30mm越えで、アシナガバチは21mmから26mm程度とミツバチよりも大きいため、見分けがつくでしょう。

 

しかし、スズメバチとアシナガバチはさほど大きさに違いがない場合があるため、区別がつきにくいかもしれません。

 

巣の特徴は「下向きの板状」

 

ミツバチの巣は下向きの板状で、複数垂れ下がった形状をしています。

 

巣の大きさは最大1mほどで、巣の中でも大きな分類に分けられるのも特徴の一つです。

 

表面に六角形の巣穴があり、小さい巣と大きい巣に分かれています。

 

小さい巣の中にはハチは3,000匹程度で、大きい巣の中には、50,000匹程度のミツバチが暮らしているのが特徴です。

 

スズメバチは最大4,000匹、アシナガバチは最大300匹ほどなため、ミツバチは多くの群れで暮らしているのがわかるでしょう。

 

また、巣の特徴として六角形を隙間なく並べたハニカム構造でスペースを無駄なく活用しており、衝撃にも強いです。

 

ミツバチの巣が作られる場所

 

ミツバチが巣を作りやすい場所は次の場所です。

 

  • 床下 
  • 屋根裏
  • 倉庫の中
  • 壁の隙間
  • 木の内部の空洞

 

人目につかない場所や狭小など目立たず手が届きにくい場所に巣を作るのも特徴の一つです。

 

家の周辺や屋内などをミツバチが出入りしている場合は、見えない場所に巣を作られている可能性があります。

 

たまに木の枝や軒下などの開放的な場所に巣を作ることもあり、庭作業をしたり、頻繁に出入りする場所に巣を作られるかもしれません。

 

雨風をしのげる場所は巣を作りやすいためとくに注意が必要です。

 

また、ミツバチは他のハチと異なり前からある巣をそのまま使い、2月頃には多くの働き蜂が餌を探しにいきます。

 

ミツバチは女王蜂だけでなく働き蜂も一緒に越冬するため、一年中注意が必要です。

 

冬には巣の中が空っぽになる他のハチと異なり冬の間でも巣を守るために警戒しています。

 

ミツバチは刺さない?

 

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ミツバチは比較的温和なハチのため、刺してくる可能性は低いです。

 

しかし、温和なミツバチでも攻撃的になる瞬間が2通りあります。

 

ミツバチは刺さないと思い込まずに攻撃的になる瞬間を覚えておきましょう。

 

一度さすと周りのハチが刺しにくる

 

ミツバチに一度刺されると周りのハチも刺しにきます。

 

ミツバチが人を刺すと体内から毒針が抜け、ハチを刺激する匂いが広がり、近くにいるハチが反応します。

 

そのため、近くにいる多数のハチに次々と襲われてしまう可能性があります。

 

ミツバチ1匹では、あまり被害がなくても周りの大勢のハチに一度に襲われる危険性は計り知れません。

 

実際にミツバチに襲われてしまい全身を刺されて死亡する事件も起きています。

 

一度ハチに刺されてしまうと周りのハチに刺されてしまう危険性があるため、注意しましょう。

 

季節に関係なく攻撃する可能性がある

 

冬になるとハチの動きが弱まると思い巣を駆除しようとするのはおすすめではありません。

 

とくに餌が少なくなる秋から冬にかけては刺激に敏感になり攻撃性が強まります。

 

ミツバチは、スズメバチやアシナガバチと異なり女王蜂だけでなく働き蜂も一緒に越冬をおこないます。

 

越冬をおこなう間の餌は巣に蓄えている蜜のみです。

 

餌が限られている冬の間はとくに生存本能のため、周りからの刺激に敏感になります。

 

知らないうちに巣やミツバチに刺激を与えないように、ミツバチの巣には注意が必要です。

 

毒性はスズメバチより強いため要注意

 

ミツバチは、スズメバチよりも攻撃性はありませんが毒性は強いため要注意です。

 

ミツバチ1匹の毒自体は少ないですが、針にはかえしが付いており刺されるとなかなか抜けません。針が抜けない間は毒が浸透してきます。

 

ミツバチの針に毒はあるものの、人間の身体の大きさと比較するとハチの毒はわずかです。

 

そのため、一匹に刺された場合では人間が死ぬ可能性は低いですが、刺された場所には激しい痛みを伴います。

 

集団で襲われることによりアナフィラキシーショックを起こすこともあり、死に至る可能性があります。

 

アナフィラキシーショックはハチに刺された方すべてに起きるわけではありません。

 

アレルギー症状が起きるかどうかは、人それぞれでアレルギー耐性が強い方もいます。

 

しかし、耐性が低い方の場合は一度刺されるのみで命の危険にさらされてしまう場合もあります。

 

ミツバチに刺された時の対処法

 

出典:photoAC

 

ミツバチは刺激をしない限り攻撃をしてくる可能性は低いです。

 

しかし、必ず刺されないというわけではなく集団攻撃の場合は命の危険があるため、注意が必要です。

 

もし刺された場合でもパニックにならないために刺された時の対処法を覚えておきましょう。

 

できる限りその場から離れる

 

ミツバチに刺されてしまったらできる限りその場からすぐに離れましょう。

 

刺された痛みや驚きから急いで手で振り払ったり、走り回ったりすると危険です。

 

手で振り払ったり、走り回ったりする行為がミツバチを攻撃していると見なされ、他のミツバチに襲われる可能性があります。

 

毒針を抜く

 

ミツバチに刺された場合は、トゲのついた針が残るため、すぐに針を取り除く必要があります。

 

ハチの針には毒袋が残るため、針を取り除かない限りは毒を送り続けます。

 

早く毒針を抜き取らないと毒が入り込んでしまい腫れが酷く大きくなるかもしれません。

 

毒針を取り除くのが早いほど毒の侵入を防ぐことができます。

 

また、毒蜂のアレルギーがある方の場合は、アナフィラキシーショックや嘔吐などのショック症状がでる可能性があります。

 

ショック症状がでてしまったらすぐに病院に行くようにしましょう。

 

刺された部分をつまんで毒を抜く

 

ミツバチは針を刺したときに危険信号を知らせる匂いを発します。

 

刺された部分をつまんで毒を抜いておかないと、匂いを察知したミツバチの仲間が襲うため危険です。

 

ミツバチに刺されないための対処法

 

出典:photoAC

 

ミツバチが好む色に黒色があります。

 

ミツバチが近くにいる場合やミツバチがいる可能性がある場所に行く場合には黒色を避けるのは周知の事実です。

 

今回は、黒色を避ける以外に実践したいミツバチに刺されないための対処法を3つ紹介します。

 

ミツバチに刺されないために、ぜひ実践してみてください。

 

近寄らない

 

ミツバチに刺されないためには近寄らないのが一番です。

 

こちらから攻撃しない限りは大人しいですが、何がきっかけで襲うか分かりません。

 

ハチが多く飛んでいる場所には、近くに巣がある可能性が高いです。

 

不用意に近づいてしまうと、防衛本能で巣を守ろうとして刺すこともあります。

 

安全のためにも不用意にミツバチや巣に近づかないようにしましょう。

 

帽子を被り整髪料を控える

 

ミツバチは匂いに敏感で香水や整髪料の匂いに反応してこちらにくる場合があります。

 

攻撃性は低いですが、多くのミツバチが迫りくるのは危険です。

 

また、頭皮を露出していると真っ先に攻撃してくることもあります。

 

なぜならば、髪の毛や皮膚の匂いがミツバチを刺激する場合があるためです。

 

帽子を被り整髪料を控えることで刺される可能性が減ります。

 

また、人が発する体臭もミツバチが反応する原因の一つです。

 

汗をかきやすい夏や汗っかきの方は、頻繁に汗を拭いたり、制汗剤を使用したりして体臭を抑えましょう。

 

飲み物や食べ物に注意する

 

飲み物や食べ物に注意するのも重要です。

 

ミツバチは、整髪料や香水同様に飲み物や食べ物の甘い香りに反応します。

 

外で飲食する場合は、周りにミツバチがいないか注意するだけでなく、残り物を放置せずに片付けるようにしましょう。

 

ミツバチの駆除方法

 

出典:photoAC

 

ミツバチの駆除方法は、次の3つの方法があります。

 

  • 養蜂業者へ連絡する
  • 駆除業者へ連絡する
  • 自身でおこなう

 

自身でミツバチの駆除をおこなえば費用がかからずにできますが、ミツバチに集団で襲われる危険性があります。

 

専門業者へ依頼することで、安心かつスピーディーにミツバチの巣を駆除するため、基本的には専門業者へ依頼しましょう。

 

養蜂業者へ連絡する

 

こちらから攻撃しない限り攻撃してこない上に、益虫のミツバチを駆除するのは可哀想と感じる方には養蜂場に連絡するのがおすすめです。

 

養蜂場がミツバチを駆除する際には、殺虫剤を使わずに生きたままミツバチを引き取ってくれます。

 

費用がかかる場合もありますが、養蜂場では無料でミツバチの巣を回収する場合があります。

 

しかし、すべての養蜂場でミツバチの駆除に対応しているわけではないため、事前に近くの養蜂場に連絡してみてください。

 

駆除業者へ連絡する

 

ハチ駆除業者へ連絡してミツバチを駆除してもらうのが確実かつ安全です。

 

駆除業者へ依頼する場合の手順は、次のとおりです。

 

1.ハチ駆除業者に連絡

2.業者に現場確認と見積もりをお願いする

3.契約内容に問題がなければ契約

4.駆除作業開始

5.ハチの巣の処分と掃除

 

駆除業者に連絡して現場確認と見積もりをお願いするまで費用はかかりません。

 

その間に信頼できる駆除業者かどうかを判断して、信頼できる駆除業者へ依頼するようにしましょう。

 

ハチ駆除業者は、ハチの駆除だけでなく、巣の駆除や掃除に加えて侵入経路の封鎖までしてくれます。

 

同じ場所に作られないためや自身では気付かない場所に巣を作られないためにも専門業者へ依頼するのがおすすめです。

 

自身でおこなう

 

専門業者や養蜂業者に依頼しない場合には、自身でおこなう方法もあります。

 

自身でおこなうことで、専門業者への依頼料を節約できたり、自身の好みのタイミングでハチの駆除ができます。

 

しかし、巣が小さく開けた場所にある場合でも油断は禁物な上、自身でおこなう場合には駆除グッズの用意が大変です。

 

ハチの駆除のためには、次の駆除グッズが必要です。

 

  • 防護服
  • 長靴
  • 軍手
  • ゴーグル
  • 殺虫スプレー
  • アルコール消毒液や木酢液
  • ほうきやちりとり
  • ゴミ袋

 

駆除グッズを準備するのは大変な上、巣の中には多くのミツバチがいるため、集団で襲いかかられる危険性があります。

 

また、ミツバチは壁の隙間や屋根裏など駆除しづらい場所に巣を作ることが多く、慣れていないと上手く駆除できないかもしれません。

 

ミツバチの巣は、蜜がたくさんあるため、巣が重いだけでなく蜜が垂れてくるため処理が大変です。

 

自身で駆除したい場合は、刺されないように完全防備で駆除をおこない、終了後には蜜や糞の掃除もおこないましょう。

 

掃除が不十分だと別の害虫を引き寄せたり、同じ場所に巣を作られたりする可能性があるため注意しましょう。

 

ミツバチは「益虫(えきちゅう)」であることも忘れずに

 

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ミツバチは害虫を引き寄せたり、糞害やハチの死骸などによる汚染被害だったりと、放置するとさまざまな被害をもたらします。

 

しかし、ミツバチは被害をもたらすだけでなく益虫の側面もあり、ミツバチが人間の生活の一部分を形成しているといえるでしょう。

 

みんな大好き「はちみつ」

 

はちみつは甘味料や薬用として利用されています。

 

働きバチが花から集めた花蜜は、ハチの体内に貯められており、巣に戻ると一度吐き出されます。

 

ハチの唾液や体内に含まれている酵素が花蜜の成分を分解して巣で熟成および濃縮されて、ハチミツができあがります。

 

栄養価の高い「ローヤルゼリー」

 

栄養価の高いローヤルゼリーはサプリメントや薬用として有効活用されています。

 

ローヤルゼリーは、ミツバチの中でも女王バチのみが食べる栄養価の高い物です。

 

人の体内で合成できずに食品で取る必要がある必須アミノ酸やビタミン類とミネラル類などが含まれています。

 

他には、タンパク質や糖質だけでなく脂質やビタミンなども含まれており、人にも栄養価の高い食品です。

 

石鹸や蝋燭を作る「蜜蝋(みつろう)」

 

蜜蠟とはミツバチが六角形の巣を作る際に分泌するワックス成分で、ミツバチの巣から入手した物を溶かして固めた物です。

 

石鹸や蝋燭を作る際には欠かせない材料で、優れた保湿性と光沢があるのが特徴といえます。

 

蜜蠟の色は淡黄色や濃黄色、黄橙色などさまざまでミツバチの巣により異なります。

 

農家には欠かせない「受粉活動」

 

ミツバチは花蜜や花粉を幼虫のえさとして、集めるため飛び回ることで花の受粉がおこなわれます。

 

ミツバチがいなければ農家は手作業で受粉をおこなう必要があり、時間と労力などの手間がかかります。

 

生産性を落とさないためにもミツバチの受粉活動は欠かせない活動です。

 

まとめ

 

出典:photoAC

 

今回はミツバチの駆除方法とミツバチの分蜂行動について解説しました。

 

ミツバチは国内でよく見かけるスズメバチやアシナガバチと異なり攻撃性が低いのが特徴です。

 

こちらから攻撃しない限りは基本的には攻撃されません。

 

しかし、餌が少ない冬の間や不用意に近づくと匂いや着ている服などに反応して攻撃される可能性があります。

 

また、分蜂行動中は多くのハチが固まるため、襲われるのではと心配になるかもしれません。分蜂行動時のミツバチは多くの蜜を持つため、精神的に安定しており攻撃性は低いです。

 

ミツバチを駆除するべきかどうかは自身で判断しにくいため、専門家に依頼しましょう。

 

※本記事の情報は2024年4月公開時点のものです。
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