防災時に役立つ!オススメのキャンプ用品はコレ!
出典:photoAC
ある日突然やってくる天災。
日本は地震大国だけあって、いつ大地震が来てもおかしくないと言われていますし、近年、気候変動の影響もあって、大型の台風や豪雨も頻繁に列島を襲うようになってきています。
こうした状況に直面したときに大事なのは心構えと備え。起こってしまったときを想定し、常に冷静な判断ができるよう頭の中でシミュレーションをしておくこと、そしていざというときに必要となるであろう防災アイテムを確保しておくことはとても重要です。
そんな中、最近注目を集めているのがアウトドアアイテム。近年のアウトドアブームでキャンパーが増えたこともあり、アウトドア用品があれば、防災時に活躍してくれると改めて見直され始めました。
そこで今回は防災アイテムに加えて欲しい、防災でもキャンプでも役に立つアウトドアアイテムについてご紹介いたします。
ランタンとヘッドランプで暗闇は安心
懐中電灯を用意している方も多いとは思いますが、キャンプのマストアイテムでもあるランタンとヘッドランプがあれば、暗闇での避難時はかなり活躍してくれます。
出典:photoAC
ランタンの中でもガソリンを使用するタイプのものではなく、乾電池を使用するタイプのものがオススメ。ランタンがあれば、手で持つことなく取手に引っ掛けることができるため、広範囲に渡って照らしたいときに重宝してくれます。
頭につけるタイプのヘッドランプは、キャンプや登山、夜釣りなどでよく使われるアイテム。歩く方向を照らしながら、両手を空けて移動することができるため、真っ暗闇の中で移動するシチュエーションでは欠かせません。
また最近のこうしたヘッドランプは、乾電池だけでなく充電式のものもあるため、モバイルバッテリーを防災袋に入れている人はそちらのタイプもオススメです。
シングルバーナーが非常時のキッチンに
キャンプや登山で調理をするときのストーブとして使われるシングルバーナー。コンパクトにしまえるタイプが多く、場所を取らないのが特徴。
熱源はバーナーによって、細長いタイプのCB(カセットガスボンベ)缶と、OD(アウトドア)缶に分かれるため、購入したシングルバーナーに合わせてください。
※CB缶、OD缶を使用する際は、必ずシングルバーナーと同じメーカーの純正品をお使いください
出典:photoAC
出典:イワタニ・プリムス株式会社 公式サイト
こちらがあれば、簡単に火をつけることができますし、コッヘルなどを別途準備しておけば簡単にお湯を沸かすことができます。
また、メスティンがあればご飯を炊くことができますし、焼き物、蒸し物なども作ることができるため、一緒に用意しておくと良いでしょう。
出典:photoAC
調理から救急治療、修理にも活躍するマルチツールナイフ
いくつもの機能を有したナイフを含むマルチツールのことで、十得ナイフと呼ばれることもあります。
こちらのいいところはコンパクトかつたくさんの機能があること。そのため、たくさんの荷物を運ぶことができないようなシチュエーションで威力を発揮してくれます。
機能は機種によって異なるため、選ぶものによって変わってきますが、ナイフ、ハサミ、爪切り、ドライバー、缶切り、ピンセットなどが入ったものが防災用としてはオススメです。
出典:photoAC
アウトドアワゴンで避難用具一式を運搬
近年のアウトドアブーム以降、一気に需要が高まったのがアウトドアワゴン。いわゆる荷物を運搬するためのワゴンです。
ほとんどの機種で100kgほどの耐荷重があるため、いざというときに多くの荷物を一気に運べる機動力は魅力的。
自動ではないため、人力で備え付けのレバーを引っ張って運びますが、悪路対応のタイヤがついているため、極めてスムーズに進むことができます。
こちらはキャンプ、バーベキュー以外の用途は基本的にないと思いますが、防災のときには間違いなく役立ちます。ぜひ持っておきたいアイテムです。
出典:クイックキャンプ 公式サイト(株式会社eSPORTS)
まとめ
アウトドア用の製品は、サバイバルを前提に作られているものが多いため、頑丈で作りはしっかりしているものばかり。
さらに、ものによっては、コンパクトに畳める作りのものが多いため、多くの荷物を持ち運べない防災時には非常に重宝します。
防災用品を購入するときには、ぜひアウトドア用品もチェックしてみてくださいね。