宮崎県都城市「日向夏ぽん酢の一口炙りとんそく」(栗山ノーサン)。とろり、さわやかなワインにも合う豚足|からだに美味しいお取り寄せ(2)
おもに九州・沖縄でよく食べられる「豚足」。じつは薬膳において「究極の潤い美肌食材」。肌にたっぷり潤いを与えて、しっとりなめらかに整える、乾燥やシワに絶大な効果があります。豚肉そのものも、薬膳的効能は「潤燥」といって、読んで字のごとく「身体に潤いを与えて乾燥を防ぐ」効果があります。けれども、とりわけそのパワーがバツグンなのが豚足。70歳を過ぎても10代の肌の美しさを保っていたといわれている清王朝末期の女帝・西太后が欠かさず食べていたといわれています。
あまりなじみがない人もいるかもしれませんが、食わず嫌いはもったいないというもの。そして、じつに手軽に美味しく味わえる豚足加工品があるのです。
畜産王国・都城市からデビューした手軽に美味しく食べられる豚足商品
出典:筆者にて作成(宮崎県都城市はココ)
宮崎県都城市は豚肉出荷量が日本でもトップクラス。そんな畜産王国・都城市に本社がある「栗山ノーサン」は、「豚足の『無限の可能性』」に懸けるメーカー。さまざまな豚足加工商品を取り扱っています。
宮崎は全国においても有数の養豚王国。けれど足の部分は見た目の印象や下処理に手間がかかることもあって、あまり活用されていませんでした。
栗山ノーサンでは、肌の活性化や老化防止に役立つコラーゲンをたっぷり含んだ豚足に着目。
じつは、豚足は中国、韓国、そしてフランスやイタリアなどのヨーロッパでも、日常的によく食べられています。日本でも、沖縄では豚足を煮込んだ『てびち』、福岡や宮崎では『焼き豚足』、熊本では『豚足のから揚げ』などの料理は定番。
出典:筆者にて撮影(やわらかひとくち豚足パッケージ)
栗山ノーサンでは、豚足を日本全国の「家庭のおかず」として一般的にすることを目指して、試行錯誤を重ねた結果、「やわらかひとくち豚足」を開発しました。
厳選した宮崎県産黒豚の骨付き豚足を一口大にカットして、十分にボイル。
クセがなく、骨離れもよくて便利。焼いたり、煮たりといろいろな料理に手軽に使えます。
出典:筆者にて撮影(やわらかひとくち豚足を解凍した状態)
もちろん解凍してそのまま、ぽん酢や酢味噌をつけて食べられます。豚足は酢やかんきつ類との相性がバツグン! しょうが、わさび、マスタードなどの薬味を組み合わせても美味しくいただけます。
出典:筆者にて撮影(やわらかひとくち豚足を焼いてみました)
また、表面にこんがり焼き目をつけると香ばしさが加って、より一層美味しくいただけます。フライパンに油を熱して、小麦粉か片栗粉をまぶして焼き上げると外はカリッ、中はとろっ、と仕上がります。肉の中でもおそらく豚足でしか堪能できない「カリとろ」食感は感動モノです。
栗山ノーサンの豚足はクセがないので、塩・こしょうで食べてもバツグンの美味しさ。わさびをつけると日本酒や焼酎との相性がバッチリ、レモンをしぼってマスタードをつければワインがグイグイすすみます。
出典:筆者にて撮影(やわらかひとくち豚足のトマト煮)
また、カレーや鍋ものなど煮込み料理に使うのもおすすめ。豚足から旨みが出て、ゼラチン質の部分が溶け出して全体が、とろっと、まろやかに仕上がります。とくにおすすめの味付けは、トマト風味。トマトのさわやかな風味でバツグンにおいしくいただけます。
きのこや豆などの野菜と一緒に、トマト缶を加えて煮込み、クミンやローズマリー、タイムなどのスパイスをしっかり利かせて食べると「豚足概念」が変わる美味しさです。
さわやかな風味の豚足はテリーヌにもアレンジ可能
出典:筆者にて撮影(日向夏ぽん酢の一口炙りとんそくパッケージ)
さらに、すぐに食べられる味付きの商品として開発されたのが「日向夏ぽん酢の一口炙りとんそく」。豚足の骨をぬいて一口サイズにカットした「骨抜き豚足」を使用。こんがり炭火で焼き上げ、宮崎県特産のフルーツ・日向夏を使ったぽん酢を使って仕上げた商品です。まったくクセがなくとろりとした食感、ほのかにぽん酢が利いた豚足は、じつにさわやか。ワインにもぴったりです。宮崎空港、鹿児島空港で大ヒット。首都圏の高級スーパーなどでも販売されています。
出典:筆者にて撮影(日向夏ぽん酢の一口炙りとんそくの盛り付け例)
冷たいまま、コリコリトロトロ食感を楽しんでもよし、温めてトロトロ食感を楽しむのもよし。ともかくクセになる美味しさです。
また、おすすめのアレンジは「テリーヌ」。湯煎解凍した「炙り豚足」を、バットなどに広げて好みの具材を加え、上からギュッと重しをして冷蔵庫に入れて冷やし固めれば、おしゃれなテリーヌがゼラチン不要で完成。コラーゲンたっぷりのプリプリ豚足テリーヌは、見た目もおしゃれでパーティーにもぴったりです。
出典:筆者にて撮影(薬膳豚足テリーヌ)
わたしがよく作るのは「薬膳豚足テリーヌ」。豚足同様、肌に潤いを与える効能があるナガイモと、アンチエイジングに役立つクコを組み合わせて仕上げます。食べた翌日、肌のしっとり感が違います。
出典:筆者にて撮影(やみつきスパイシー豚足Black/Red)
また、最近ではスパイスを利かせた「やみつきスパイシー豚足Black/Red」も登場。やわらかひとくち豚足に下味をつけてこんがり焼いて、ブラックペッパー、レッドペッパーをきかせた「トロッ、カリッ、ピリッ」な豚足は、ビールやハイボールにぴったりです。
ぜひ、美味しくて楽しい豚足グルメで、若々しいプルプル肌づくりを。