ボンカレーの『ボン』は何語?その意味とは?|お買い物トリビア(43)

今や日本人の国民食と言っても過言ではないカレー。朝食・昼食・夕食問わず、様々なシーンで様々なカレーを私たちは食べる機会があります。
その中でも、一番身近で簡単に食卓に並べることができるのが、インスタントカレーでしょう。このインスタントカレーも、種類だけで言えば何と約3,000種類もの商品があるというので驚きですよね。そんなインスタントカレーの中でも元祖と言って良いブランドが、『ボンカレー』です。
これこそ正に、食べたことが無い人はいないと思われる程、私たちにとって馴染み深いインスタントカレーですが、この『ボン』という名前に不思議な響きを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでは、この『ボン』という言葉の意味は何なのか、そもそも何語なのか皆さんはご存じですか?
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お買い物トリビア「ボンカレーの『ボン』は何語?その意味とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(レトルトカレーの名前にも、そこに込められた様々な思いがあるのですね)
正解は、「フランス語で『美味しい』という意味」です。
ボンカレーの『ボン』の由来は、フランス語にあります。『ボン』はフランス語で『美味しい』を意味し、それをカレーと合わせて『ボンカレー』と名付けたのです。つまり、ボンカレーは『美味しいカレー』という思いが込められています。
そしてこの名前の背景にあるのは、発売時からのボンカレーの「味」に対する強いこだわりです。ボンカレーは1968年に、世界初の市販用レトルトカレーとして誕生しました。その際こだわったのは牛肉が100%であることと、煮崩れしないように加工する事であったそうです。
特に、当時は牛肉が非常に高価であったとされており、とても贅沢な食べ物でした。このことからも、ボンカレーの味に対する発売当時からの強いこだわりが伺えます。
販売当初は値段が高いという反応が多くありましたが、経済成長が進むにつれて、手軽に本格的な美味しさが楽しめるボンカレーの需要が一気に高まり、今や日本を代表するレトルトカレーとなったのです。
このように、普段身近にある商品の名前の由来を紐解いてみると、そこに込められた思いを知ることができて面白いですね。