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ウォーターサーバーで後悔する原因は?デメリット・正しい選び方を解説

出典:編集部にて作成


ウォーターサーバーは、クリニックやサロンに設置されるイメージですが、最近は一般家庭でも導入する方が増えています。自宅に設置しようか悩んでいる方のなかには、契約後に後悔しないのか不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。一度導入すると、すぐに解約できないケースもあるため、慎重に検討したいところです。

 

本記事では、ウォーターサーバーを購入して後悔する原因と、正しい選び方を詳しく解説します。ウォーターサーバーの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

ウォーターサーバー購入を後悔する主な原因

 

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非常に便利だと感じてウォーターサーバーを購入しても、後悔する場合があります。後悔する主な原因について解説するので、ぜひウォーターサーバーの購入を検討する際の参考にしてみてください。

 

サイズ

 

クリニックやサロンでウォーターサーバーを見かけた際に、サイズが大きいと感じる方は少ないでしょう。しかし自宅に設置すると、想像以上に大きく感じる場合があります。外で見かけるウォーターサーバーと同じ感覚で選んでしまうと、自宅に設置した際に「こんなに大きいと思わなかった」と後悔してしまいます。

 

一般的なウォーターサーバーのサイズは、幅約30cm、奥行約35cm、高さ約120cmで、置く場所によっては圧迫感があります。とくに、一人暮らしで置くスペースが限られている方は注意が必要です。広いスペースがない場合は、スリムタイプや卓上型を選ぶことがおすすめです。事前にサイズを確認して設置場所を考えておくと、購入後に後悔する可能性が低くなるでしょう。

 

契約期間

 

ウォーターサーバーには最低契約期間が設けられている場合が多く、契約途中で解約すると解約料が発生します。最低契約期間は1~2年のケースが多いものの、購入時は長く利用する予定で契約するため、きちんと確認していない方も多く存在します。

 

しかし実際にウォーターサーバーを利用してみたら、それほど利用頻度が多くなかったり、コストが気になったりなど、解約したいと考えることもあるでしょう。必要ではなくなる可能性があることを念頭に、契約期間を確認してから購入しましょう。

 

解約料

 

ウォーターサーバーは、定期的にボトルが配送される契約が大半です。そのため契約期間が決められており、契約の途中で解約すると解約料が発生します。メーカーによるものの、解約料は1万円以上かかる場合が大半です。解約料が高くて止められないと考える方もいるでしょう。

 

また、初めてウォーターサーバーを契約する方は、どのくらい利用し続けるかわからないため、なるべく短い契約期間を選ぶと安心です。

 

水の種類

 

ウォーターサーバーの水の種類には、大きく分けてRO水と天然水の2種類があります。また、ウォーターサーバーで使用される水の約7割はRO水です。

 

RO水は、RO膜と呼ばれる特別なフィルターでろ過された水のことで、ミネラルをはじめとする不純物の多くが取り除かれるため、軟水になります。天然水とは、地下水から汲み上げられた水の味を失わずに、沈殿やろ過、加熱殺菌処理をして飲用にしたものです。

 

それぞれ製造過程が異なるため、味にも違いがでます。また天然水は、採水する場所によってカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が異なり、わずかに味が異なります。水の味の後悔を避けるために、事前に水の種類を確認するとよいでしょう。また購入前に試飲できる場合は、実際に味を確かめることをおすすめします。

 

水の量

 

ウォーターサーバーは、月々の注文ノルマが設定されている場合が多く、12Lのボトルを2本と決めているメーカーが多い傾向にあります。このような場合、毎月24Lの水を消費する必要がありますが、一人暮らしや夫婦2人などの人数では、飲み切れない家庭もあるでしょう。

 

自宅に未開封の水ボトルがあろうと定期的に送られてくるため、水の在庫が増えてしまいます。少ない量のボトルを提供している会社もあるので、どのくらいの量が必要なのかを同居人と事前に相談してから契約すると、後悔しなくて済むでしょう。また水の消費量がわからない場合は、注文ノルマがないウォーターサーバーを選ぶと安心です。

 

 

【後悔の原因?】ウォーターサーバーのデメリット

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーを購入して後悔した方には、どのような原因があるのでしょうか。後悔の原因となるデメリットを6つ紹介します。

 

ランニングコストが高い

 

ウォーターサーバーは水ボトル代のほかに、次の費用がかかります。

  • サーバーレンタル代
  • メンテナンス代
  • 配送料
  • 電気代

家族構成によって異なるものの、月額費用の平均は3,000円~6,000円ほどです。水ボトルの注文ノルマが12Lボトル2本の場合、月に約3,000円~4,000円が一般的です。

 

ウォーターサーバーは水を飲まなくとも、自動的に配送されるため、一定の水ボトル料金がかかります。サーバーレンタル代が無料のメーカーが大半ですが、デザイン性のある機種では、毎月1,000円程度かかる場合があります。

 

メンテナンス代は、無料で対応しているメーカーや、毎月の料金に含めているメーカーがあります。毎月の請求に含まれる場合は、約1,000円~2,000円が一般的です。配送は無料で対応しているメーカーが大半です。ただし遠隔地への配送は、費用が発生する場合があります。

 

さらに見逃しやすい費用が電気代です。常に電源を入れて利用するため、電気代が高くなる可能性があります。機種によっては省エネ機能が搭載されているものもあり、電気代の節約も可能です。水を飲まなくとも毎月同じ費用がかかるため、水の利用頻度によっては高いと感じる方もいるでしょう。

 

ウォーターサーバーは長期に渡って毎月支払う費用のため、自身に適した料金のメーカーを選びましょう。

 

水の交換が大変

ウォーターサーバーの水ボトルは一般的に12Lのため、持ち上げて交換するのは力が必要な作業です。通常、胸あたりまで持ち上げてからボトルを逆さまにして入れるため、腕の力が必要です。毎月、何度も交換するわけではないものの、力のない女性や高齢の方であれば負担に感じることもあるでしょう。

 

しかしウォーターサーバーのなかには、容量の少ないボトルや、軽量ボトルがあります。また足元に水ボトルを設置するタイプのウォーターサーバーもあり、ボトルを持ち上げる負担を軽減できます。ボトル交換が苦痛になりそうな方は、重量が軽いデザインの機種を選ぶとよいでしょう。

 

水が飲みきれずボトルが溜まる

 

多くのウォーターサーバーは、毎月のノルマが設定されており、定期的にボトルが配送されます。飲み切れずに残っているボトルがあろうと送られてくるため、ボトルの水が溜まります。

 

毎月のノルマは12Lボトル2本と設定しているメーカーが多いため、毎月24Lの水が消費できない場合は、徐々にボトルの数が増えていくでしょう。余っているにもかかわらず水ボトル代はかかり、さらに水ボトルを置くスペースが必要になるなどの問題が出てきます。

 

ボトルが余っている月は注文をスキップできるウォーターサーバーもあるものの、手数料が発生する場合があります。水を多く消費しない方は、ノルマがないウォーターサーバーを選ぶと無駄がないでしょう。

 

エリア外への引っ越しは解約しかない

 

水ボトルは限られた地域にのみ配送可能です。そのため配送対象外のエリアに引っ越した場合は、利用し続けられないため解約する必要があります。契約途中の場合、解約料がかかるケースが大半のため、転勤で引っ越しが頻繁に発生する方は、契約期間が短いウォーターサーバーを選ぶとよいでしょう。

 

また転居先が配送できるエリアでも、引っ越しの際にウォーターサーバーを引き上げてもらう必要があります。同じメーカーや機種のウォーターサーバーを利用し続ける場合でも新規契約の扱いとなり、一度解約が必要になる場合もあります。広範囲の地域に対応しているメーカーや、引っ越しサービスがあるメーカーを選ぶと、引っ越しによる影響を抑えられるでしょう。

 

設置スペースが邪魔

 

標準的なウォーターサーバーは幅約30cm×奥行約35cmのタイプが多く、高さも約120cmあるため、想像以上に圧迫感があります。とくにワンルームマンションにお住まいの方は、限られたスペースに設置するため、部屋が狭く感じて邪魔だと感じる場合もあります。

 

置く場所が限られる方は、スリム設計のウォーターサーバーを選ぶことがポイントです。幅が約25cmの機種もあり、通常よりもコンパクトに設計されているものもあります。また設置場所がない方には、卓上タイプのウォーターサーバーがおすすめです。電子レンジや炊飯器と同じようにキッチン台やラックに置けるため、広いスペースがなくとも利用できます。

 

掃除の手間が増える

 

ウォーターサーバーは、日常的に掃除する必要があります。一週間に一度清潔な布やキッチンペーパーなどで本体表面や温水、冷水コックの汚れを取ります。さらに水受け皿も取り外し、中性洗剤での洗浄や、ボトル交換ごとにボトル差込口の拭き掃除が必要です。

 

サーバー内部には、自動でクリーニングされる機能を搭載したウォーターサーバーがあるものの、クリーニング機能がなければメーカーにメンテナンスを依頼しなければなりません。掃除は時間や手間が多くかかる作業ではありませんが、ウォーターサーバーを設置したことで、掃除する場所が増えるのは間違いありません。

 

 

ウォーターサーバーのメリット

 

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ウォーターサーバーにはいくつかデメリットがあるものの、それを上回るメリットがあるため、使い続ける方も多く存在します。ここでは、主なメリットを4つ紹介します。

 

いつでも冷水・お湯が使用可能

 

飲みたいときに冷たい水と熱いお湯が使用できる点は、非常に便利です。とくにお湯は、沸騰するまでの待ち時間がなくなるため、コーヒーや紅茶などを飲みたいときにすぐに飲めます。

 

また赤ちゃんがいる家庭では、ミルク作りにウォーターサーバーのお湯が利用できます。ミルクが十分に溶ける80℃近くのお湯が出せるため、短時間で用意でき便利です。とくに赤ちゃんが夜泣きしているときには、ウォーターサーバーのよさを感じる方が多いでしょう。

 

おいしい水が飲める

 

水の種類には軟水と硬水がありますが、日本では水道水を含め、多くの水が軟水です。そのため日本人は軟水に慣れており、おいしいと感じる方が多い傾向にあります。軟水と硬水の違いは、ミネラルの含有量です。水に含まれるミネラルの量が少ないと、軟水と呼ばれます。

 

ウォーターサーバーの水には、大きく分けてRO水と天然水がありますが、いずれも軟水のため、味に大きな差は生まれにくいです。しかしウォーターサーバーによってミネラルの含有量に違いがあるため、わずかに味が異なります。自身の口に合う水を見つければ、おいしい水をいつでも飲めるでしょう。

 

水分補給が習慣化される

 

厚生労働省が後援している、健康のため水を飲もう推進委員会では、寝る前や起床時などに水を飲む習慣をつけるよう勧めています。喉が渇く前に水分補給すると、熱中症や脳梗塞を予防できます。ウォーターサーバーはいつでも水が飲めるため、水分補給の習慣化に役に立ちます。また、毎月の注文ノルマもあるため、積極的に水を飲むようになるでしょう。

参照元:厚生労働省|「健康のため水を飲もう」推進運動

 

ペットボトルの水を買わなくなる

 

ウォーターサーバーがあれば、ペットボトルの水を買う必要がありません。ペットボトルの水を自宅に持ち帰る苦労から解放される点は、大きなメリットといえるでしょう。さらにマイボトルに水を入れて持ち歩く習慣ができる点も、ウォーターサーバーのメリットです。ペットボトルの水を購入せずに済むため、節約になることに加え、ゴミを減らせます。

 

また自宅に水ボトルが常備されることで、災害時の備えとしてペットボトルの水を買わずに済みます。知らぬ間に備蓄水の賞味期限が過ぎていた方もいるのではないでしょうか。ウォーターサーバーがあれば、備蓄水の心配をする必要がありません。

 

 

ウォーターサーバーをおすすめできる方

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーにはよい点と悪い点の両方がありますが、メリットの方が大きく感じる方にはおすすめといえます。とくにウォーターサーバーをおすすめできる方は、次のとおりです。

 

よく水を飲む方

 

日頃から水をよく飲む方は、ペットボトルの水を大量に購入する必要があります。しかしボトルが家まで配送されるウォーターサーバーを購入すれば、買いに行く手間が省けて便利です。またウォーターサーバーのデメリットとして、水が飲み切れずに余ることが挙げられますが、よく水を飲む方は心配ないでしょう。

 

さらに水の消費量が多い方は、定期配送の利点を最大限活用できます。頻繁に水を飲みたい方にもおすすめです。いつでも冷たい水や温かい水が出せ、常にフレッシュな水が飲めます。

 

赤ちゃんがいる方

 

ミルクを飲む赤ちゃんがいる方には、いつでも熱いお湯が出るウォーターサーバーがおすすめです。ミルクを作るたびに、お湯を沸かす必要がありません。夜中の授乳のように急いでミルクを作る際には、待たずにお湯が利用できるため便利です。

 

また子育て中は少しでも時間を節約したい方も多いでしょう。そのためウォーターサーバーがあれば、ミルク作りの負担を軽減できます。

 

頻繁にお湯を使う方

 

頻繁に暖かいお茶やコーヒーを飲む方は、お湯を沸かすことが面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。電気ポットを利用しても問題ないものの、必要な量の水をあらかじめ沸かしておく必要があり、毎日の手入れも必要です。

 

ウォーターサーバーであれば事前に沸かす必要がなく、飲みたいときにいつでも暖かい飲み物が飲めます。お湯を使う機会が多い方ほど、ウォーターサーバーの利点を感じやすいでしょう。

 

 

後悔しない!ウォーターサーバーの選び方

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーには多くの種類があり、さまざまな特徴があります。自身に適したウォーターサーバーを選べば、後悔する可能性が低くなるでしょう。ウォーターサーバーを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。

 

浄水型

 

浄水型のウォーターサーバーは、コストパフォーマンスを重視したい方や、水を飲む量が少ない方におすすめです。浄水型ウォーターサーバーは、宅配型のウォーターサーバーと浄水器のメリットが集められたタイプです。月額費用は定額で使い放題のため、費用が低く抑えられます。また注文ノルマもないため、水の消費量が少ない方でも導入しやすいでしょう。

 

浄水型には水道とつなぐタイプと、水道水を自身で補充するタイプがあります。水道とつなぐタイプは設置場所が限られており、設置する際は注意が必要です。自身で補充するタイプは、水を入れる手間がかかる点がデメリットです。

 

浄水型ウォーターサーバーで人気のエブリィフレシャスtall(トール)は、サーバーレンタル料と浄水カートリッジ、配送料すべて込みで、月額3,000円(税込)です。水道水よりもおいしい水を飲みたいけれど費用は抑えたい方や、宅配型では水ボトルが余る方におすすめです。

参照元:https://every.frecious.jp/

 

配送スキップ無料

 

定期配送されるウォーターサーバーは、水が飲み切れないとボトルの在庫が増えるデメリットがあります。一般的な注文ノルマは12Lボトル2本のため、毎月24Lの水を消費できない方は、配送スキップが無料のメーカーを選ぶとよいでしょう。

 

配送スキップとは、定期配送を一定期間ストップすることをいいます。メーカーによって期間は異なるものの、59日までなら無料で一時停止できる場合が多い傾向にあります。ただし無料期間を過ぎると手数料が発生する場合があります。

 

たとえば天然水の種類が豊富なウォーターワンであれば、最大2か月まで配送を止められます。3か月を過ぎる場合は休止扱いになり、1か月あたり1,100円(税込)の休止手数料がかかります。注文ノルマの達成が難しそうな方は、ノルマのないウォーターサーバーを選ぶとよいでしょう。

 

またモンドセレクションの優秀品質最高金賞を受賞したアクアクララは、注文ノルマの設定がありません。必要なときに注文できるので無駄がなく、最低注文単位は12Lボトル2本です。

 

参照元:ウォーターワン

参照元:アクアクララ

 

省スペース設計

 

置く場所の問題でウォーターサーバーを購入できない方には、卓上型がおすすめです。床に設置するタイプと比較して半分以下のサイズのため、設置場所に困らないでしょう。

 

フレシャス・デュオミニであれば、A4サイズに収まるほど小さく軽量なため、棚やラックへの設置も可能です。一人暮らしの方や、子どもの手の届かない場所に設置したい方には、最適なウォーターサーバーといえるでしょう。

 

また水道栓と直接つなぐ直結型のウォーターサーバーの場合、水タンクがないためコンパクトです。初期工事が必要ですが、水ボトルの交換や水の補給が必要なく、導入後は手間をかけずに利用できます。

 

ウォータースタンドナノラピアネオは、初期工事の原状復帰が可能なため、賃貸でも利用できます。ワンルームマンションにお住まいの方のような、スペースの確保が難しい方におすすめです。

参照元:フレシャス・デュオミニ

参照元:ウォータースタンド ナノラピアネオ

 

ボトル設置箇所が下部にあるものを選ぶ

 

重いボトルを持ち上げることが難しい方は、ボトルの設置場所が足元にあるウォーターサーバーがおすすめです。多くのウォーターサーバーは、ボトルを上部に設置する必要があり、交換するためには重いボトルを胸の位置まで持ち上げる必要があります。女性や高齢者では、交換が難しい方も多いでしょう。

 

ボトルの位置が下にあるウォーターサーバーであれば、ボトルを高くまで持ち上げずに交換が可能です。力が弱い方でも簡単に取り替えられます。ボトル交換が簡単のみならず、ウォーターサーバーが安定するメリットもあります。重い水ボトルが下にあるため、本体の重心が下がり転倒する危険性が少なくなります。

 

小さな子どもがいる家庭では、ウォーターサーバーに触ることもあるでしょう。倒れて怪我をするリスクを下げるためにも、安定したウォーターサーバーがおすすめです。ボトル設置場所が下部にあるウォーターサーバーには、コスモウォーターやプレミアムウォーター、フレシャスなどがあります。

 

料金形態を理解する

 

ウォーターサーバーにかかる費用は、水代のみではありません。サーバーレンタル代やメンテナンス代、配送料などが挙げられます。また毎月発生する料金以外にも、初期費用や解約料、配送休止手数料などの費用が必要になる場合もあります。

 

ウォーターサーバー各社で料金形態が異なるため、きちんと理解して自身に合うメーカーを選ぶ必要があります。多くのメーカーは初期費用やサーバーレンタル料、配送料は無料です。そのためメーカーごとに差がでる費用は、メンテナンス代や解約料、配送休止手数料でしょう。

 

またメンテナンス代を別の費用とはせず、毎月の請求に含めるメーカーもあります。たとえばアクアクララの場合、定期的なメンテナンスや故障対応などのサポート料が月額1,100~2,000円(税込)です。契約途中で解約する際にかかる解約料は、10,000円以上のメーカーが多いですが、クリクラであれば解約料が無料でお得です。契約期間に縛られたくない方には最適といえます。

 

配送休止手数料は、水ボトルの配送を一時停止した場合にかかる費用です。水が飲み切れない可能性のある方は、各メーカーの規約を確認しましょう。一定期間は無料で休止できるメーカーもあります。プレミアムウォーターの場合、LINEやアプリからの休止の手続きで、最後の配送日から59日間は無料で休止できます。

 

参照元:https://www.aquaclara.co.jp/

参照元:https://www.crecla.jp/

参照元:https://premium-water.net/

 

 

ウォーターサーバーに関するよくある質問

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーを導入する際に、よくある質問に回答します。これから購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

ウォーターサーバーは衛生的?

 

適切に管理すれば、衛生的に利用できます。本体の外側や給水口は、清潔な布や湿らせたキッチンペーパーなどで週に1回程度、汚れを拭き取りましょう。ウォーターサーバーの内部は、自身で分解して洗浄はできません。メーカーによってメンテナンスを提供しているので、依頼をして洗浄しましょう。

 

また除菌機能が搭載されているウォーターサーバーもあります。衛生面が気になる方は、除菌機能が付いているウォーターサーバーを選ぶと安心です。

 

クーリングオフは可能?

 

クーリングオフは可能です。ただしインターネットから購入した場合は、対象外となるため注意しましょう。メーカーによって契約内容が異なるため、クーリングオフの期間や手続きについては契約書で確認することをおすすめします。

 

またウォーターサーバーの契約は申し込み日ではなく、ウォーターサーバー設置日を契約成立日としているメーカーが大半です。ウォーターサーバー設置前であれば、クーリングオフを利用せずとも申し込みをキャンセルできます。

 

定期配送を一時的に休むことはできますか?

 

メーカーによっては可能です。1か月~2か月程度の休止が可能な場合が大半です。ただし定期配送で契約しているため、休止する際に手数料が発生するケースがあります。契約時に一時休止が可能なのかどうか、手数料はかかるのかを確認しましょう。

 

電気代は月にいくらくらいですか?

 

ウォーターサーバーの機種や使用環境で異なるものの、約500円~1,000円が目安です。一般的な家電である冷蔵庫や電気ポットと比較すると、電気代は多少高くなる傾向にあります。電気代が気になる方は、エコモードが搭載されている機種を選ぶとよいでしょう。

 

送られてくる水の賞味期限は?

 

未開封の場合、水の賞味期限は6~12か月程度が一般的です。しかし開封後の賞味期限は短くなり、2~4週間程度になるため注意しましょう。また天然水の場合、開封前は3~6か月、開封後は2週間程度が大半です。RO水と比較すると賞味期限が短くなるため、早めに消費しましょう。

 

賞味期限は商品によって異なるため、公式サイトやボトルのラベルなどで確認してみてください。

 

 

まとめ

 

出典:photoAC

 

ウォーターサーバーには、ランニングコストがかかるほか、水ボトルの交換が大変などのデメリットがあるため、購入後に後悔する方も存在します。しかし、いつでも冷水やお湯が利用できる点や、ペットボトルを買う必要がなくなる点などのメリットも多くあります。

 

定期的に水ボトルが配送されるため、水やお湯を頻繁に使う方におすすめです。また、すぐにお湯が利用でき、赤ちゃんのミルクの調乳に活用している方も多く存在します。最近はウォーターサーバーのデメリットをカバーした機種も登場しています。各ウォーターサーバーの特徴を把握し、自身に適した商品を選ぶと後悔せずに使い続けられるでしょう。

 

※本記事の情報は2023年2月時点のものです。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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