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ヨーロッパ建築様式で建てられた門司の社交倶楽部とは?|旅する雑学(77)

出典:photoAC(関門橋を臨む門司レトロ地区にあります)


九州の玄関口北九州市門司区。風情のあるレトロな街並みに惹かれ、国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れる人気の街です。歴史的建造物も多くネオ・ルネッサンス様式の門司港駅、八角塔が目を引く旧大阪商船、煉瓦造り瓦葺の旧門司税関など、かつての門司港の賑わいを感じさせるスポットが目白押し。

 

その中のひとつが今回ご紹介するヨーロッパ伝統の建築様式が印象的な瀟洒な建物です。さて国指定重要文化財に指定されているこの歴史的建造物は何でしょうか。

 

 

旅する雑学「ヨーロッパ建築様式で建てられた門司の社交倶楽部とは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(三井物産の社交倶楽部として建てられた旧門司三井倶楽部でした)

 

正解は、「旧門司三井倶楽部」でした。

 

ヨーロッパの伝統建築方式のひとつ、ハーフティンバー様式で建てられた旧門司三井倶楽部は木造二階建て。三井物産の社交倶楽部として建てられたこの由緒ある倶楽部は、アインシュタイン博士夫妻が宿泊したことでも有名です。倶楽部内の各部屋には暖炉、ドアや窓枠には美しいアールデコ調の飾りがあり、古き良き大正時代の雰囲気を今に伝えます。

 

アインシュタイン博士が宿泊した部屋は、「アインシュタインメモリアルルーム」として当時のままの状態で保存されています。また門司出身の女性作家林芙美子の日記、書簡、絵画や愛用の品物などを展示した「林芙美子室」も併設されています。

 

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