まめ得のタネ

50代。孫が母親からネグレクトされているのではと心配で……|悩みを解決!(25)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】孫が母親からネグレクトを受けているのではないかと不安を感じているというお悩みです

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:家族・虐待

 

─── 今回ご紹介するのは、お孫さんが母親からネグレクトを受けているのではないかと心配している、お嫁さんに不信感を持つ女性のお悩みです。

 

「私の息子は二十歳で結婚しました。4歳年上の女性とのできちゃった婚です。娘と孫が同時にできるという展開に戸惑いもありましたが、孫が生まれてみると本当に可愛くて。息子によく似ているので、抱っこしていると息子の小さい頃を思い出します」

 

「お嫁さんの派手なメイクが少々気になりますが、息子も幸せそうにしていますし、若くしてのできちゃった婚で心配もありましたが、幸せに過ごしてほしいな~と見守っていました」

 

「孫ももうすぐ1歳になります。なんとなくですが、あまり手を掛けてもらえていないように感じることがあります。男の子だからそんなものかな~とも思いますが、髪がボサボサのままのこともありますし、いつも同じ服を着ているような感じもあります。自分のことには、かなり手を掛けている印象なので、そのギャップもあるのかもしれませんが……」

 

「また、息子は親子3人で出掛けたいようなのですが、子供を預けて夫婦2人だけで出掛けたがるようなのです。1歳にもなっていない子供を預けて心配ではないのでしょうか?おかしくないでしょうか?そんな話を友人にしたら『ネグレクトでは?』と言われ、初めてその言葉を知りました。そうだとしたらと思うと心配で悩んでいます」

 

【お答え】お孫さんの様子を観察して、些細な事でもSOSを感じたら児童相談所などに相談しましょう

 

 

「『ネグレクト』は、育児放棄や育児怠慢と言われる児童虐待の一つですね。ネグレクトを受けた子供は、育ってきた環境が当たり前だと思っているようです。そのためか、ネグレクト被害にあう子供は多いものの、周囲に気付かれにくいという一面もあるようです」

 

「また、ネグレクトしている母親は、自身もネグレクトされて育っている可能性もあります。感情コントロールができず、機嫌が良い時は子供を甘やかし、不機嫌な時は暴言や無視するなどの、二面的な態度をとるケースが多いようで、子供は親の感情を逆撫でしないように生きていますから、子供の気持ちは抑圧され何事にも無関心になってしまうようです」

 

「ネグレクトを受けて寂しい経験をしているはずなのに、我が子にも同じことをしてしまう。母親自身がネグレクトをしている自覚がないのかもしれません。この連鎖は難しい問題です」

 

「食事を与えないというようなことは無いようですが、このままで大丈夫なのかご心配ですよね。育児は任せていることもあり、息子さんも違和感を持つことはないのかもしれませんね。お孫さんが、疲れている様子はないか、身体的外傷はないか、情緒の不安定さなどがないか、わずかでも症状やサインがあれば、児童相談所や市()役所の家庭児童相談室などに相談すると良いかと思います」

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare 公式カウンセラー

■名古屋婚活 With You

 

新着記事

もっと見る


ページ準備中
しばらくおまちください。