新幹線「のぞみ」の命名者で知られる作家、知ってる?|旅する雑学(17)
出典:photoAC(今日も東海道新幹線としてのぞみは走ります)
多くの新幹線は、そのエリアを走る特急をそのまま新幹線名にしています。しかし、その中でもまったくオリジナルの名前を新幹線名にしているのが東海道新幹線の「のぞみ」です。日本の大動脈を走る新幹線として、敢えて特定の地域の名前をつけないのは好感が持てますよね。では、この「のぞみ」を名付けた作家がいます。誰でしょう?
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旅する雑学「新幹線のぞみの命名者で知られる作家」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(きぼうになるはずだった「のぞみ」は阿川さんの意見で今の名前に)
正解は、「阿川佐和子さん」でした。
『聞く力』などのエッセイストとして知られ、キャスターとしても活躍した阿川佐和子さんが「のぞみ」の名付け親として知られています。
阿川さんは新型新幹線の名称選考委員に任命された際に鉄道の知識がなかったため、鉄道好きで知られる作家の父阿川弘之さんから「日本国鉄の列車の名前は歴代すべて大和言葉で付けられてきた」とのアドバイスから「のぞみ」を発案し、委員会で発表したそうです。それがそのまま通って「のぞみ」と命名されました。ちなみに当時は「スーパーひかり」が有力視され、JR東海では「きぼう(希望)」に内定していたそうです。