水を使わない!自宅で簡単!本格スパイスカレーにチャレンジ!
今や国民食と言われるほど日本人に親しまれているカレー。中でも市販のルーを使わず、スパイスを使って秘伝の味を生み出すインドカレーは、ハードルが高そうなカレーのように思いませんか。
実は決してそんなことはなく、わずかなスパイスと調味料、食材だけで簡単に作ることができます。しかも、水も使わずに調理できるので、いかにも本格的って思いませんか。さらに、小麦粉を使わないので、なるべく糖質を減らしたい人にも安心のメニューとなっています。
今回はそんな本格スパイスカレーのレシピをご紹介いたします。
3×3のスパイスで作るカレーレシピ
今回使用するのは、スーパーでも買うことのできる6つのスパイス。3つはそのままの形をしたホールスパイス、残りの3つは粉状のパウダースパイス。これらを調合して、インド風スパイスカレーを作ります。今回は香りの強い3つのスパイスをあえてホールスパイスにすることにより、香り高いカレーを目指しました。
<材料(2人前)>
A.ホールスパイス
・クミンシード 小さじ 1/2
・クローブ 5~6粒ほど
・カルダモン 5~6粒ほど
B.パウダースパイス
・ガラムマサラ 大さじ 1
・ターメリック 小さじ 1
・コリアンダー 小さじ 1
出典:筆者にて撮影(ホールスパイス、パウダースパイスの6種類で本格カレー)
C.その他調味料
・塩 小さじ 1
・胡椒 少々
・おろしニンニク 小さじ 1/2
・おろししょうが 小さじ 1/2
・鶏肉 200g
・トマト 中1個
・玉ねぎ 中1個
出典:筆者にて撮影(ニンニクや生姜は楽チンなチューブタイプを使用)
<作り方>
①フライパンにオリーブオイルを大さじ 2をひき、火をつける。温まってきたら、弱火にし、Aのホールスパイスを投入。香りが立ってきたらOK。
出典:筆者にて撮影(焦がさぬように注意)
②別のフライパンに小さじ 1のオリーブオイルを入れ、鶏肉を焼く。途中、塩胡椒をし、焼き終えたら、油ごと別皿に移しておく。
出典:筆者にて撮影(鶏の脂身から旨みが出ているため、油は捨てないでおく)
③Aのホールスパイスが入っているフライパンに玉ねぎを投入。塩胡椒をし、あめ色になるまで20分ほど炒める。
出典:筆者にて撮影(玉ねぎが焦げ付かないよう、常にかき回しておく)
④玉ねぎの水分が飛び、あめ色になってきたら、ニンニク、しょうが、Bのパウダースパイスを投入し、全体が馴染むまで炒める。
出典:筆者にて撮影(パウダースパイスはこのタイミングで入れるのがポイント)
⑤玉ねぎとBのパウダースパイスが馴染んできたら、みじん切りにしたトマトを入れて、よくかき混ぜる。
出典:筆者にて撮影(水の代わりにトマトを入れる)
⑥全体がよく混ざったら、先ほど焼いておいた鶏肉を油ごと投入し、その後、焦げ付かないよう10分程炒める。
出典:筆者にて撮影(少量のスパイスしか使っていないのに、専門店のような香りが)
⑦10分炒め終わったら、本格スパイスカレーの出来上がり。
出典:筆者にて撮影(香りだけでなく、味もお店レベル)
まとめ
香りの強いクミンシード、クローブ、カルダモンは香り付けをする意味でもホールスパイスの方が望ましいですが、売っていない場合はパウダーに変更しても問題ありません。
またこちらのカレーを作る際は、塩気が足りないことが多いので、味見をしながら、適宜調整してください。
最後に、醤油を適量垂らすと味がしまることがありますので、強いコクのある味が好きな方はぜひ試してください。