氷と重曹でできる。ディスポーザーのお手軽メンテナンス
出典:photoAC
料理を作ると必ず出てくるのが「生ゴミ」。このやっかいな生ゴミを一瞬で処理できるのが、「ディスポーザー」です。最近のマンションの人気設備のひとつです。
そんな便利な「ディスポーザー」にも、定期的なメンテナンスはもちろん必要。今日は「ディスポーザー」の簡単メンテナンスの「まめ得」ワザをお伝えします。
「我が家には付いてないし」という方も、ディスポーザーを設置されている友達がいたら、ぜひ教えてあげてください。本当に簡単だから、きっと喜ばれますよ!
ディスポーザーってなに?
出典:筆者にて撮影(筆者宅のディスポーザー)
ディスポーザーとは「シンクに設置された生ゴミ粉砕器」のこと。排水口の中にあるスペースに生ゴミを入れると、生ゴミが粉砕され、水と一緒に流れていきます。
「下水に生ゴミを流すなんて」と思いがちですが、ご安心ください。粉砕された生ゴミはマンション内の排水処理設備に集められ、きちんと分解処理されます。むしろ、水分の多い生ゴミを焼却処理するよりも環境にやさしいとされています。
ディスポーザーのメリット
出典:筆者にて撮影(ふたを外したディスポーザー)
現在、ディスポーザーを愛用する筆者が感じたメリットをお伝えします。
①三角コーナーを置かなくていい
これが一番大きなメリット。三角コーナーのそうじからも解放されました。
②においが気にならない
キッチン独特のにおいが気になることってありませんか?特に夏場!生ゴミをすぐ処理できるのでこのにおいがなくなりました。
③ゴミの量が減る
生ゴミがほぼなくなるので、自治体に出すいわゆる「もえるゴミ」の量が減りました。
ディスポーザーのメンテナンス方法
パイプクリーナーやスプレータイプの塩素系漂白剤を使ってすっきりしたいところですが、ディスポーザーにはそれらは使えません!生ゴミを処理する浄化槽内のバクテリアを死滅させるおそれがあるからです。じゃあ、どうすればいいのでしょうか。実は、3ステップで簡単にできます。
ディスポーザーのそうじ 3ステップ
①水を流し、氷を入れる
出典:筆者にて撮影(水を流し、そのあとに氷を入れたディスポーザー)
ディスポーザーについている生ゴミを水で流し、そのあと半分くらいの氷を入れます。
②洗剤を入れる
出典:筆者にて撮影(ディスポーザーに洗剤を入れる)
食器用洗剤を入れます。
③ディスポーザーを回す
ディスポーザーが氷を砕き、砕かれた氷が内部の汚れを落とします。
もしにおいやヌメリが気になる場合は重曹を入れましょう。
出典:筆者にて撮影(ディスポーザーに重曹を入れる)
重曹を入れて30分ほどおき、氷を入れてディスポーザーを回してください。
ディスポーザーのそうじは週に1回程度が目安です。
週に1度なら、さほど負担にならず、続けられますね。
まとめ
メリットがたくさんあるディスポーザー、大切に長く使いたいですね。手入れを怠ると、内部にゴミやカスが溜まって故障の原因になってしまいます。手入れそのものは簡単なので、ディスポーザーの清潔さをキープできるようにしましょう!