「鎬」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (201)

出典:筆者作成
鎬とは、日本刀の側面(刃と峰の間)の山形に高くなっている筋のことを指します。日本刀は切れ味を鋭くするために刃を薄く、同時に簡単に折れないように頑丈につくることが求められました。その為に、刀匠たちが知恵を絞って生みだしたものこそが、鎬なのです。
さて、この「鎬」を何と読むでしょうか? 激しく戦うことを「鎬を削る」と例えて言うことがありますね。閃きましたか?
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難読漢字クイズ「鎬」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、鎬(しのぎ)でした。
「鎬(しのぎ)を削る」と言う例えは、もともと侍同士が日本刀で戦った際に、鎬が削れ落ちる程、激しく切り合う様子が語源になっています。現在では、日本刀で切り合うことはありませんので、スポーツや格闘技、また企業などの争いにも使用される慣用句になっています。