まめ得のタネ

覚えておこう! 調味加工食品の炭水化物量トップ7

出典:photoAC


炭水化物は、脂質、タンパク質とともに3大栄養素のひとつに数えられる栄養素で、主に脳や体を動かすエネルギー源として利用されています。


実は炭水化物の中には、体内に吸収されてエネルギー源となる「糖質」と、人の消化酵素では消化することができない「食物繊維」のふたつがあり、これらの総称を炭水化物と呼んでいます。


ただ一般的に、食材の炭水化物はほとんどが糖質であることが多いため、炭水化物量を見るとその食材の糖質量がわかると言われております。


ところで、我々の食生活に欠かせないものとして、加工食品があります。レトルトや冷凍食品など数多くの商品が出ていますが、果たしてこれらの炭水化物量はどのくらいあると思いますか?

 

今回は文部科学省が公表している資料※をもとにそれを調べてみましたので、ご紹介いたします。

 

※「日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用

 

調味加工食品の炭水化物量ランキング

 

(すべて100gあたり)

 

<第7位>

■冷凍食品のイカフライ/

炭水化物量 21.4g


イカ自体は糖質が少ないので、衣の分が糖質を占めているようです。

 

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<第6位>

■冷凍食品のメンチカツ/

炭水化物量 23.0g

 

肉自体、炭水化物量が少ないにもかかわらずランク入り。メンチカツのひとつあたりの総量がおよそ150gほどなので、糖質制限している方は1個でやめた方が良さそうです。

 

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<第5位>

■餃子/

炭水化物量 23.8g


食物繊維量は1.5g。ほとんどが糖質。餡を包んでいる皮が炭水化物のメインとなっているようです。餃子ひとつあたりおよそ25g、一般的な餃子6個入りとすると、ご飯と一緒に食べるときはそれ以上食べない方が良さそうです。

 

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<第4位>

■松前漬け/

炭水化物量 24.7g

 

ご飯のお供として知られている松前漬けが意外にもランクイン。みりんや砂糖の甘味料が炭水化物量をあげているようです。


しかし、100gを一気に食べることはまずない食材ですので、全体的に炭水化物量は多くないと言えそうです。

 

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<第3位>

■ポテトコロッケ/

炭水化物量 25.6g


じゃがいも自体の糖質が高いので、その結果が反映されています。低糖質生活をしている人は1回の食事で2個は控えてください。

 

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<第2位>

■えびピラフ/

炭水化物量 30.1g


意外にも2位はエビピラフ。1食当たりはおよそ300gくらいなので、お茶碗2/3くらいでとどめるのがオススメ。

 

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<第1位>

■粉末タイプのコーンクリームスープ/

炭水化物量 67.4g


ダントツの1位は朝食によく飲むコーンクリームスープ。糖質の高いコーンが主体となっているため増えているようです。1袋は20gほどなのでそれほど心配はありませんが、飲み過ぎには注意が必要かもしれません。

 

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まとめ

 

いかがでしたか。

 

こちらのほとんどの食品には食物繊維がないようなので、実質糖質量と思います。

 

日頃食べることの多い調味加工食品の参考になれば幸いです。

 

 

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