九州の玄関口、北九州市にある由緒あるお城。知ってますか?|旅する雑学(45)
九州の玄関口北九州市。政令指定都市であり、九州と本州を結ぶ要所として古くから商業や工業が盛んに行われてきた町です。
市内にはロマンチックな門司港レトロ地区をはじめ、カルスト地形で有名な平尾台、さらには博物館や美術館もたくさんあり、見所満載。歴史を感じさせる森鴎外旧居や旧門司税関、文学好きにおすすめの森鴎外記念館、漫画の聖地北九州市漫画ミュージアムなど、どなたでも楽しめる大人気のエリアです。
そんな北九州市には歴史ある美しいお城もあります。北九州市にある城の名前はなんでしょうか。
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旅する雑学「北九州市にある由緒あるお城の名前は?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(北九州市にある名城は小倉城でした)
正解は、「小倉城」でした。
小倉藩主細川忠興公により建てられた小倉城は、北九州最大の町、小倉のシンボル的存在です。1602年に築城開始。完成までに7年間もの歳月が要された小倉城は、唐造りと呼ばれる天守閣が特徴で、野面積みと呼ばれる味わいのある石垣との対比も印象的です。
細川忠興は藩および城下町の繁栄に熱心に取り組み、商人や職人を手厚く保護し、国内だけでなく、外国との貿易も進めた有能な藩主でした。残念なことにこの城は1837年に火事により全焼しましたが、昭和34年に当時の姿通り天守閣が再建され、現在に至ります。