福井県にある「東尋坊」。その名前の由来とは?|旅する雑学(73)
福井県坂井市三国町に位置する「東尋坊」。息を飲むような断崖絶壁と、その雄大な光景で有名な観光地です。
この壮大な絶景を眺められる東尋坊ですが、なぜその名称にお坊さんを表す「坊」がつけられているのか、不思議に思った方がいらっしゃるかもしれませんね。この『東尋坊』という名前の由来を皆さんはご存じですか?
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旅する雑学「東尋坊という名前の由来とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(まさに荒波のような、東尋坊という名のお坊さんが由来でした)
正解は、「平安時代のお坊さんにまつわるお話が由来」でした。
東尋坊には、この地にまつわる昔話があり、そこに登場する「東尋坊」という名のお坊さんが由来とされています。この東尋坊というお坊さんは、周囲に乱暴の限りを尽くす悪僧として有名でした。
そんな中、恨みを買っていた東尋坊は恋敵にこの地へ呼び出され、酒を飲まされた後に、何と崖から突き落とされたというのです。その後、49日間に渡って海が荒れ狂ったことから、そのお坊さんの名を取り「東尋坊」と呼ぶようになったというお話が、由来であるとされています。