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「燕去月」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (49)

出典:筆者作成


8月7日は立秋です。暑い日が続いていますが、暦の上では秋を迎えます。旧暦の8月は、現在では9月上旬から10月上旬にあたりますから、葉月(はづき)をはじめ、異名には秋の訪れを感じさせる名前が多くあります。


例えば、仲秋の名月を見る月ということから月見月(つきみづき)、木の葉が色づきはじめることから木染月(こそめづき)、秋風月(あきかぜづき)という名前もあります。秋の印象が広がりますね。さて、「燕去月」という異名もあるのですが、どのように読むでしょうか。

 

 

 

難読漢字クイズ「燕去月」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、燕去月(つばめさりづき)でした。


秋が来て、つばめが南へ旅立つ季節になることから、このように呼ばれます。つばめが去る季節は、また雁が飛来する季節でもあることから、雁来月(かりくづき)という異名もあるそうです。厳しい残暑が少しずつ勢いを弱め、秋の気配が混じるようになってきます。小さい秋との出会いを楽しみに待ちながら、残暑の毎日を頑張って過ごしましょう。

 

 


 

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