雪印メグミルク「料理がクリーミー」は、煮込み料理でも分離しない?
出典:photoAC
「たまには、お店で食べるような凝った料理を作りたい」
そんな気分にぴったりなのが、雪印メグミルク「料理がクリーミー」。クリームを使ったフレンチやイタリアンなどの料理が、手軽に作れると評判です。
でも、心配なのは加熱によってクリームが分離すること。パッケージに「加熱に強い」とありますが、大丈夫なのでしょうか?実際に煮込み料理を作って、検証してみようと思います!
もくじ
乳製品の分離って、残念ですよね…
主婦歴17年の筆者。料理は好きですが、得意ではありません。クリームシチューを作れば牛乳が分離し、カレーにヨーグルトを足せば分離し……。大豆製品なら大丈夫かと思いきや、豆乳鍋でも豆乳が分離しました。
まろやかにしたくて乳製品や豆乳を入れるのに、分離して「モロモロ」な状態になると悲しいです。見た目も味も残念な仕上がりになってしまいます。
原因は、入れるタイミング?火加減が強すぎた?改善点は色々ありそうですが、たまにしか作らないので、次に作る時には忘れてしまいます。そして同じ失敗の繰り返し……。
そんな時に見つけたのが、雪印メグミルク「料理がクリーミー」です。
本当に加熱に強いの?数々の失敗をしてきた筆者には、にわかに信じられません。でも本当なら、料理の腕が格段に上がるかも!煮込み料理で検証してみたいと思います。
チキンのトマトクリーム煮を作ってみた
雪印メグミルクの公式サイトには、「料理がクリーミー」を使ったレシピがたくさん載っています。フレンチやイタリアンなど、ジャンルもさまざま。
意外なのは、「洋風茶わん蒸し」「クリームそうめん」「さばのクリーム味噌煮」など、和食のレシピが載っていることです。普段作る料理も、ガラッと味わいを変えることができそうですね。レパートリーが広がりそうです。
どれを作るか迷いますが、今回はフレンチレシピの中から「チキンのトマトクリーム煮」を選びました。いかにも「お店で食べるオシャレな料理」という雰囲気の写真に、期待が高まります。
材料は、いたってシンプル
「チキンのトマトクリーム煮」に使うのは、鶏もも肉・トマト・青じそ、そして「料理がクリーミー」。今回は4人分作るので、1パック(200ml)丸ごと使います。
ちなみに2人分だと、使う量は半分。コーヒーや紅茶にも使えるそうなので、残り半分はティータイムに取っておいても良いですね。
鶏肉とトマトを「料理がクリーミー」で煮込む
出典:筆者にて撮影(鶏肉とトマトを煮込んでいるところ。ソースがグツグツ煮立っています)
詳しいレシピは公式サイトに掲載されているので、ここでは作り方をざっくり紹介します。記事の最後に公式レシピのリンクを貼っておきますので、気になる方は、そちらをぜひ。
①塩・こしょう・片栗粉で下ごしらえした鶏肉をフライパンで焼く
レシピにはありませんが、クリームがこってりしそうなので鶏の皮は外しました。皮だけトースターでカリカリに焼いて、塩を振って食べるとおいしいです。
②切ったトマトを加え、蓋をして加熱
水などは加えませんが、トマトから水分が出るので大丈夫。
ちなみに今回使うのは、それほど熟しておらず、酸味が強いトマトです。酸味と乳製品を合わせて、分離しないのでしょうか?
確か、カッテージチーズは牛乳をレモンや酢で分離させて作る気がしますが……。
③「料理がクリーミー」を加えて煮る
中火でグツグツ煮ます。この段階で、個人的には分離のレッドゾーンです。
果たして、分離は起きるのか
出典:筆者にて撮影(チキンのトマトクリーム煮のソースの状態)
しばらく煮ましたが、ソースをしゃもじで伸ばしてみても「モロモロ」は確認されず、完璧な仕上がり。最後に塩・こしょうで味をととのえます。
まろやかで酸味があって、おいしい!
器に盛って、刻んだ青じそを乗せたら完成です。
食べてみると、クリームのまろやかさの中にトマトの酸味があって、思わず「ほう…」と、うなってしまいました。後味は、こってりしすぎません。20分で作ったとは思えない、本格的な味。
そして、クリームの分離は全く感じませんでした。雪印メグミルクさん、疑ってごめんなさい!
「料理がクリーミー」で、おもてなし料理を作ろう
加熱や酸に強いから、色々な料理に使うことができる「料理がクリーミー」。まろやかなコクが加わって、普段の料理が簡単に「お店の味」に格上げされそうです。
開封前は常温で保存できるので、買い置きしておけば、急なおもてなしにも便利。お子さんやお孫さんが喜ぶ洋風料理をササっと作ったら、株が上がってしまうかも!
スーパーの乳製品コーナーで見かけたら、ぜひ試してみてください。
(参考)
雪印メグミルク公式ウェブサイト
https://www.meg-snow.com/cooking-cream/
公式レシピ:「チキンのトマトクリーム煮」の作り方
https://www.meg-snow.com/recipe/detail/3092.html