まめ得のタネ

日本最初の鉄道はどことどこを結んでいたか、知ってる?|旅する雑学(20)

出典:photoAC(SLの力強い走りは今も多くの人の心をひきつけます)


「東京の中心部で古い鉄道の遺構が出てきた」。こんなニュースが記憶にある方も多いかもしれません。20194月、品川駅北側での工事中に石垣の連なる遺構が出土し大きな話題になりました。

 

これは高輪築堤と呼ばれるもので、日本初の鉄道が開通した際、当時海だったこの一帯を通るために設けられたものです。それではこの鉄道はどこからどこまでを結んでいたのでしょうか?

 

 

 

旅する雑学「日本最初の鉄道はどことどこを結んでいた?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(新橋駅SL広場のSLは鉄道開業を記念していたんですね)

 

正解は、「新橋駅から横浜駅まで」でした。

 

1872年104日、現在の東海道線の一部区間に当たる新橋駅と横浜駅の間で日本初の鉄道が開業しました。なお、新橋駅は現在の同名の駅とは異なり、汐留シオサイト付近に位置しており、1914年の東京駅開業までは東京から横浜を経て世界とつながる物流のターミナル駅として活躍していました。

 

また、横浜駅も同じく現在の桜木町駅付近にあり、港に近く海運との接続を意識していたことをうかがわせます。

 

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