「箭火矢」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (51)
出典:筆者作成
お盆になると、故郷に帰省しお墓参りをする方も多いと思います。そのお盆のお墓参りですが、長崎では爆竹や箭火矢を鳴らしながらの騒がしいお墓参りとなるそうですが、ご存知ですか。
箭火矢とはいわゆるロケット花火の事を言います。故人やご先祖様を迎えるために長崎では花火で盛大に盛り上げるので、長崎県外からお越しの方はさぞかし驚かれることでしょう。この箭火矢、何と読むかわかりますか。
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難読漢字クイズ「箭火矢」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、箭火矢(やびや)でした。
箭火矢の「箭」は「矢」の古い呼び方で、竹製の弓の矢を意味しています。箭の読み方は「や」の他に、「せん」や「やだけ」などもあります。矢が飛んでくるという意味で飛箭(ひせん)、弓矢を操る武士という意味で弓箭(きゅうせん)などと用いられます。
竹と前を組み合わせただけの漢字ではありますが、箭火矢になると案外読みが難しいものです。