イラガの正しい駆除方法|発生原因や対策方法も紹介
出典:photoAC
イラガは体内に毒を持っている蛾であり、幼虫の毛虫に刺されると強い痛みを伴います。
外見が気持ち悪いだけでなく、葉っぱを食べる習性があるため、家庭菜園や畑を営んでいるとイラガの幼虫から被害を受けやすいです。
家庭菜園や畑でイラガの卵や繭、幼虫などを見つけ、駆除方法を知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、イラガの正しい駆除方法や駆除の注意点などについて詳しく解説します。
イラガの被害を受けて悩んでいる方は、ぜひ本記事で紹介する内容を参考にしてみてください。
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もくじ
イラガの駆除方法
出典:photoAC
イラガの駆除方法は、卵や繭なのか、幼虫なのかで異なります。いずれも家庭内にあるものや殺虫剤などで簡単に駆除が可能です。
それぞれの駆除方法を詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
卵や繭の駆除
イラガの卵を駆除する場合、葉っぱの裏をチェックして卵がついている葉をハサミで切除して処分しましょう。
卵だけをピンポイントで取り除くのは難しいため、ハサミで切り離す方法が確実です。
一方、繭は葉っぱではなく枝や幹などに張り付いているケースが多く見られます。そのため、スコップや針金などを用いて繭を削ぎ落しましょう。
なお卵や繭は保護色になっており、葉や枝に同化して見つけづらいため、注意深く観察しなければ見つかりません。
早期発見できれば被害を未然に防げるので、入念にチェックしてみてください。
幼虫の駆除
イラガの幼虫は農作物に被害をもたらすため、見つけ次第すぐに駆除する必要があります。幼虫の駆除方法は次のとおりです。
- 葉や枝ごと処分
- 割り箸を使用
- 毛虫専用の殺虫剤を使用
それぞれの駆除方法を詳しく解説します。
葉や枝ごと処分
イラガの幼虫に葉を食べられると葉が変色するため、どこで被害が発生しているのかがすぐにわかります。
変色している葉の有無をチェックし、見つけたら葉の裏を確認してみてください。イラガの幼虫は葉の裏に密集していることが多いためです。
葉の裏に幼虫が張り付いているのを確認できたら、葉や枝をハサミで切除し、ゴミ袋に密閉して処分しましょう。
イラガによる食害で変色した葉は、二度と元に戻りません。そのため、葉や枝ごとカットして処分する方法が最もおすすめです。
割り箸を使用
発見したイラガの幼虫を1匹ずつ処分する場合、割り箸でつまんで駆除しましょう。
イラガは体内に毒を持っているため、素手で触ると刺される恐れがあります。
割り箸を使用する場合にも、ゴム手袋を装着して素手で触れることのないように注意しておきましょう。
割り箸で取ったイラガは袋や容器などに入れ、殺虫剤を吹きかけて殺処分します。すべて死滅したのを確認したら、そのまま可燃ゴミで処分しましょう。
毛虫専用の殺虫剤を使用
イラガをまとめて駆除したい場合は、毛虫専用の殺虫剤の使用がおすすめです。
殺虫剤を使用すれば離れた場所からでもイラガを駆除できるため、安心感があります。
また毛虫専用の殺虫剤は殺虫成分が強く、複数回吹きかけるだけで死滅させられるため、手間をかけず手軽に駆除したい場合にも向いています。
殺虫剤を吹きかけたあとは、地面に落ちたイラガを割り箸やトングなどで拾い上げましょう。
死骸にも毒が残っている可能性があるため、素手で触らないように注意が必要です。
イラガ駆除の際の注意点
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イラガの駆除をする際は、次のポイントに注意しておきましょう。
- 肌を露出した服は控える
- 素手で触らない
- 死骸を触らない
注意点を詳しく解説するので、これからイラガを駆除しようと考えている方はぜひチェックしてみてください。
肌を露出した服は控える
まずイラガを駆除する際の服装について、基本的に肌を露出しないように注意しておきましょう。
イラガは体内に毒を持っており、皮膚に少し触れただけでも痛みが生じるためです。重症化するケースは滅多にありませんが、赤みやかゆみなどが長引く可能性はあります。
そのため、イラガを駆除する際は長袖長ズボンの作業着を身に着け、ゴム手袋やマスクなどもあわせて装着しましょう。
肌を露出する部分を可能な限り減らすことで、安全にイラガを駆除できます。
素手で触らない
イラガの幼虫や卵などを駆除する際は、素手で触らないように注意が必要です。イラガは毒を持っており、素手で触れると刺されて強い痛みを伴います。
イラガ本体を素手で触らないのはもちろん、幼虫がいた葉っぱや枝なども素手で触らないようにしましょう。
幼虫がいた場所には毛が残っている可能性が高く、不用意に触ると指に刺さってしまうかもしれません。
イラガの駆除にはゴム手袋や割り箸などを活用し、素手で触らないよう細心の注意を払いましょう。
死骸を触らない
殺虫剤でイラガを処分すると、死骸が地面に落ちるため、片付ける必要があります。
死骸だからといって、イラガを素手で触るのは絶対にやめましょう。イラガは絶命してからも体内に毒が残っているため、触れると毒針が刺さってしまうかもしれません。
また絶命したように見えても、触った瞬間に動き出すケースもあります。
イラガの死骸を処分する際は割り箸やトングなどを使用し、素手で触れないようにしてみてください。
定期的なイラガの防除対策は効果あり
出典:photoAC
イラガを駆除したあとも、定期的に防除対策をすればイラガを寄せ付けにくくなります。おすすめの防除方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
スミチオン乳剤
スミチオン乳剤は、イラガをはじめとする害虫の防除に役立つ園芸用殺虫剤です。
害虫が薬剤に接触したり、薬剤が付着した植物を食べたりすることで殺虫成分を発揮します。
イラガを駆除する場合のスミチオン乳剤の使用方法は次のとおりです。
- スプレーボトルを用意する
- スミチオン乳剤を1,000倍に希釈する
- 植物に希釈したスミチオン乳剤を吹きかける
スミチオン乳剤は基本的に原液で販売されているため、1,000倍程度に薄めてから使用する必要があります。
手間はかかるものの効果は非常に高いため、定期的にスミチオン乳剤を吹きかけイラガの防除対策をおこないましょう。
参照元:クミアイ化学工業株式会社
オルトラン
オルトランは、家庭菜園や畑などで用いられることが多い浸透移行性殺虫剤です。
浸透移行性殺虫剤は、土や根、葉から有効成分を浸透させることによって植物そのものに殺虫効果を持たせ、害虫を防除する薬剤です。
すでに発生しているイラガを駆除するというよりは、イラガの発生を予防したい場合に向いています。
オルトランは、土にまくタイプや散布するタイプなどさまざまな種類が販売されています。
家庭菜園や畑で育てている植物の状況に応じ、最適なオルトランを選んでみてください。
参照元:オルトラン |住友化学園芸
イラガを発生させないための対策方法
出典:photoAC
イラガを予防するためには、発生させないための対策を立てましょう。おすすめの対策は次のとおりです。
- 木酢液を使用
- ニームオイルを使用
- 庭木の定期的な剪定
- 苗木をチェック
どのようにイラガの対策をするのか、それぞれ詳しく解説します。
木酢液を使用
無農薬で植物や野菜を育成している方におすすめなのは、木酢液を使用したイラガ対策です。
木酢液は木炭を作る際に生じた煙を冷やし、液体にした成分のことです。イラガをはじめ、多くの害虫は木酢液の匂いを嫌っており、寄せ付けない効果があるとされています。
また木酢液には殺菌効果も含まれており、植物が感染しやすいモザイク病やうどんこ病などを予防できます。
木酢液を使用する際は、希釈されたスプレータイプを購入して吹きかける方法が手軽でおすすめです。
薬剤を使用せずにイラガの予防がしたい方は、木酢液を活用してみてください。
ニームオイルを使用
ニームオイルは、ニーム種子から抽出された液体で作られた油のことです。
殺虫効果はありませんが、害虫が嫌う成分が含まれているため、葉っぱに吹きかけることでイラガが寄りつきにくくなります。
またニームオイルには抗菌作用もあるとされており、病原菌やカビなどの発生を抑制します。
人間やミミズ、ミツバチなどには無害であるため、害虫だけをピンポイントで駆除できる点が魅力です。
ニームオイルは定期的に散布すると効果が長持ちするので、1週間に1回程度のペースで吹きかけましょう。
庭木の定期的な剪定
庭木が生い茂っているとイラガにとって住みやすい環境になるため、定期的な剪定をおこないましょう。
葉の数を減らすことで、イラガが卵を産んだり食べたりするところが少なくなります。
また剪定の最中にイラガの卵や繭などを見つけられれば、幼虫になる前に駆除できるというメリットもあります。
庭木はイラガが住みやすい場所であるため、定期的に剪定をおこなってイラガの発生を予防しましょう。
苗木をチェック
苗木を購入する際、まれに卵や繭が付着しているケースがあります。
気付かないまま苗木を植えると、植物が成長するとともにイラガも成長し、被害を受けてしまいます。
そのため、苗木を購入する際は葉や枝を入念にチェックし、卵や繭などが付いていないものを購入しましょう。
イラガによる主な被害
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イラガの卵や繭、幼虫を放置すると次のような被害を受ける恐れがあります。
- 葉に白い斑点ができる
- 葉肉を食べる
- 毒針の痛みが強い
イラガから受ける被害について詳しく解説します。
葉に白い斑点ができる
イラガに葉を食べられると、白い斑点ができて美観を損なうため注意が必要です。
生まれたばかりの幼虫は葉の裏に住み着き、表面を残して葉を食べる習性があります。そのため、イラガに食べられた部分は白い斑点になって残ります。
植物の葉を観察して白い斑点になっている部分を見つけたら、葉の裏側にイラガの幼虫がいる可能性が高いです。
イラガに食べられた葉は元に戻らないので、ハサミで切除するしかありません。
イラガの数が増えると切除しなければならない葉が増えてしまうため、早めに対処する必要があります。
葉肉を食べる
イラガの幼虫が成長してくると、葉の裏側だけでなく全体を食べるようになります。
幼虫は食欲旺盛であるため、気付かないまま放置していると葉がなくなるほどの被害を受けてしまうかもしれません。
イラガの幼虫は若い間は集団で行動するのですが、成長すると1匹ずつ分散して植物全体に被害をもたらします。
ひどい場合は、すべての葉を食べつくされてしまうケースもあります。
育成している植物を守るためにも、イラガに葉を食べ尽くされる前に駆除対策をおこないましょう。
毒針の痛みが強い
イラガに気付かず葉や枝を触っているときに、毒針に手が触れて強い痛みが生じることがあります。
イラガの背中には毒のトゲが多数生えているため、少し触れただけでも激しい痛みを感じます。
刺されてすぐに対処すれば重症化することはありませんが、ひどい場合は湿疹やかぶれなどの症状が出るかもしれません。
基本的に植物の葉や枝は素手で触らず、園芸用手袋やゴム手袋などを身に着けましょう。
イラガに刺された場合の対処法
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イラガの幼虫は毒を持っているため、万が一刺された場合はすぐに次の対処をおこないましょう。
- 毒針を取り除く
- 水流で洗い流す
- 痒み止めを使用する
- 皮膚科を受診する
それぞれの対処法を詳しく解説します。
毒針を取り除く
イラガに刺されたとき、痛みの原因となっているのは毒針であるため、まずは皮膚から毒針を取り除きましょう。
セロハンテープやガムテープなどを用意し、貼ったり剥がしたりしながら毒針を取り除いてみてください。
なお、毒針は肉眼では確認できないほど小さいため、目視で取り除けたかどうか確認するのは困難です。
そのためすべての毒針を取り除くのは難しいのですが、複数回テープを貼ったり剥がしたりを繰り返していると、痛みが軽減されます。
テープを使用せずに手で払おうとすると余計に食い込んでしまう恐れがあるので、注意しておきましょう。
水流で洗い流す
テープで毒針を取り除いたら、お湯または水で患部を丁寧に洗い流しましょう。
イラガの毒が皮膚に残っている可能性があるため、ハンドソープや石鹸を用いて綺麗に洗ってください。
毒は熱に弱い性質があるため、40℃前後のぬるま湯で洗い流すとより効果的です。
痒み止めを使用する
毒針の処置が完了したら、最後に虫刺され用の痒み止めや軟膏などを患部に塗りましょう。
痒みの原因となるヒスタミンの抑制を抑えられる、抗ヒスタミン系の軟膏がおすすめです。
軟膏を塗っても痒みが収まらない場合は、市販の抗ヒスタミン剤やステロイド剤などを服用してみてください。
皮膚科を受診する
イラガに刺されたあと、症状が回復するまでの期間は人によって異なるのですが、適切な処置をすれば1週間程度で落ち着きます。
もしも1週間以上経っても腫れや痒みが引かない場合、皮膚科を受診しましょう。
また、症状が蕁麻疹のように広がっているときは、毛虫皮膚炎になっている可能性が高いです。
自己判断で市販の薬を使用し続けると症状が悪化する恐れがあるため、医療機関で診断してもらいましょう。
そもそもイラガとは
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イラガはチョウ目イラガ科に分類される蛾であり、日本全国に生息しています。
日本には17種類のイラガが確認されており、いずれも幼虫は毒を持っていますが、成虫に毒はありません。
イラガの生態について、次の4つの項目を通して解説します。
- 成虫に害はない
- 幼虫は強い毒がある
- イラガの発生時期
- イラガが好む樹木
イラガの詳細が知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
成虫に害はない
イラガは成虫になると羽が生え、毒がなくなります。また口吻が退化するため、イラガの成虫は何も食べません。
成虫になってからの寿命は約10日間と非常に短く、食事は一切摂らずに繁殖にだけ専念するという特徴があります。
多くの蛾と同様に、イラガも灯りに集まる性質があります。そのため、街の外灯や玄関灯などに集まることが多いものです。
幼虫は強い毒がある
イラガの成虫は毒を持たない一方、幼虫は強い毒を持っています。
幼虫は全身を毒のトゲに覆われており、少し手が触れただけでも電流が走ったかのような激しい痛みが生じます。
適切な処置をしなければ皮膚炎の症状が出る恐れがあるため、注意が必要です。
また、ごくまれに頭痛や吐き気、呼吸困難などアナフィラキシーショックの症状が出るケースもあります。
家庭菜園や畑などを営んでいる方は、イラガの幼虫に刺されないように警戒しておきましょう。
イラガの発生時期
イラガの幼虫の発生時期は7月〜9月の年1回です。種類によっては6月〜7月、8月〜9月と年2回発生するケースもあります。
夏に発生した幼虫は葉っぱを主食としながら成長し、秋ごろに繭を作りはじめます。
繭のまま越冬したイラガは春に蛹となり、5月〜7月ごろに成虫になって外に羽ばたくという流れです。
駆除のタイミングとして適切なのは、幼虫が生まれたばかりの6月〜7月ごろです。若い幼虫は集団で生活するため、葉を切除するだけで簡単に駆除できます。
幼虫が成長すると1匹ずつ行動するようになり、さらに繭にまでなると擬態して発見しにくくなります。
イラガが好む樹木
イラガの幼虫はどのような樹木にも潜んでいる可能性があります。
とくにカキやウメ、アンズ、リンゴ、サクラ、モミジの木などに好んで生息するため、果樹園や庭木を持っている方は注意しておきましょう。
定期的な剪定をおこなえば、葉の数が減ることによってイラガのエサを減らせます。
また葉の茂みが少なくなると、イラガの天敵である鳥類に見つけられやすくなり、捕食によってイラガの数が減る場合もあります。
自身が管理している樹木は定期的に剪定をおこない、イラガ対策をしてみてください。
イラガや毛虫に関するよくある質問
出典:photoAC
イラガや毛虫などに関して、よくある質問は次のとおりです。
- 毛虫はすべての種類に毒がありますか?
- イラガの駆除は業者に任せるべきですか?
- イラガの成虫に害はありますか?
- イラガが人間に与える影響は?
それぞれの質問に回答するので、疑問点が残っている方はぜひ参考にしてみてください。
毛虫はすべての種類に毒がありますか?
毛虫はすべての種類が毒を持っているわけではありません。
毒を持っている毛虫はイラガをはじめ、ドクガ、チャドクガ、マツカレハ、タケノホソクレバなどが代表的な種類です。
毒毛虫は日本全国に生息しており、樹木や植物の葉を食べながら生活しています。刺されると痛みやかぶれ、皮膚炎などを引き起こします。
一方、マイマイガやオビカレハ、モンクロシャチホコ、アメリカシロヒトリなどの毛虫は毒を持っていません。
ただし、見た目の特徴を覚えなければ毒毛虫なのかどうかの判断ができないため、毛虫を見つけても素手で触らないようにしましょう。
イラガの駆除は業者に任せるべきですか?
自身での駆除に抵抗を感じる場合や、イラガが大量発生している場合は駆除業者に依頼しましょう。
駆除業者に依頼すると費用は発生するものの、すべてのイラガを確実に駆除してもらえます。毛虫駆除の費用は業者や範囲によって異なるのですが、相場は約1万円〜5万円です。
まずは複数の業者で見積もりや現地調査を依頼し、料金がどの程度になるのかを確認してみてください。
なおイラガの発生がまだ少なく、幼虫も若い場合は自身での駆除が可能です。毒針に刺されないように注意しながら駆除をおこないましょう。
イラガの成虫に害はありますか?
イラガの成虫は毒を持たず、食事も一切摂らないため、人間の生活に害を及ぼすことはありません。
ただし、イラガの成虫は葉の裏に卵を産み付けます。1回の産卵で20個〜30個以上の卵を産み付けるため、放置すると急激に数を増やす恐れがあります。
イラガの成虫は飛び回っているうえに寿命も10日間と短いため、駆除するのは困難です。
イラガの数を増やさないためには、幼虫の段階で駆除し、成虫にまで成長させないことが大切です。
5月〜7月ごろにイラガの成虫が飛んでいるのを見かけたら、葉の裏をチェックして幼虫や卵の駆除をおこないましょう。
イラガが人間に与える影響は?
イラガが人間に与える影響として、最も害があるのは毒針による痛みです。イラガの背中は毒のトゲで覆われており、触れると激しい痛みが生じます。
子どもやペットなどが刺される恐れもあるため、家庭菜園や庭木などを持っている方は注意しておきましょう。
またイラガは食欲が旺盛なので、幼虫が大人になってくると木を丸裸にする勢いで葉を食べ尽くします。
葉がボロボロになると景観を損なうだけでなく、果物や野菜の収穫に影響を及ぼします。
イラガは人間の生活に害を与える可能性が高いため、見つけたときは早急に対処しましょう。
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ここからは、害獣駆除を対応しているおすすめのサービスを紹介します。
- 害獣駆除110番
- ハウスプロテクト
- 駆除ザウルス
それぞれ、特徴を紹介するためぜひ参考にしてみてください。
害獣駆除110番
害獣駆除110番は東証一部上場企業であるシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、害獣駆除業者です。
累計問い合わせ件数は500万件で、公式サイトによると顧客満足度、解決スピード、価格満足度、利用シェアの部門で4冠を達成しているため、安心して任せられるでしょう。
徹底駆除をモットーに経験豊富な害獣駆除のプロが、フンや食べ残しの清掃や消毒を丁寧に、最後まで徹底的におこないます。
現地調査と見積もりが無料で、24時間365日相談を受け付けしているため、イラガの被害にお悩みの方は公式サイトの問い合わせフォームもしくは電話にて相談してみてください。
ハウスプロテクト
ハウスプロテクトは株式会社GROWTHが運営する、害獣駆除業者です。
2021年9月におこなわれたサイト比較イメージ調査にて、顧客満足度、サービス品質、解決スピードの部門で3冠を達成しています。
対応エリアは関東、関西、東海、中四国、九州エリアであり、北海道や東北などでは利用できない点に注意しておきましょう。
駆除料金は現地調査や見積もりのあとに提示されますが、最初の見積もり以外は追加料金は一切かかりません。
また、業界最長クラスの10年の安心保証が付いており、万が一再発した場合も無償で対応するため、駆除後のアフターサポートも安心です。
最短即日30分で対応可能なため、急ぎで依頼したい方におすすめです。
駆除ザウルス
駆除ザウルスはAAA ALLIANCE(トリプルエーアライアンス)が運営する、創業19年の実績豊富な害虫、害獣駆除業者です。
駆除業者が加盟するペストコントロール協会に加盟しており、定期的な講習会や研修会を開催し、知識の向上を日々目指しています。
アフターサービスとして、最長10年の長期保証に加えて、定期点検のサービスもつく場合があります。
支払い方法が銀行振り込み、クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネーから選べ、多くのキャッシュレス決済に対応しているため便利です。
実績のある業者を希望する方や害獣駆除のみでなくリフォーム工事も対応希望の方は、まずは無料の見積もりを依頼してみてください。
まとめ
出典:photoAC
イラガの駆除方法や発生させないための対策、駆除の注意点、被害などについて解説しました。
イラガの成虫は無毒ですが、幼虫は毒を持っており触れると激しい痛みが走ります。
そのため、駆除の際はイラガに直接手が触れないよう、ゴム手袋や園芸用手袋などを装着しましょう。
駆除が終わったあとは、木酢液やニームオイルなどを使用すればイラガの発生を予防できます。
ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、イラガの駆除や対策をおこなってみてください。
※本記事の情報は2024年2月公開時点のものです。
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※商品・サービスに関するお問い合わせは、サービス提供元まで直接ご連絡をお願いします。
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