まめ得のタネ

洗い物ほぼゼロ!災害時にも重宝! ポリ袋で作る簡単レシピ

出典:筆者にて撮影


1食の献立を作るのに、鍋にフライパン、ボールなど様々な調理道具が必要になります。品数を作れば作るほど増えてくる調理道具と、最後に残る洗い物の山。

今回ご紹介する調理法は、洗い物がほぼゼロになる「まめ得」ワザです。この調理法を覚えておくと、災害時にも役に立ちますので、普段の調理どきに、ぜひ一度トライしてください。


 

ポリ袋調理に使えるのはポリ袋って?

 

写真:筆者にて撮影(愛用しているアイラップ)


ひとくちにポリ袋といっても、様々な種類が出ていますが、どれもがポリ袋調理に向いているとは限りません。使えるポリ袋は「食品用・キッチン用の耐熱性のあるもの」または、「高密度ポリエチレン」と書かれている“半透明の袋”がオススメです。

スーパーなどにおいてある無料のポリ袋は、耐熱性ではないことがあるので使用は避けてください。


筆者は、昔から親しまれている「アイラップ」を愛用しています。他のメーカーでも販売されているので、買う時に迷ったら、湯せん可能と表記しているものを選ぶといいです。


 

1つの鍋で、1食の献立が完成。

 

ポリ袋レシピの特徴として、洗い物がぐっと減らせるのが魅力の一つです。

材料を切って、ポリ袋に入れて、鍋で加熱調理をするだけなので、洗い物は“まな板と包丁”だけ。


今回、ポリ袋を使って1食の献立を1つの鍋で作る方法をご紹介します。


①大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かしておき、その間に材料を切ります。


写真:筆者にて撮影(ポリ袋で下準備)


*ポテトサラダ

 じゃがいもと人参、ハムを1cm角に切りポリ袋へ入れます。なるべく空気を抜くように、上の方で軽く結んでおきます。

*オムレツ

 卵とミックスベジタブル、牛乳をポリ袋へ入れて、揉み込んで塩コショウで調味します。なるべく空気を抜いて、固く結びます。


②お湯が沸いたら、まず鍋の底に皿を敷いて、ポリ袋が鍋底に引っ付かないようにします。そして、①のポリ袋を結び目を上にして入れて、中火で約20分加熱します。


写真:筆者にて撮影(鍋底にお皿を敷いてポリ袋を入れます)


加熱している間にもう一品、キャベツを切ってポリ袋へ入れ、塩昆布とごま油を入れて揉み込んでおきます。


③火が通ったポテトサラダのポリ袋をお湯から上げ、粗熱を取ってから袋の中にマヨネーズと塩コショウを入れて手で潰しながら揉み込みます。オムレツは、盛り付けるまで火を止めた鍋の中でそのまま保温。3品を盛り付ければあっという間に完成です。

使った調理器具は“まな板と包丁”だけで、洗い物ほぼゼロです。


 

まとめ

 

この調理法は水が貴重になる災害時にも重宝します。おかずだけでなく、ご飯が炊けますし、一人分ずつポリ袋調理をすれば、取り分けるお皿が必要ありません。


調理にポリ袋を使うことで、洗い物が減り家事がぐっとラクになります。さらに、料理に余分な油を使わずヘルシー。ベタつく洗い物に苦戦することもなくなるので、ぜひ取り入れてみてください。

 

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