まめ得のタネ

鳩を駆除する方法とは?駆除のルールから予防方法まで解説

出典:photoAC


鳩は一見害がなさそうに見える鳥類ですが、糞害によってウイルス感染症を引き起こす恐れがあります。

 

自宅付近やベランダなどで鳩からの被害を受けており、駆除方法が知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

結論から述べると、鳩は鳥獣保護管理法で守られているため、許可なしでの駆除はできません。しかし、鳩を追い払ったり、寄せ付けないための対策を立てたりはできます。

 

本記事では、鳩の駆除に関するルールや追い払う方法、予防対策などを紹介します。

 

鳩の被害を受けて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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鳩の駆除は自分でできる?

 

出典:photoAC

 

鳩は鳥獣保護管理法で守られており、狩猟免許を持たない一般の方が無許可で駆除や捕獲をすると、罰則を受けます。

 

鳩の駆除に関するルールについて、次の項目を通して解説します。

 

  • 鳥獣保護法により保護
  • 自治体へ申請することで駆除が可能
  • 許可がおりない場合は鳩駆除業者へ依頼

 

駆除が禁止されている法律について詳しく知りたい方は、ぜひ最初にチェックしてみてください。

 

鳥獣保護法により保護

 

鳩は鳥獣保護管理法によって守られており、無許可での捕獲や駆除、殺傷が全面的に禁じられています。

 

鳥獣保護管理法は、野生鳥獣の保護や管理の適正化を図るために設けられた法律です。

 

狩猟免許や自治体からの捕獲許可を得ない限り、野生の鳥類や哺乳類の捕獲、駆除はできません。また捕獲や駆除だけでなく、鳩の雛や卵の移動なども禁止されています。

 

もしも鳥獣保護管理法に違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金刑が科されます。

 

そのため鳩の被害を防止するためには、許可を得て駆除をするか、自宅に寄せ付けないための予防対策をおこなうしかありません。

 

参照元:野生鳥獣の違法捕獲の防止 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省]

 

自治体へ申請することで駆除が可能

 

鳩を自身で駆除したい場合は、自治体に鳩の被害を報告して捕獲許可申請をおこないましょう。自治体から許可がおりれば、自身で鳩を駆除できます。

 

なお、許可がおりる条件や期間などは自治体によって異なります。

 

すでに鳩からの被害を受けており、防除対策をしても効果を得られなかった場合は許可を得やすいでしょう。

 

なお、都道府県によっては狩猟免許を持たない方には捕獲許可がおりない場合があるため、事前の確認が必要です。

 

自治体から許可がおりた場合、自治体が指定する方法での駆除や捕獲が可能です。自治体からの指導を必ず守りながら、鳩の駆除をおこないましょう。

 

許可がおりない場合は鳩駆除業者へ依頼

 

自治体に申請をしても許可がおりなかった場合、鳩の駆除業者に依頼しましょう。

 

駆除業者に依頼すると費用は発生するものの、状況に応じた専門的な駆除を実施してもらえます。

 

また、再発防止対策も同時におこなうため、鳩から再び被害を受ける心配がありません。

 

駆除業者に鳩の駆除を依頼した際の費用相場は、約1万円〜5万円です。巣の撤去や清掃だけなら費用が安く済む傾向にあります。

 

駆除業者や依頼内容によって費用は前後するので、まずは複数の業者で相見積もりを取ってみてください。

 

鳩駆除に向けた自治体への申請方法

 

出典:photoAC

 

鳩は鳥獣保護管理法で保護されていますが、捕獲許可制度を利用すれば個人での鳩の駆除が認められます。

 

自身で鳩の駆除をおこなう場合は、次の手順に沿って自治体に捕獲許可を取りましょう。

 

  1. 申請書類提出
  2. 審査
  3. 許可証発行

 

それぞれの手順について詳しく解説します。

 

参照元:捕獲許可制度の概要 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省]

 

申請書類提出

 

まずは自治体のルールに基づき、捕獲許可の申請書類を提出します。申請書類は次のとおりです。

 

  • 鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可申請書
  • 鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可申請者(従事者)名簿

 

基本的な書類は上記の2種類ですが、自治体によっては次の書類提出を求められることがあります。

 

  • 有害鳥獣捕獲申請に係る被害状況調査書
  • 捕獲実施計画書

 

書類の形式は自治体によって異なるため、役所で申請書類一式をもらうか、公式サイトから書類を印刷しましょう。

 

必要な内容の記入が完了したら、役所の窓口に書類を提出します。

 

審査

 

申請書類が受理されたあとは、役所にて審査がおこなわれます。

 

許可の権限者は環境大臣および都道府県知事となっており、各都道府県の捕獲基準に基づいて判断されます。

 

なお、都道府県によっては捕獲許可を得るのに狩猟免許が必要な場合もあります。

 

そのため狩猟免許を持っていない場合、審査に落ちる可能性が高い点に留意しておきましょう。

 

許可証発行

 

審査に通過すると、自治体から許可証が発行されます。捕獲許可を受けた方は次の義務が課されます。

 

  • 許可証(従事者証)の携行義務
  • 捕獲の結果報告の義務

 

鳩を駆除する際は許可証を携行する必要があるため、紛失しないように注意しなければなりません。

 

また捕獲が完了したあとは、役所の指示に基づいて結果報告をおこなう必要があります。

 

上記のように、鳩の捕獲には厳しい審査が必要になるうえ、許可がおりるまでに時間がかかります。

 

すぐにでも鳩を駆除したい場合は、自身で捕獲許可を得るよりも、専門業者に依頼した方がよいでしょう。

 

鳩を自身で駆除する方法

 

出典:photoAC

 

自治体から捕獲許可がおりた場合は、鳩を自身で駆除するための準備を進めていきましょう。

 

鳩の駆除方法は次のとおりです。

 

  • 安全に駆除するための準備をする
  • 忌避剤を使用する
  • 鳩の雛や卵を駆除する
  • 駆除した場所の対策を徹底する

 

それぞれ詳しく解説するので、鳩を駆除する際はぜひ参考にしてみてください。

 

安全に駆除するための準備をする

 

まずは安全に駆除するための準備をおこないましょう。

 

鳩は大人しそうな生き物に見えますが、闘争本能が強く攻撃的な一面を持っているため、準備を怠ると怪我をする恐れがあります。

 

鳩の駆除に必要なものは次のとおりです。

 

  • ヘルメット
  • 長袖長ズボンの作業着
  • マスク
  • ゴム手袋
  • 長靴
  • ぬるま湯
  • 消毒液

 

ヘルメットや作業着、長靴などの身につけるものは、怪我対策として必要なものです。

 

また鳩はさまざまな病原菌を持っているため、マスクやゴム手袋なども忘れないようにしましょう。

 

ぬるま湯や消毒液などは、鳩を駆除したあとの清掃に使用します。

 

忌避剤を使用する

 

鳩を駆除する際におすすめのアイテムは、鳩が嫌がる匂い成分が含まれている忌避剤です。

 

とくに鳩が住み着いていたり、出現が多かったりする場所で使用すると大きな効果を得られます。

 

また、忌避剤には生物を殺傷する力はないため、誤って鳩を傷つける心配もありません。

 

鳩専用の忌避剤は、ホームセンターやインターネット通販などで購入できます。

 

スプレー、固形、ジェルなど複数の種類があるため、自宅の状況に応じて最適なタイプを購入してみてください。

 

鳩の雛や卵を駆除する

 

もしも自宅付近で巣が作られている場合、忌避剤を使用して追い払っても再び鳩が戻ってくる可能性があります。

 

そのため、マスクやゴム手袋などを装着し、感染症予防をしたうえで巣の撤去をおこないましょう。

 

なお、巣が空の場合は許可証は必要ありませんが、卵や雛がいる場合、許可証を携行して撤去をおこなう必要があります。

 

注意点として、捕獲許可証をもらっていたとしても卵や雛を傷つける行為は許されません。そのため、落とさないよう慎重に巣を移動させてください。

 

巣の撤去後、卵や雛の処分は専門業者に依頼するか、保健所に持ち込んで処分してもらいましょう。

 

駆除した場所の対策を徹底する

 

鳩の駆除が無事に完了したら、感染症予防対策や再発防止対策をおこないます。

 

まずは鳩のフンを片付けましょう。ぬるま湯をかけてから新聞紙や雑巾などで拭き取ると、綺麗に掃除できます。

 

フンの掃除が完了したら、アルコールやエタノールなどを使用して消毒をおこないます。

 

鳩のフンには多数の病原菌が含まれているため、入念に消毒をしておきましょう。

 

最後に、鳩を寄り付かせないための再発防止対策を実施します。鳩は強い帰巣本能を持っているのですが、定期的に掃除したり忌避剤をまいたりすると、警戒して近寄らなくなります。

 

そのため、駆除したあとも定期的に鳩の防除対策をおこない、被害を予防しましょう。

 

鳩を自身で駆除する場合に注意するポイント

 

出典:photoAC

 

鳩を自身で駆除する際は、次のポイントに注意しておきましょう。

 

  • 無理はしない
  • 鳩の攻撃性
  • 病原菌対策
  • 寄生虫対策
  • 駆除した場所の消毒
  • 寄りつかせない対策
  • 侵入防止対策

 

それぞれの注意点について詳しく解説します。

 

無理はしない

 

自治体から捕獲許可を得れば個人での駆除も可能ですが、決して無理はしないようにしましょう。

 

鳩は攻撃的な一面をもっており、素人が無理に駆除しようとすると攻撃されて怪我をする恐れがあるためです。また、巣の撤去は高所での作業になることも多く、無理をすると大怪我を負ってしまいかねません。

 

さらに病原菌対策を怠ると、駆除の際に病原菌が媒介され、アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

 

鳩の駆除が少しでも難しいと感じた場合は、専門の駆除業者に相談しましょう。駆除業者に依頼すれば、専門知識で徹底した駆除を実施してもらえます。

 

鳩の攻撃性

 

鳩は基本的におとなしい性格をしており、人間を積極的に攻撃することはありません。

 

しかし、縄張り意識が強く攻撃的な一面も持ち合わせており、テリトリーを壊そうとする人間には容赦なく攻撃を加えます。

 

とくに自身が作った巣への執着心は非常に強く、うかつに巣を撤去しようとすると、攻撃される可能性が非常に高いです。

 

鳩が人間を攻撃対象と見なした場合、翼を大きく広げて過剰なまでの闘争心をむき出しにしながら、しつこく襲いかかってきます。

 

巣を作った鳩の駆除には大きな危険が伴うため、巣の撤去には細心の注意を払わなければなりません。

 

病原菌対策

 

鳩を駆除する際に絶対忘れてはならないのは、フンや羽毛に含まれる病原菌対策です。

 

鳩は体内にさまざまな病原菌を持っており、手で触れたり飛沫を吸い込んだりすると、病気を引き起こす可能性があります。

 

鳩から媒介される病気として最も多いのは、クリプトコッカス症やサルモネラ食中毒などです。

 

クリプトコッカス症は肺炎の一種であり、感染すると咳や胸痛、呼吸困難などの症状が現れます。

 

サルモネラ食中毒は、サルモネラ属菌によって引き起こされる病気で、発熱や腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こします。

 

いずれも死に至る恐れのある危険性の高い病気なので、鳩の駆除をする際は病原菌対策を徹底しましょう。

 

寄生虫対策

 

鳩の体には、ダニやノミなどの寄生虫が大量に存在しています。

 

寄生虫を自宅に持ち帰ってしまうと、かゆみや皮膚炎、アレルギー反応、アナフィラキシーショックなどを引き起こす原因になります。

 

そのため、駆除の際に使用した作業着や手袋、長靴などは、外で脱いでゴミ袋に入れましょう。

 

寄生虫は基本的に熱に弱いため、帰宅後すぐにシャワーを浴びると寄生虫の侵入を防止できます。

 

とくにアレルギーを持っている方の場合は、寄生虫対策を怠らないように注意しておきましょう。

 

駆除した場所の消毒

 

鳩の駆除が完了したあとは、駆除した場所の消毒をおこないます。

 

たとえばベランダで駆除をした場合、消毒せずに放置していると病原菌や寄生虫などが室内に侵入する恐れがあります。

 

病原菌対策を徹底するためにも、駆除後の消毒は必ず実施するようにしましょう。

 

駆除後の消毒剤としておすすめなのは、エタノールやアルコールなどです。エタノールやアルコールには強い除菌力があるため、スプレーで吹きかけるだけでも効果を得られます。

 

駆除した場所の汚れがひどい場合には、全体的にエタノールやアルコールを吹きかけたあと、ブラシでこすって拭き掃除をしてみてください。

 

寄りつかせない対策

 

鳩は強い帰巣本能と縄張りへの執着心を持っています。そのため、駆除したあとに寄りつかせないための対策をおこなう必要があります。

 

もしも対策をしなければ、時間が経過したあとに鳩が戻ってきて再び巣を作ってしまうかもしれません。

 

寄りつかせないための対策として、定期的に掃除をおこなう、忌避剤を散布するなどの方法が効果的です。

 

より確実な対策をしたい場合、防鳥ワイヤーや剣山、テグスなどを設置する方法もあります。

 

なお、鳩を寄り付かせないための対策については後ほどの項目で詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。

 

侵入防止対策

 

ベランダや庭などに鳩が飛来するのを防止したい場合、防鳥ネットの設置が効果的です。

 

防鳥ネットを使用すれば鳩が物理的に飛来できなくなるため、自然に鳩の被害がなくなっていきます。

 

また、鳩は陰のある場所に巣を作る習性があるので、物陰をなくして開放的な空間を作る方法も効果的です。

 

鳩を駆除したあとは適切な侵入防止対策をおこない、鳩の飛来を予防しましょう。

 

鳩による主な被害

 

出典:photoAC

 

鳩が自宅近くに巣を作ったり飛来したりすると、次のような被害を受ける可能性があります。

 

  • フン
  • 鳩のフンや羽毛に含まれる病原菌の被害
  • 鳩の体にいる寄生虫による被害
  • 騒音被害

 

それぞれの被害について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

フン

 

鳩の被害の中でもっとも多いのは、フンによってもたらされる被害です。

 

たとえばベランダに鳩が巣を作っている場合、手すりや床、洗濯物などにフンを落とされ汚れてしまいます。

 

さらにフンを片付けずに放置していると金属腐食を招き、ベランダの設備が劣化する恐れがあります。

 

また、庭木に鳩が巣を作っている場合にも注意が必要です。外だから問題ないと放置していると、庭木を中心にフンが多数広がり、美観を損ねてしまうかもしれません。

 

鳩の数が多くなるとフンの悪臭も強くなるため、被害が広がる前に対処する必要があります。

 

鳩のフンや羽毛に含まれる病原菌の被害

 

鳩のフンや羽毛などに触れてしまうと、病原菌の被害を招く可能性があります。

 

鳩のフンや体内には、感染症の原因となるさまざまなウイルスが含まれています。

 

直接触らなかったとしても乾燥したフンの飛沫を吸い込んでしまい、病原菌が媒介される恐れがあるため、注意しなければなりません。

 

鳩から媒介された病気で死に至るケースは稀ではあるものの、小さな子どもやお年寄りなど、抵抗力が弱い方は重篤な症状に陥る可能性があります。

 

病原菌の被害を受けないためには、フンを見つけたらすぐに掃除し、徹底的に消毒をおこないましょう。

 

鳩の体にいる寄生虫による被害

 

鳩の体には、ダニやノミなどをはじめとする多数の寄生虫が存在しています。主な寄生虫は次のとおりです。

 

  • トリサシダニ
  • ワクモ
  • ウモウダニ
  • ヒナイダニ

 

上記の寄生虫は主に鳥に寄生して生活をしており、一部は人に危害を加えることもあります。

 

寄生虫が室内に侵入すると、体のかゆみや皮膚炎、アレルギー症状などを引き起こす恐れがあるので、注意が必要です。

 

基本的に寄生虫は熱に弱い性質であるため、ベランダや庭など被害を受けた場所に熱湯をかけて消毒すると被害を予防できます。

 

騒音被害

 

ベランダや庭木などに鳩が住み着くと、夜間や早朝などに鳩の鳴き声が気になる可能性があります。

 

鳩は基本的に集団行動を取るため、一斉に鳴き声をあげられると騒音レベルに達し、睡眠を妨害されてしまうかもしれません。

 

また、建物の構造によっては鳩の羽音や足音などが気になり、ストレスにつながるケースもあります。

 

鳩の鳴き声が毎日のように続く場合、自宅付近に巣を作っている可能性が非常に高いです。

 

どこに巣があるのかわからないときは専門の駆除業者に相談し、撤去してもらいましょう。

 

簡単にご自身でできる鳩対策

 

出典:photoAC

 

鳩を駆除するためには自治体から捕獲許可を得る必要があるのですが、手続きが煩雑なうえに手間もかかります。

 

駆除の手間を省きたい場合、鳩を駆除するのではなく予防対策で環境を変えてみましょう。

 

効果的な鳩の予防対策は次のとおりです。

 

  • 防鳥ワイヤー
  • 磁石を設置
  • 剣山
  • クローンカラス
  • テグスを張る
  • 忌避材を塗布する
  • 電気ショック機器

 

それぞれの対策について詳しく解説するので、鳩の被害に困っている方はぜひチェックしてみてください。

 

防鳥ワイヤー

 

防鳥ワイヤーは、ベランダの手すりや床などに設置して鳩の飛来を防止するためのアイテムです。

 

鳩が止まれないほどの細いワイヤーを設置するため、物理的に鳩が飛来できなくなります。

 

防鳥ワイヤーの価格はメーカーによっても異なるのですが、リーズナブルなものであれば2,000円~4,000円程度で購入できます。

 

設置も比較的簡単であるため、手軽に鳩の予防対策をしたい方は、防鳥ワイヤーを設置してみてください。

 

磁石を設置

 

ベランダに飛来する鳩への対策として、磁石を設置する方法も有効です。

 

磁石を設置すると、磁場によって鳩の方向感覚が麻痺し、巣に帰ることができなくなるためです。磁石を用意して紐やワイヤーなどでベランダにつるしてみましょう。

 

ただし、磁石をつるすだけでは鳩を完全に寄せつけないようにするのは難しいとされています。

 

鳩は帰巣本能が非常に強いため、方向感覚を多少麻痺させても巣に帰る個体が一定数存在します。また、磁石が放つ磁場に鳩が慣れ、次第に効果は薄れていくものです。

 

そのため磁石の設置はメインの対策というより、他の対策の補助として用いるようにしましょう。

 

剣山

 

鳩が居付くスペースをなくすために、剣山を設置する方法もあります。剣山を設置すれば物理的に鳩が飛来できなくなるため、非常に効果的な対策です。

 

ただし、剣山の種類を誤ると鳩よけの効果を得られません。

 

鳩よけの効果を最大限に発揮させるためには、10cm以上の針で密度の高い剣山を選びましょう。

 

針が短く密度の低い剣山の場合、隙間を利用して鳩が巣を作る可能性があるためです。

 

鳩よけ効果の高い剣山を選び、ベランダの手すりや塀の上、室外機などに設置すると、鳩の飛来を予防できます。

 

クローンカラス

 

クローンカラスは、鳩の天敵であるカラスの置物です。

 

カラスの置物をベランダや庭先などにつるしておくと、鳩が「天敵がいる」と勘違いし、警戒して近寄らなくなります。

 

カラスのほか、鷹や鷲など鳩の天敵となる鳥類の置物は鳩よけの効果を期待できます。

 

クローンカラスの価格は3,000円~4,000円程度です。

 

翼を広げているタイプや羽毛がリアルに再現されているタイプなど、さまざまな種類があるのでぜひ一度チェックしてみてください。

 

テグスを張る

 

鳩にとって視認しづらい透明のテグス(糸)を張ることにより、飛来を予防できます。

 

たとえばベランダにテグスを張ったあとに、鳩が飛来しようとすると見えないものが脚や翼に触れます。

 

鳩はテグスを視認できないため、なぜ着地できないのかわからず、嫌悪感を抱いて帰っていくという仕組みです。

 

テグスはベランダの手すりや塀の上など、高い場所に対してとくに効果を発揮します。

 

鳩が頻繁に飛来して困っている場合は、テグスを張って様子を見てみましょう。

 

忌避材を塗布する

 

鳩が嫌がる匂いや味の成分が含まれている忌避剤の塗布も効果的な方法です。鳩は匂いに敏感な生き物であるため、嫌な匂いを発する空間には寄りつかなくなります。

 

忌避剤のタイプは、固形やジェル、スプレーなどさまざまありますが、効果が長持ちするジェルタイプがおすすめです。

 

ジェルタイプの忌避剤を塗布する際は、まずフンや汚れなどを綺麗に掃除し、鳩の匂いを消し去りましょう。

 

次に、コーキングガンという専用の器具を用いて、ベランダの手すりや窓枠などに忌避剤を塗布していきます。

 

塗布してから1週間もすれば、飛来する鳩の数が徐々に減っていくでしょう。

 

忌避剤とコーキングガンは、ホームセンターやインターネット通販などで購入可能です。

 

電気ショック機器

 

電気ショック機器は、鳩が飛来した際に微弱な電流を流して驚かせ、寄りつかなくするためのアイテムです。

 

鳩を気絶させると鳥獣保護管理法に抵触するのですが、驚かせるだけであれば問題はありません。

 

鳩専用の電気ショック機器であれば、体感で大きなショックを与えつつも気絶させるほどの力はないため、安心して設置できます。

 

ただし、電気ショック機器の設置には危険が伴うのも事実です。知識がなければ上手く設置できない可能性も高いので、専門業者に設置を依頼した方がよいでしょう。

 

鳩の侵入を予防する方法

 

出典:photoAC

 

鳩がベランダや庭などに侵入するのを予防したい場合、次のような対策がおすすめです。

 

  • 防鳥ネットを設置する
  • フンの掃除
  • 陰になる場所を減らす

 

それぞれの対策について詳しく解説します。

 

防鳥ネットを設置する

 

防鳥ネットは、ベランダや庭を覆うように設置することにより、鳩の侵入そのものを予防するためのアイテムです。

 

頑丈な素材で作られているため、鳩から攻撃を受けても破られることはありません。

 

鳩だけでなく、カラスやスズメなど鳥類全般の飛来を防止できる点がメリットです。

 

大きさにもよりますが、防鳥ネットは2,000円〜5,000円程度で購入できます。

 

鳩の飛来を確実に予防したい方は、防鳥ネットを設置してみてください。

 

フンの掃除

 

鳩のフンを徹底的に掃除すれば、侵入防止につながります。鳩はフンをするところに巣を作る習性があり、フンを掃除せずに放置していると被害レベルが上がっていきます。

 

鳩の被害レベルは次のとおりです。

 

  • レベル1:休憩鳩
  • レベル2:待機鳩
  • レベル3:ねぐら鳩
  • レベル4:巣作り鳩

 

休憩鳩や待機鳩は、主に日中のベランダに滞在してフンの被害をもたらします。

 

この段階で徹底的な掃除を続けていれば、鳩が「この場所は安全ではない」と判断し、次のレベルに達しません。

 

レベル3以上になると夜間も鳩が住み着き、個人での対策が困難になります。

 

感染症に注意しつつ鳩のフンを綺麗に掃除し、侵入を防止しましょう。

 

陰になる場所を減らす

 

鳩は室外機の裏や木の中など、物陰に巣を作る習性があります。

 

開放感のある場所は外敵から身を守れず雨風もしのげないため、基本的には巣を作りません。

 

そのため、陰になるような場所を極力減らせば、鳩が巣を作る可能性が低くなります。

 

ベランダに物が大量に置いてあると、陰ができて鳩にとって巣を作りやすい環境になります。

 

可能な限りベランダに物を置くのは控え、開放的な空間になるようにしましょう。

 

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ここからは、害獣駆除を対応しているおすすめのサービスを紹介します。

  • 害獣駆除110番
  • ハウスプロテクト
  • 駆除ザウルス

 

それぞれ、特徴を紹介するためぜひ参考にしてみてください。

 

害獣駆除110番

 

害獣駆除110番は東証一部上場企業であるシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、害獣駆除業者です。

 

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現地調査と見積もりが無料で、24時間365日相談を受け付けしているため、鳩の被害にお悩みの方は公式サイトの問い合わせフォームもしくは電話にて相談してみてください。

 

ハウスプロテクト

 

ハウスプロテクトは株式会社GROWTHが運営する、害獣駆除業者です。

 

2021年9月におこなわれたサイト比較イメージ調査にて、顧客満足度、サービス品質、解決スピードの部門で3冠を達成しています。

 

対応エリアは関東、関西、東海、中四国、九州エリアであり、北海道や東北などでは利用できない点に注意しておきましょう。

 

駆除料金は現地調査や見積もりのあとに提示されますが、最初の見積もり以外は追加料金は一切かかりません。

 

また、業界最長クラスの10年の安心保証が付いており、万が一再発した場合も無償で対応するため、駆除後のアフターサポートも安心です。

 

最短即日30分で対応可能なため、急ぎで依頼したい方におすすめです。

 

駆除ザウルス

 

駆除ザウルスはAAA ALLIANCE(トリプルエーアライアンス)が運営する、創業19年の実績豊富な害虫、害獣駆除業者です。

 

駆除業者が加盟するペストコントロール協会に加盟しており、定期的な講習会や研修会を開催し、知識の向上を日々目指しています。

 

アフターサービスとして、最長10年の長期保証に加えて、定期点検のサービスも付く場合があります。

 

支払い方法が銀行振り込み、クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネーから選べ、多くのキャッシュレス決済に対応しているため便利です。

 

実績のある業者を希望する方や害獣駆除のみでなくリフォーム工事も対応希望の方は、まずは無料のお見積もりを依頼してみてください。

まとめ

 

出典:photoAC

 

鳩から被害を受けたときの対処法や予防策、侵入防止策などについて紹介しました。

 

鳩は鳥獣保護管理法で保護されており、無許可で捕獲や駆除をすることはできません。

 

そのため、鳩の被害を防止するためには、追い払ったり予防対策をおこなったりする必要があります。

 

対策をしても効果を得られず鳩の被害が止まらない場合は、専門の駆除業者に相談しましょう。

 

ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、鳩の対策をおこなってみてください。

 

※本記事の情報は2024年2月公開時点のものです。
※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※商品・サービスに関するお問い合わせは、サービス提供元まで直接ご連絡をお願いします。
※本記事には提携する企業のPR情報が含まれます。

 

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