「好好爺」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (237)

出典:筆者作成
街を歩いているときや、公園のベンチで日向ぼっこをしている年配の男性を見て、「優しそうな、いいおじいちゃんだな」と心が温まることはありませんか?そんな、性格が穏やかで、ニコニコとしていて、周囲の人に安心感を与えるようなお年寄りの男性を指す言葉が、この「好好爺」です。
漢字をよく見ると、「好きな、好きなおじいさん」と書きますが、読み方はそのまま「すきすきじい」ではありません。中国の言葉に由来しており、現代の日本では理想的なシニア世代の姿を象徴する表現として親しまれています。孫に囲まれて顔をほころばせる、あの優しい表情を思い浮かべてみてください。この「好好爺」は何と読むでしょうか?
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難読漢字クイズ「好好爺」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、好好爺(こうこうや)でした。
好好爺(こうこうや)とは、単に年を重ねた男性という意味ではなく、そこに善意や温和な人柄というニュアンスが加わった言葉です。語源は中国の唐の時代にまで遡るとされ、詩文の中でも情愛に満ちた老人を指す際に使われてきました。
よく似た言葉に「老紳士」がありますが、こちらは服装や立ち居振る舞いの気品に焦点を当てているのに対し、「好好爺」は内面から滲み出る人の良さに重きを置いた表現です。50代を過ぎ、これからどのようなシニアになりたいかを考える際、多くの人が一つの目標にする姿かもしれませんね。
ちなみに、女性の場合は「好好婆(こうこうば)」という言葉もありますが、一般的には「好好爺」の方が馴染み深い表現として定着しています。トゲのない、丸くなった大人の余裕を感じさせる素敵な言葉ですね。

