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「花衣」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (206)

出典:筆者作成


「花」に「衣」と書いて「花衣」。読んで字のごとく花と衣服に関係の深い言葉です。ただし、使われ方としてはいくつかあり、花をデザインとしてあしらっているような華やかな服という意味と、お花見などをするための装いを指すこともあります。

 

ただしどちらの場合も服に「花」が強く意識されている点では共通しており、花のように美しい服という誉め言葉として使われることもあります。

 

古くから花は人にとって美しさの象徴であり、ポジティブな意味として使われることが多いですよね。女性が花にたとえられることもあり、また一口に花といっても派手なものからつつましやかなものまで色々とあります。ただ共通して美しいということは、いつでも変わりがないのかもしれません。

 

では、「花衣」は何と読むでしょうか?

 

 

難読漢字クイズ「花衣」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、花衣(はなごろも)でした。

 

普通に読んでみれば良かったですね。美しい花が模様として描かれていたり、全体として花を想起させるような衣服や布のことを指す「花衣」。日本の伝統的な美意識と結びついており、特に和服や着物に多く用いられています。

 

花衣は季節ごとの花をモチーフにしたデザインが特徴で、春には桜や梅、夏には朝顔や百合、秋には菊や紅葉、冬には梅や南天などがあしらわれます。また単なる装飾品としてだけでなく、季節の移ろいを感じさせるものとしての役割も果たすことがあり、例えば春に桜の花模様の着物を着ることで、季節感を楽しむことができます。

 

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