まめ得のタネ

甘酒の次はこれ!「発酵あんこ」の効果と作り方

出典:筆者にて撮影(発酵あんこ)


和菓子に欠かせない“あんこ”は、あずきから作られているためヘルシーなイメージがあります。

しかし、手作りしている人なら分かるかと思いますが、想像以上に砂糖が入っています。健康を気遣って食べていた和菓子は、糖分のとりすぎになる落とし穴だったのです。

 

でも甘いものを断ち切るのは無理と思っている方に朗報です!

 

今回、砂糖を一切使わずに、あずきと麹で作る“発酵あんこ”をご紹介します。砂糖を使っていないのに、優しい自然の甘みが味わえ、なおかつ発酵のチカラで身体に優しい「まめ得」な健康食をお届けします。

 

 

発酵食品で身体健やか

 

発酵食品といえば、味噌や納豆、ヨーグルトなどを思い浮かべる方も多いはず。

これらの発酵食品には、生きた菌がたくさん含まれています。例えば、ヨーグルトや漬物に含まれる乳酸菌は、腸内を整える働きがあると言われています。

 

今回の“発酵あんこ”も発酵食品の一つです。よく甘酒は“飲む点滴”といわれ、美容と健康におすすめの効果があるそうです。“発酵あんこ”も同様で、米麹の発酵のチカラによって、腸内を整え、美容にも期待できるかもしれません。

罪悪感なく食べられる、自然の甘みが魅力的な和スイーツです。

 

 

発酵あんこの作り方

 

出典:筆者にて撮影(材料のあずきと米麹)

 

作り方は、甘酒とほぼ一緒、炊飯器で作ることができます。

 

あずきが指で潰せるくらいまで、鍋で茹でます。茹で上がったら、ザルに上げて60℃まで冷まし、そこへ米麹を加えてざっくりと混ぜ、炊飯器にセットします。

炊飯器の蓋は開けたままで、濡れ布巾を被せて保温モードで78時間経てば、完成です!

 

蓋を閉めると高温になりすぎて、麹菌が働かなくなるので、温度管理は大切です。

 

 

美味しい食べ方

 

発酵食品なので、麹の酸味も若干感じますが、それも美味しさの1つで、食べ方は通常のあんこと一緒。

 

筆者のおすすめは、あんバタートーストです。

 

出典:筆者にて撮影(あんバタートースト)

 

熱々のトーストに“発酵あんこ”を塗って、バターをのせて食べると、バターのコクとあんこの甘みが絶妙です。

 

出典:筆者にて撮影(どら焼き)

 

発酵あんこを作った時のおやつは、“どら焼き”が定番となっています。お彼岸シーズンにかかせない“おはぎ”や“ぼたもち”に使うのも良いかもしれません。

 

 

まとめ

 

身体にいいだけではなく、材料がたったの2つというのも大きな魅力。

筆者宅では、一度にたくさん作って、すぐに食べない分は小分けして冷凍しています。解凍する時は冷蔵庫でゆっくり解かすと風味を損ないません。

砂糖の甘さではなく、自然の甘みで身体にも優しい“発酵あんこ”、ぜひ作ってみてください。

 

 

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