まめ得のタネ

60代。事実婚での幸せなシニアライフを過ごしたいのですが……|悩みを解決!(26)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】パートナーと同居したいが、高齢の母親と生活している現状で、上手くいくのか悩んでいるというお悩みです

 

■年代:60性別:男性 相談カテゴリ:内縁関係・家族

 

─── 今回ご紹介するのは、長いお付合いをしているパートナーと同居したいと思っているが、高齢の母親と生活をしている状況で、どうしたら一番上手くいくのかというお悩みです。

 

「私は、先日引っ越しをしました。住所変更が必要なことも多く、引っ越しすると色々と手間が掛かりますね。生命保険の住所変更も必要だと思い、保険の担当者に連絡して手続きをしました。その時に、保険の担当者からパートナーと一緒に住むのですか?と聞かれ、それはまだですと答えました」

 

「私は離婚して、現在は母親と二人で暮らしています。10年以上お付合いしているパートナーもいます。パートナーとは、同居はしていないものの実態は夫婦同然のような関係です」

 

「保険金はできればパートナーに残したいと思っていると、以前から担当者には話していました。引っ越したと聞いて、パートナーと一緒に住むようなら、保険金受取人を母親からパートナーに変更する案内をしようと思ったようです」

 

「内縁の妻を保険金受取人にすることは可能ですが、少し条件があるようです。籍は入れていなくても、同居して生計を一にしていればスムーズに受取人にできるようですが、同居していない・生計を一にしていないと難しいようです。他には、其々に戸籍上の配偶者がいるかどうか、3親等以内の血族がいるかどうかを聞かれました。現状でも申請はできるようなので、申請してみようかと考えています」

 

「パートナーとは、籍は入れませんがいずれ一緒に暮らしたいと思っています。ですが、高齢の母親と生活している現状で、今、パートナーとの同居を考えてもいいものか?いずれ母親の介護をすることになり、負担をかけてしまうのではないか……。彼女は、いつも私の思いを受け止めてくれますが、本当は早く一緒に暮らしたいと思っているのか?どのタイミングで同居したらよいのか迷っています」

 

【お答え】今のお幸せな時間を大切にして、同居は焦らず自然なタイミングに任せてみてはいかがでしょうか

 

 

「パートナーにとって、お母様にとって、そしてご自身にとっても、皆のことを思えば思うほど、どうしたら一番良いのか迷いますよね。正しい答えはないのかもしれませんね。形はどうであれ、お互いが相手を思いあって生活していることが一番なのかもしれませんね。同居していない今でも、お幸せに見えますよ!焦らずとも、いずれ自然に同居するタイミングがやってくるようにも思いますよ~」

 

「とはいえ、現実的に考えておいた方が良いこともあります。保険の受取人を内縁の妻にしている方はいますね。担当者に相談しながら進めていくといいかと思います。また、内縁の妻には遺産を相続する権利は認められませんので、遺言書を作成したり、生前贈与をしたりと、対策をとっておくことも必要かと思います」

 

「内縁関係を証明する方法としては、住民票上の世帯を同一にして、続柄を妻(未届)と記載することです。同居したら市区町村役場に世帯変更の相談をされるといいですね」

 

「メリット・デメリットはありますが、パートナー同士が内縁関係を選択するという事実婚も増えているようなので、今後は婚姻に関する制度も変わってくるかもしれませんね。素敵なパートナーがいることだけでも、お幸せですね!」

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare 公式カウンセラ

■名古屋婚活 With You

 

新着記事

もっと見る


ページ準備中
しばらくおまちください。