「炬燵」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (73)
出典:筆者作成
冬の風物詩と言えば色々と思い浮かぶものがありますが、少々懐かしく、体だけでなく心まで暖まるもの。家族団らんの風景が目に浮かび、猫が横で丸くなっている、そんな平和な時代を代表している暖房器具です。
熱源は電熱が普通ですが、炭火もありますし、形もちゃぶ台になっているものから、掘り形式になっているものもあります。何と読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「炬燵」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、炬燵(こたつ)でした。
日本における「炬燵(こたつ)」の起源は室町時代にまで遡るようです。漢字は文字通り火を思い起こさせるもので、囲炉裏の上に櫓(やぐら)を組み、布団をかけたものであったようです。
現在の形になったのは江戸時代以降のことで、畳の上で生活する日本独自の文化に適合した形になりました。世界においてはイランやアゼルバイジャンに「コルシ」と呼ばれる似たような暖房器具があります。