「蕗の薹」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (132)
出典:筆者作成
春から初夏にかけて、山菜採りを楽しむ方もいるでしょう。季節の移り変わりを感じながら、山菜料理を楽しむことができることはうれしいことですね。
でも、山菜の中には、毒性があるものがありますから、採るときは、自分で確実に見分けられるものだけを採りましょう。
さて、蕗の薹も春を代表する山菜のひとつとして、昔から愛されてきました。独特な芳香とほろ苦さが特徴で、和え物や天ぷらにしていただくことが多いと思います。何と読むでしょうか?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
難読漢字クイズ「蕗の薹」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、蕗の薹(ふきのとう)でした。
蕗の薹はフキの若い茎で花茎(かけい)と呼ばれます。花茎というのは、地下茎から直接出て、葉をつけずに花だけをつける茎のことで、ユリ科やケシ科などに見られます。
蕗の薹は、フキの花が咲く前のつぼみの部分で苦みがありますが、ビタミンやミネラルが豊富です。天ぷらや味噌汁、煮物などにして食べることができます。
また、採るときには、根元から切り取らずに、上部だけ摘むようにしましょう。そうすると、後から花が咲くそうです。