まめ得のタネ

ハトムギ茶がイボに効く? ハトムギで健やかな美肌を目指そう

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年齢を重ねると首もとを中心にポツポツでき始めるイボ。このイボがハトムギ茶やハトムギ化粧水で取れる、という噂が少し前から美容界で言われていますが本当なのでしょうか。生薬に詳しい薬膳アテンダントの池田陽子さんに、ハトムギが肌にもたらす働きを教えていただきました。

 

 

「ハトムギ茶でイボが取れる」は間違い!

 

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「ハトムギ茶やハトムギ化粧品によってイボが取れるというのは誤りです。ただし、直接的ではありませんが、ハトムギには肌を健やかに保つ働きがあるので、それによってイボがなくなるということはあるかもしれません」(池田陽子さん・以下同)

 

 

イボができる原因は?

 

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そもそもイボは大きく2種類に分けられます。ウイルスが原因のイボと紫外線や加齢が原因のイボです。まめ得読者の多くが気にされているのは後者のイボでしょう。紫外線や加齢によるイボには、いわゆる老人性イボといわれる脂漏性角化症と中年イボや首イボと呼ばれる軟性線維腫(スキンタッグ)があります。

 

「脂漏性角化症(老人性イボ)は、シミと混ざって存在していることが多いです。シミが発展して発症することも多いといわれています。シミの要因となるメラニン色素や、加齢などによって厚くなった角質は、正常な新陳代謝の場合は肌のターンオーバーによって皮膚表面に押し上げられて垢として剥がれ落ちます」

 

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「ですが、新陳代謝が低下すると肌のターンオーバーが乱れて、不要なメラニン色素や角質がうまく排出されずに蓄積され、その結果、シミやイボができると考えられています。ですから、ターンオーバーを正常に整えることも紫外線や加齢によるイボの対策には大切です。ハトムギ茶やハトムギ化粧水には肌を健やかに保つ働きが期待できます」

 

 

効果が大きいのは種子の「ヨクイニン」

 

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「ハトムギよりももっとおすすめなのは生薬の『ヨクイニン』です。ヨクイニンとはハトムギの皮を除いた種子の部分のことで、昔から肌を整える生薬として親しまれてきました。ヨクイニンはカラダの内から肌に働きかけ、肌の水分代謝を促進し、老廃物の排出をスムーズにします。乱れた肌のターンオーバーも正常に整えてくれますので、より効果を高めるなら、ヨクイニンを摂取する方がおすすめです。ヨクイニンは薬局などで粉末状のものが購入できますし、タブレットも出ていますので肌の調子を整えたい方は手に取ってみるといいでしょう」

 

 

 

池田陽子さん/薬膳アテンダント。

出版社にて女性誌の編集を手がける。取材を通して、身体と心の不調は食事で改善できるのでは?という関心から国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)に入学し、国際中医薬膳師取得。薬膳アテンダントとして講習会、執筆活動などを行う。『ゆる薬膳。』(日本文芸社)『缶詰deゆる薬膳。』(宝島社)『春夏秋冬ゆる薬膳。』(扶桑社)など著書多数。

 

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